Michael Rieneck

Michael Rieneck

ミハエル・リーネック
1966年 ドイツ

これを買え 個人的ベスト
大聖堂
Die Saulen der Erde
カルタヘナW -反乱-
Cartagena Die Meuterei

リーネックは、ゲーマー向けのゲームとファミリー向けゲームの中間を狙うデザイナーで、ターゲット層はフェルドと完全に被っている。最も激しかったのは2007年の戦いだろう。互いにマニア寄りのしかもテーマがほとんど同じのゲームを出した。フェルドはノートルダム、リーネックは大聖堂だ。
結果、ファンはリーネックの大聖堂を選んだ。得票は大聖堂が3957ポイントに対してノートルダムは2980ポイントとなっており、大聖堂の完勝といっていい。
ところがこのターゲット層を狙っているはずの、aleaブランドはフェルドばかりを使って次々に新作を送り出してきているのは実に興味深い出来事だ。KOSMOSのリーネック対aleaのフェルドという図式に置き換えてもいい。

安田均は、フェルドよりもリーネックを高く評価しているようだが、ジョーコデルモンドではリーネックの評価がかなり低いのは以下のレビューを読んでの通り。個人差なのだが、わしにはどうにも切れ味の鈍いなんとも垢抜けない田舎くさいデザインで、もたもたしてるというか、なんだかなあというケースが多々ある。

ところが昨今流行りの原作物ゲームという観点からみてみるとリーネックほど、原作の雰囲気を損なわないデザイナーもいないのだ。フェルドやドーンも原作物を出したが、こと原作物という事に限っていえば、この二人はリーネックには歯が立たない。セイラムの魔法使いでは能力の違う旧支配者を再現し、大聖堂では登場人物たちを、そしてカルタヘナ反乱でも同様に海賊たちの個性をカード化した。これらはすべて原作ファンでも楽しめる工夫がされているのだ。

確かに田舎臭いもっさり感はあるが、それ以上に見るものがあるのが、原作の雰囲気を壊さないデザインだろう。今後も、原作物が出てくるだろうが、そこにリーネックと刻印されているのがステータスになる、そんな気がする。


カルタヘナW -反乱-
Cartagena Die Meuterei

セイラムの魔法使い
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大聖堂
Die Saulen der Erde

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In 80 Tagen um die Welt

ドラキュラ
Dracula

gioco del mondo