Bruno Faidutti

Blue Games

3〜6人用
40分

ドラゴンズゴールド

ルール説明

ドラゴンカードの上の財宝を奪うゲーム。

プレイヤーはそれぞれ1、2、3、4の攻撃力が書かれた戦士カードを受けとる。このカードをドラゴンに置いていきドラゴンの耐久力以上になるとドラゴンが死んだ事になり、財宝を貰える。

財宝はそのドラゴンを倒すのに協力したプレイヤー間で、1分以内に決めるが、決まらない場合、誰もその財宝を手に入れることが出来ない。

交渉の条件は、いんじゃん、コイントス等、運に頼らない。未来の約束をしてはいけないなど、その今の財宝に関してだけ決める。また余らせてもいけない。

こうして、一番、財宝ポイントを貯めた人が勝ち。

プレイ感

交渉システムがピットに相通ずる感じがしてやる前はかなりおもろいんちゃうの? とワクワクした。

システム上、多人数でないとおもろくなさそうなのでTAM、たっかん、従姉妹二人入れての5人プレイにて、ドラゴン退治に出陣。

最初、ごちゃごちゃと手間取った(いつ裏返ったカードをオープンに出来るのかが解らんかったのよ)が、ようやく交渉開始。

「じゃあ、これとこれは僕で、これとこれはたっかん、これとこれはMIRUさんでどうですか?」
TAMがほぼ均等に分ける。すぐにオッケー。

次の分配では、「うちがこれで、ピノキャットはこれでどう?」
「いや、うちはこれだけでええわ」
ちょっとバランスがおかしいけどオッケー。

次の分配では「わしはこれで、お前これな」
オッケー。


真ん中の砂時計が神に等しいのだ。こうやって4人のキャラクターをドラゴンに配置していく。ドラゴンの耐久力以上になれば配置した者だけで交渉開始。最初から宝物が載っているのもあれば、ないドラゴンもいる。宝物は数が一番でないと得点が貰えない宝石とか、その枚数で得点になる金貨と銀貨、魔法カードが貰えるマジックアイテム、それを持ってるだけで15点も貰えるが、宝石による得点が出来なくなる黒ダイヤなどがある。

うーーーーん、なんかいつも均等で普通に分配されるので、まったく盛り上がらずに終了。

なんかただの作業のような気が……。

一応、上級ルールでやったので魔法も使ったのだが、使い時も分からずに、しょぼしょぼやった。

噂の『見えざる手』(ドラゴンの宝物を他のプレイヤーにばれない限り1個ずつ盗んでよいという、このゲームを有名にした魔法カード)はTAMが持ってて、2個ほど盗んだらしいけど、なんともドラゴンの宝を取り出したりする手順ばかりに気をとられて使うのを忘れてしまう。

結局、黒ダイヤを最初に獲得したわしがトップ。ぶっちぎりかなあと思ったけど、意外と僅差。まあ、均等に分配してたらそうなるわな。

ちょっと時間がなかったので1回しかやってないけど、淡々と流れるゲームでした。もっかいやらんといかんなあ。ルールのイメージから盛り上がると思ってたのに拍子抜けした。木製の宝物チップはかなりいいのに勿体無い。ひょっとしてゴネにゴネんとおもろくないゲームなんかも知れんな。

TAMのコメント

『見えざる手』だけひとりでドキドキして盛り上がってました。盗めません! 結構おもろかったなあ。

たっかん「ひとつしか置いてない宝、盗んだらそらばれるって!」

gioco del mondo