3歳児とあそぶ

前の2歳児と遊ぶは一瞬で終わり、既に子供も3歳となった。というわけで、ここからさらに出来るゲームが増えてくると思われ、続編はこちらで書いていきます。
最近は、ボードゲームに非常に興味を持ち、「あれやりたい、これやりたい」とか「えーと、次は何にしようかな」なんて生意気な口調になってきてます。ただ選ぶのが大人向けのグランクリュだったり、アンドールの伝説やったりして結構困ったりします。
ただこの年齢でも5歳以上とかの幼児用のゲームは難しく、うちでは正式ルールではなく、適当にルールを作ってサイコロを振って進めるとか、ビー玉を弾くとか、そういったやったった感を出して楽しませてます。

ベッポ


レビュー


2歳から3歳になるあたりで出してきた。これは明らかに子供向けやけど、2歳児ではちょっと難しいかなと思った。こちらで方角を決めてあげないといけないが、アクションが派手なのでそれなりに気に入って遊んでた。大人が本気モードで狙う訳にはいかないので完全に接待プレイとなる。ただ改めて遊んでみたが、非常によく出来てるなあと感心した。子供は一時嵌ってたものの、別のゲームに興味がいってしまい最近はやってない。

恐竜発掘ディノ


レビュー


前にJyamaさんと紺碧さんが来てた時に一緒にやったのを覚えていたのか、やりたいというので出してきた。さすがにコンコンと叩くのは無理で、ぐいぐいと引き倒すようにして遊んでる。また横方向に叩く仕草は難しいようだ。しかしこれがかなりお気に入りで、しょっちゅう「ワニのゲームやりたい」と言うようになった。化石の面も少しは理解しているようで、外れだったら手に入れられないというのも反対はしない。ただひとつ、最後にキーっとなって一気に破壊するところだけが問題である。でも幼児用としてこれはお勧め出来る。

メモリーかくれんぼ


レビュー


そうそう、これはそもそも子供と遊ぶために買うたんやったと思いだして、出してきた。3匹の動物がかくれんぼするのだが、その居なくなった動物を当てるというルールを果たして理解しているのかは疑問である。大体、1匹は当てる。これがたまたま当たっているのか、本人が理解して当てているのかは解らない。何度かやったら飽きたみたいで、それほど好みではなかったようだ。

みんなともだち


レビュー


これもすっかり忘れてたが、子供とやる為に買うたんやった。そしてこれはやっぱり大当たりやった。特にプレゼントのところが大好きみたいで、「プレゼントする?」とサイコロを振る度に言う。お互いにプレゼントしあうってのが実に実に素晴らしい。その後、ギューっと抱きしめるのもとても嬉しそう。サイコロも振るし、いやあ、これはほんまにええゲームやわ。嫁もいつも参加したいというが未だ叶わず。

スティッキー


レビュー


対象年齢は高めやけど、内容的にいけると思いやってみた。
この手のバランスゲームは子供受けがとても良い。喜んで「もっかい、もっかい」と言う。そこ抜いて大丈夫かというところをミラクルなプレイで切り抜けるので色々と驚く。
ただし、倒れるとうれしがるので、一発目からわざと倒すようになった。それを注意すると、やりたがらなくなってしまった。これは恐竜発掘ディノにも同様の事が言えるので気をつけた方が良い。失敗したなあ。

ワニにのる?


レビュー


「どれにしよかなあ」と言いながら大人向けのものを選ぶので、しょうがなしにこれなら出来ると出してきた。子供とやるには賛否両論あったようだが、うちの子供はかなり気に入った様子。乱暴な置き方で、崩してしまったりもするが、時には奇跡的に成功したりする。
積み木とさいころはこの時代の子供にはとても受けが良いようだ。
これもスティッキーと同様に倒れると「あ”ーーーっ!」と奇声を上げて喜ぶ。それがとても可愛いので難易度は高いが最近はこれをよくやってる。

イチゴリラ


レビュー


いつも子供がお世話になってる人にプレゼントするもんを探してた時に候補にのぼった。豪華タイル版もあるので、大人がやるよりももっとおもろいもんが見いだせるかもと子供とやってみた。
これがまったく駄目でダラダラとカードめくりが続く。5のカードが多すぎてゲームにならないのだ。
親もすげえつまらん。このゲームを楽しめる対象年齢は異常に狭いんとちゃうか?
ちなみにプレゼントはスティッキーに決めた。

お星さま、きらきら


レビュー


こいつの存在をすっかり忘れてた。唯一、今回の部で対象年齢が3歳半からとある。早速、妄想してたとおり、寝しなにやることにする。
さいころの目で青以外はまったく意味のない目なのだが、これくらいの子供はさいころを転がすのが楽しいらしく延々とさいころを振っても飽きないようだ。なるほどと思った。
また憂鬱な月の絵は1回休みなのだが、この絵が気に入ってるらしく、この目が出ると非常に喜ぶ。喜ぶので「ほげぇ」と呼んでる。
そして勝敗が決まり、そのほかの星も一緒に空に戻して電気を消すと、夜光塗料の星が夜空に光る。それを見て「きれい、きれい」と喜ぶのである。またプレイヤーの家も光るので、これは誰の家? と訪ねると「パパのいえ」とか「こたのいえ」と言う。
好きなお星様はどれ? と訪ねるとやはり月をさす。流れ星もあったりして、お話しながら寝かせる事ができる。
なんせこれは親の満足度が非常に高く、子供を喜ばしたった感や、わしが選んだものに間違いはない感が半端じゃない。一日の終わりはいつもこれで締めている。最近は、これを見ながら寝るのが良いらしく、片づけようとすると怒るので、そのままにしている。

実のところ、このゲームのサイコロ振りは無意味なのだが、子供にとってはサイコロ振って何かを動かす行為そのものが楽しいという新しい発見をした。というのはキャントストップもよくやらされる。当然、まったく出来ないのでサイコロの目に従って適当に駒を動かすだけ。それなのに飽きもせずやらされる。大人には意味がないことでも子供にとって意味があるという大切な事を知った。街コロの評価が最近、わしの中で急上昇してる。これを子供とやったら絶対に楽しめる筈で、人気があるのもうなずけるとようやく気づいた。まだまだゲームなりに遊べてないと自分で反省している。

gioco del mondo