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Gunter Baars
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Selecta
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2〜4人用
10分
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メモリーかくれんぼ
仲良し動物たち16匹が皆でピクニックにいきます。
でも、中に3匹のいたずらっ子がいたのです。
3匹がいなくなって、さあ大変!
かくれんぼをやりだした動物を探しましょう!
プレイ感
ギュンターバース計画の一環として、とりあえずSelecta社は和訳ルール付なので輸入してみた。完全な記憶力ゲームでBBに果敢に挑んでみた。
16枚の動物カードから3枚裏向きに取る。後は順番に次々にめくっていき、いなかった動物を探すというもの。
最初は、ルールに書いてる通り「猫さん、オウムさん、ライオンさん…」という感じにめくりながら復唱する。
しっかりとした厚紙タイルに動物が描かれている。これを裏向けにして一枚ずつめくっていくのだ。最初に抜いた3枚を当てるというとても簡単なゲーム。
13枚見終えるとすぐに、自分のボードに3つの印を置く。このボードが木製な上に、カラー図絵にニスが塗られて素晴らしい造りをしている。また得点ボードも兼ね備えており、得点駒も紐で結わえられ、ただひとつの問題点を除けば文句なしである。
一応、今回は上級ルールの、間違ったらマイナス1点という形式にした。3つ答えるのに自信がなければ、2つにしておけばいいのだ。
3つのチップを置いて、かくれんぼした動物を探すのだ! 木製ボードにはニスが塗られている。上が得点ボードとなっており、それぞれ色の違うポイントマーカーをなくさないようにゴム紐が通っている。すばらしい!
1ラウンド目、わしゃ3つ置いたが1問間違いで1点しか獲得できなかったのに対してBBは全問正解で3点。
くー、やはり記憶力系は勝てないのか!
2ラウンド目以降は、復唱せずに行った。ここで異変が起きたのだ!
BB「あ、あれ? 分からん。なんやっけ…」
前の記憶と混ざりだした。しかも声に出さなかったのが効いてるようだ。このゲーム3ラウンド行って点数の多い人が勝ちなのだ。
2ラウンド目にBB、失策をして0点。わしゃ無理をせず2つ置いて2問正解である。
3ラウンド目、そろそろこいつはやりだすはずである。ズルを……
素晴らしいボードの欠点は、こういうズルに対して無防備というところなのだ。とういう訳で、先手をうって、箱で囲って覗き見できないようにしてやった。ざまーみろ!
BB「ああ、ズルっ子しよう思ったのに!」
やっぱり…
3ラウンド目も2点掛けで2問正解、BBは3点掛けで2問正解で、わしの勝利!
所要時間10分
2回戦目、BBが私にめくらせてよというので、めくらせたら、まず自分だけが見て、それから場に出し始めた。
お、お前、どんなけずるいねん。。
2回戦目は同点でしたとさ。結構ね、3つは分からんねん。2つは大体覚えてるねんけどなあ。
BBのコメント
全然、まじで分からんかった。絵とか可愛いし、すぐに終わるし、面白かった。私がズルっ子したん書かんといてやー。(もう書いたっちゅうねん)
TAMのコメント
うわ! これむっさいいゲームじゃないっすか! 次輸入する時は一緒にお願いします! 今度嫁来たら、是非やらしてあげてください。
ソマーリオ
確かに記憶力ゲームだが、普通記憶力ゲームというのは正解を当てるゲームなのに対して、これはないのを答えるという変わったスタンスのゲームである。
これだけで、わしの脳の負担は異常に減った。もう、小さいおばけがどれほどつらい中勝負してたか。左脳、限界まで動かし続け、ガリガリと何度も復唱しながら記憶を刻み込み、そしてようやく勝利できたのだ。もう、左脳のレッドゾーンは完全にピークを過ぎてた。←大げさ
このゲーム、逆転の発想で、脳の負担が減り、疲れにくくなった。また途中で書いてるようにボードはとても素晴らしい造りをしており、絵も可愛らしい。
小さい子供には、最初から動物を減らして遊ぶという提案まであり、年齢を選ばないところもいい。ありがとう! ばっさん!
まあ、値段の割りに簡単なゲームなので、そこらへんは割り引いて考えてほしい。子供用全般に言えることやけどね。でも、持っていて満足度の高いゲームなのだ。
と言うわけでクリスマスに甥っ子、姪っ子らと遊んでみた。子供の記憶力はやっぱり凄かった。非常に楽しそうに何度もやったわ。そして親にも非常によく出来たゲームやと大好評でした。大人と子供が一緒に全力で楽しめるゲームを作るばっさんはすげえわ。
うーむ、これ子供ゲーム大賞取っても良かったんちゃう? と思ったらこれの出る3年前にさがしものは何?という同じシステムのカードゲームがあったみたい。財力のない人はこちらのカードゲームをどうぞ。