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Uwe Rosenberg
大学在学中にボーナンザをヒットさせ、そのおかげで留年をこいたという結構お茶目なデザイナーである。東洋的なモノが大好きで、これから東洋のモノをデザインしたゲームを続々と作っていく筈だ。
2002年、初めてのボードゲーム、ボーンハンザを出した。が、前評判ほどおもろくなかったみたいで、わしも購入はしていない。この人は別にボードゲームを手がける必要なぞ微塵もない。カードゲームが凄まじくおもろいものばかりなのだから。
デザインの特徴は今まで及びも付かなかった手順。誰が手札の順番を変えたら駄目だなんて思いつくだろう? 誰が隣の人に手札を交換していくなんて思いつくだろう? 前者などは特にプレイヤーのモラルに委ねられるところで、ズルをしようと思えばなんぼでも出来るのである。
わいわいと楽しくカードゲームをするなら間違いなくローゼンベルクがナンバー1だ。全てのカードゲームに他人との楽しい駆け引きが溢れている。ロングセラーになるカードゲームはそう多くはない。しかしボーナンザは相変わらず売れ続けているのだ。
2007年アグリコラの大ヒット以来ボードゲームのデザインが多くなった。アグリコラは駒を配置してアクションを選択するシステムのブームを巻き起こすくらいの衝撃をゲーム業界に与えた。