たっかんが前に日本初のボードゲームバーＢｅｅ江坂に遊びにいき、おもろかったというてた。
「隣では、女の子連れがＣｉａｏＣｉａｏをやってました。腕あげて、腋みせて、ぎゃはははと言うて喜んでましたわ」
腋？
数あるフェチの中でも腋は俺の第３番目のフェチにあたる。そうときいては黙っておれない。
「可愛かったんか？」
「いや、ぶっさいくでしたわ」
不細工なのか。やや萎えだな。でも腋だけみる分には文句はないだろう。。
それからおねいちゃんの腋を見に……もといこの日本一ファンキーモンキーベイビーなボードゲームＨＰジョーコデルモンドの管理人の義務として行かねばならないだろう。
なんといっても、もうすぐ夏が終わるではないか！ そうなるとノースリーブじゃなくなるのだ。
腋が見れない。
つう訳で、ＴＡＭ夫妻とＢｅｅ梅田ちょっくら行ってきた。なんか調べてたら梅田に出来てたようだ。腋バーが。
エレベーターが開くと、いきなり１３日の金曜日ぽい、ホラーチックなたたずまいに好感触を得る。
これならイケル！ 腋が（謎）
店内に入るとなかなかいかした兄ちゃんが席を案内してくれる。横ではおねいちゃん店員が、客にダーツの説明をしている。
基本的にここはダーツバーなのだ。キムタクのせいでダーツなんて超暗いオタクなゲームがお洒落として人気を博してるのだ。
ダーツ言うたら、ちっちゃい頃やってたら、壁にぶすぶす穴が開いてお母んから「禁止！」と言われたゲーム以外記憶はない。
しかし、ここで俺様は逃さなかった、説明してるおねいちゃん結構可愛いやん。にょほ
で、席につくと、いきなり左手に刻印を施された。
な、なんだこれは！ こんな刻印はローマの奴隷制以来廃止になったと思ってたのに。
悪魔か！ 悪魔がそうさせるのか！
「お会計に使います」
らしい。。。
座ってみて思ったのは、この丸いちっこいテーブルで、一体どうやってカタンせいっちゅうんじゃ！ という怒りである。
夏の思い出というカクテルを頼むが、やたらめったら来るのが遅い。
ＴＡＭ「これ遅いのん全然いけてませんねえ」
確かに。
店内で腋を見せてるおねいちゃんがいないかと見回したが、皆、普通にダーツしかやっとらんやん。。
ＣｉａｏＣｉａｏで腋見せてる不細工な女なんかおらんやんけ。
不細工でもいいから腋みせろー！
あ！ ドリンクも来ぬままに、すくっと立ち上がる俺。
「パペットマペット！」
うしくーん。
なんかこれでいきなり心和む俺。
しかしここで２０分くらいパペットマペットをやってる場合ではない。ＨＰの為にも情報収集せねば。
席を立ち上がりボードゲームがないか探す俺。近くにあったのはうしくんとかえるくん、アンゲーム、ＵＮＯ、ジェンガくらいである。
カタンとかないんかのうと入り口付近に行くと、黒ひげ危機一髪を発見。ブロックス、ガイスター、ミッドナイトパーティが置いてある。
ほっ、一応置いてるんや。
で、何を持っていこうかと吟味してたら、「どんどんやってくださいね！」と声が。振り替えると最初に見たおねいちゃんではないか！
「これなんかいいですよ！」
真ん中に人形が乗ってて、周りのブロックをハンマーで叩き落としていく超懐かしいゲームを取り出してきた。
「これ、落とさないようにブロックを抜いていくんですよ」
見たらわかるわい。
「あ、人形を落とすように打つんかな？」
「阿呆か！ そんなんいきなり人形乗ってるブロック打ち込んだら仕舞いやんけ」
「そうですよね、あははは」
「こらあ！ どきんちゃんのキーホルダー付けてる場合じゃなくてルール覚えとけー」
愛想よくて可愛いから許す。
という訳でおねいちゃんに手渡されたそのゲームを持ってきて打ち抜く。
ま、あ、こんなもんかな。。
そっからそれを元の場所に戻してまたおねいちゃんと会話しようと思ったらいねえでやんの。しょうがないのでブロックスを持って帰ってきた。
ＴＡＭ嫁「あれ、赤の５つの棒がないですよ？」
ひょっとして、誰か、折ったんちゃうん？
確かに１つの奴が２つあって、４つの棒が２つになってた。。。
誰だー！
で、ＴＡＭの圧勝に終わった後、再び行くが、ちと場所が離れていて自然に声をかける事できず。（何しにいってるのだろう）
やった事ないゲームでもやるかと思ってアンゲームを持ってきた。質問に答えるゲームらしい。
「あなたにとって信仰心とは何ですか」
坊主？
って、おい、これ白人のゲームやんけ。
他にも「いじめられた時の思いを言ってください」とか「あなたの夢はなんですか？」とか「たくさんの人に囲まれるとあなたはどう思いますか？」とか家庭内暴力で崩壊した家族にカウンセラーが
「これを子どもたちとやってください」
「これでなんとかなるのでしょうか？」
「今は私を信じてやってください」
「あ、あなた、よよよ……」
「この方を信じるしかないんだ、母さん」
みたいに渡される内容やん。
ゲームじゃねええ！
と声をあげて叫びたかったが、タイトルからしてアンゲームとか言われると言い返せねえぜ。
結局２時間ほどで帰った。
うーん、あくまでゲーセンみたいなダーツを楽しむようなバーであって、ボードゲームをやるって感じじゃないな。やったとしても、ジェンガやヴィラパレッティ、アルボスの木などのアクション系、アップルトゥアップルやｃｉａｏｃｉａｏなどのパーティ系くらいしかあわん。コロレットなんかのカードゲームもいいんやけど、いかんせん、テーブルの幅が狭すぎる。場にオープンするタイプのは駄目でマンマミーア、ククなどはいいかも知れない。
もう少し落ち着いた感じをイメージしてただけに、妙な感じがした。ざわついてるここでカタンは難しかろう。まあ、酒飲むとこで考えるゲームはあかんに決まってるんやろうけどね。
おねいちゃんも「あー、うしくーん、かえるくんが探してたよ」とか気軽に声をかけてくるし、愛想のいい子が多いのはなかなかに好感度は高いけどさ。腋をもっと見せて……まあ、これはいいか。。。
消化不良であったので、自宅に帰ってアメンラーをやったとさ。
うーん、写真撮ってくれば良かったな。