Bruno Faidutti

Nothing
Winner

Bruno Faidutti

ブルーノ・フェドゥッティ
1961年 フランス

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Ohne Furcht und Adel
ババンク
Vabanque

あやつり人形で大ブレイクしたデザイナーで、キャラクター色豊かなデザインはなんとなくトレーディングカードゲームの王者マジック・ザ・ギャザリングをイメージさせる。

それからデザインするゲームはほとんどといっていい程キャラクター、キャラクター、キャラクター。あまりにもキャラクター物ばかり作るし、そのキャラクターがファンタジー色が濃いので、勝手に『デブで髭面のおたくなおっさん』というイメージを持っていた。出典はロード・オブ・ザ・リングのピーター・ジャクソン監督(笑)


ピータージャクソン。ウーム、ボデーが写ってる写真がないのう。相当なデブやで。


ところが、実際に写真を見ると、ジャン・レノのようななかなかかっちょいい人じゃないか。見た目重視の俺はこれで一発で気に入った。しかも経歴は「絶対に元海洋堂の社員」と思ってたのに、経済学の先生という。

ふーむ、経済学部出身の俺としては絶対に逃せないデザイナーだ。
この人はとんでもないゲーム好きらしく、自分でお城を借り切ってゲーム大会をしたという。俺が今一番友達になりたい人である。

この人のデザインは冒頭に書いたように、キャラクター物の一言に尽きる。トイバーにしろクラマーにしろ、今までドイツゲームはキャラクター物はあまりなかった。アブストラクトがないのと同じく、それはドイツゲームを特徴付けていたとも言える。

つまりフェドゥッティはドイツゲーム界に新しい旋風を巻き起こしたのだ。これはフランス人だからこそ出来たのだと思う。フランスは日本のアニメがとても流行っている国なのだ。昔は『UFOロボグレンダイザー』、今は『ドラゴンボール』、そういうのが大流行りしている国がフランスである。これは映画の世界でも言える。『ジェヴォーダンの獣』や『ヴィドック』を観れば解ると思うが、思いっきり日本のアニメ調なのだが、雰囲気は独特の感性がありとても良い。

そういった土壌があるからこそフェドゥッティはキャラクター色の強いゲームをデザインしたのだろう。

ドイツに新しい風を巻き起こしたのは、日本のMANGAの影響を受けたブルーノ・フェドゥッティその人なのだ。日本人好みのデザインセンス、これからもフェドゥッティのゲームに目が離せない。


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