このゲームは去年のエッセンで『あやつり人形』のフェドゥッティと売り出し中のシャハトの共作で、さらに、このゲームを出さんが為にDays of Wonder社を立ち上げたという鳴り物入りでデビューした。(なんでもゲームの企画をHans im Gluck社に持ち込んだらしいのだが、同社が売りだそうと思っていた『マジェラン』と競りゲームとして被るのでポシャったらしい。それでアメリカ資本のこの会社から出たのだ)ファンタジー色たっぷりで美麗なカード群、3色の美しいガラス製のドラゴンストーン、綺麗にカッティングされた木製の金貨というこのコンポーネントに誰もが魅かれたと思う。
Days of Wonder社では追加キャラクターを募集してる。わしも送ろうと色々アイデアを絞っている。ただブランクカードが3枚しかついてないので、これからカードが増えると困る事になる。(まあ既に5枚も公開されてるので困っていると思うけどね)そこでわしが考えたのは、ブランクカードに数字を割り振って、ゲームをやる時に印刷したカードを気分によって3枚選び出し、適当に番号を名付けてやる方法。これならカードが増えても対応出来るし、贋牌にもならない。しかしこの会社はコンポーネントはもとより名前がいいねえ。