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Michael Schacht
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Abacus
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3〜5人
10分
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コロレット
ルール説明
駿河屋で購入
カードを引いて3枚までになるようにプレイ人数分ある列カードに置くか、列カードを丸々取る。
同じ色カードの枚数が多いほど点数が高くなるが、3色まで。4色目以上は逆にマイナスとなる。
最終ラウンドが終わって得点集計する。
人数分の列カードにめくっては並べ、めくっては並べする。3枚までしか置けないが、それを丸々取ると一旦ラウンドから抜ける。全員取ると、再び列カードを戻してファイナルラウンドカードがめくられるまで同じ手順を繰り返すだけ。めくるか、取るかしか出来ないのがミソ。右下に見えるのが得点ボードで、同色カードの枚数が多いほど得点率はアップするように出来ている。
プレイ感
あちこちでおもろいと評判なので、期待してプレイした。シャハトのゲームって初めてなんよなあ。
とりあえず4人で疲れた頃にプレイ。
ほい。
ほい、
ほい、
取り。
ほい、
ほい、
取り。
……
ファイナルラウンド
勝ったー。
な、何、このあっさり感?
「もっかいやろか?」
かなり疲れてたにも関わらず、やろうという事に。
……
はい、勝ちー。
「もっかいやる?」
……
うーん、同点かあ。3人並んで勝利。
所要時間10分。
なんちゅうあっさりしたゲームじゃあ。ここを読んでるとおもんないように思うでしょ?
でもおもろいねん、これが。やる前、色だけで愛想のないカードやなと思ってたが、非常に綺麗な色使いやとすぐに気付く。
カードの色遣いはとても綺麗。左にあるのがどんな色にもなる最高に便利なカード。これは序盤の状態だが、今回は素晴らしいくらいたくさんの色のカードをゲットさせて貰った。。。ちきしょー!(T_T)
MIRUなどは、ディフェンシブで、1枚しか取らなかったりしていたが、案の定、得点は伸びず3ゲーム共びり。まあ、普通に考えたら、1枚だけこつこつ取ったら勝てるゲームなら、ルールとして失格やろな。。。わしはたくさんの種類を取ったりもしたが3連勝した。冒険心が必要です。
あっさりした中にも、カードを引くか、取るかといった二択しかないが程よいジレンマがあって、楽しくプレイ出来る。
中毒性のある軽く楽しむ感じとしてはトランスアメリカ、ブロックスに似てるが、面白さではブロックス、用意や後片付けの簡単さでコロレットに軍配があがる。
何回やっても疲れない、素晴らしいカードゲームです。この対極にあるのが、手順のややこしいボーナンザやと思う。どっちも面白いねんけどね。さすがゲーム大賞にノミネートされただけはあるわ。
シャハトのゲームを初めてやったが、いいデザイナーってのが解る。しかし、こういうあっさりタイプのゲームは外れると痛いねんけどねえ。もう少しシャハトのゲームを色々やってみたい。あまりにもあっさりしてるので、当初をつけるかどうか悩んだ。しかしこのあっさり感はとても気持ちの良いあっさりなんだな。わあーー! と盛り上がるもんでもないし(盛り上がると楽しいのだがあとで疲れるケースがある)、まったく疲れないので、これからヘビーローテーションでやる気がする。もってて損はないゲームです。
個人的に、ゲーム大賞にノミネートされたカードゲームに外れはない気がするなあ。お試しあれ。
かなり経ってから初心者のケイとTAMと3人でやることになった。今、この文書を読み直して驚いている。あっさり? そんなんじゃない。恐るべきジレンマたっぷりのめくりに力の入るゲームだ。相手にどうリスクを背負わせて配置してやるか、悩み所は十分過ぎるほどあり、かなり熱いゲームだった。びびって芋引いてしまうと、このようにさっぱりになってしまうのだが、このゲームの真の楽しさは、強引にめくってしまうところなのだ。またそうしないと勝てない