Thomas Liesching

Zoch

3〜5人用
40分

ナイアガラ

ルール説明

駿河屋で購入
激流のすぐそばに、宝石がある。
カヌーでこの宝石を集めろ。
パドルだ、パドルが命だ!
ナイアガラの滝壷に落ちるのは、日体大カヌー部として恥なのだ。

プレイ感

豪華絢爛なコンポーネンツにびっくり! さすがはコンポーネンツにはうるさいツォッホ。思わずメビウスが輸入するより早く個人輸入。4人以上でないとおもろないという噂だが、せっかく早めに入手したのでたっかん、ひきぷと3人プレイ。

これなんも知らんうちに開けてたら、びっくりしたやろうなあ。もう凄いから、コンポーネンツ。

もう川がごごごおごごーーー! と流れて

たっかん「パドルだ。パドルせんと!!」

てな感じになる。


一瞬にして川下へ。それがナイアガラの滝。パドルだ、パドルしろ! 日体大カヌー部やった厳しい練習を思い出せ!


ぐおおお!!! 落ちるうううーーー!! 激しい、激しすぎるぜ、ナイアガラ!

色違い5個か、同種4個か、合計7個集めたら勝つ。しかしその宝石、寺尾あきらが歌う奴がちょー遠いでやんの。

滝壷の真横やんけ!!


あのいっちゃん奥のマスでないとルビーは手に入らないのだ。その手前にサファイアがある。アメジスト、ダイヤなどは上流にあるのですぐに取って帰れる。ちなみに川は引っ掛かりやすいので、コツはロープの線を越えてぐいっと多めに押し込む事だ。そうすると引っ掛かる事は少なくなる。川タイルの端が艀にくるくらいの気持で、なんせ多めに押しておくだ。

しかし果敢にニア寄せするたっかん。

・・・こいつ男になったのう


ここが全てを吸い込む激流の執着地点だ。この透明タイルを上流からがそーっと押すことにより滝壺へ落ちる仕掛け。

パドルだ、たっかん、パドルこそ男の命だ!

激流がおそう。激流を作るのはわしとひきぷだ。もう滝壷に落としたろうと思って6とか5だ。

※ 隠れ入札でカヌーを進める数を出すのだが、全員のうちで最低の数を出しただけ川は流れる。つまり全員が慌てて戻ろうとしても同じだけ戻されるという鬼のシステムなのだ。それに気候があって、これが変わればさらに流れは早くなる。

たっかん「じゃ、ここで2です」

おお! それならば2しか流れない。

・・・男になったなあ、たっかん


男たっかん35歳。ルビーを取りに深部へ行く。

わし「ほな、お前のそのルビーをわしが貰ってと」

たっかん「・・・・。まじっすか!!!」

わし「いやあ、お前、2出すん見えてたもん」

※ このゲーム相手と丁度のマスに止まれば宝石奪える。わざわざ危険なところにいかずとも数を勘定してたのだ。


奪い合いにつぐ奪い合い。カヌーニア寄せ。左に見えるのが天候を表す木製の雲マーカーで、川の流れに変化をもたらす。

なんせ遠いところは、鵜飼いの鵜のごとくたっかんを操り、アメジスト、ダイヤなど安全なところにある宝石は自分で取り、

ひきぷ「あれ、お前勝ちちゃうん?」

わしのカヌーは4個目のダイヤの場所に着岸している。そしてスタートプレイヤーは俺からでパドルは一気に陸揚げ出来る6だ。つまり誰もこれを奪う事は出来ないのだ。


この荒々しい天候を見事読み切った。

そう、わしゃ川の流れを読んで、ここに流れて着くように動かしたのだ。宝石は積み卸しに2移動ポイントが必要で、カヌーを動かす最初の位置もしくは2残してゲット地点に到達させるしか手に入れる事はできない。つまり最初もしくは最後に2使って積み卸す。つまりスタートプレイヤーになる時に、元位置にゲット出来るように川の流れを操作した。

所要時間35分

たっかんのコメント

これはおもろいですねえ。川ものすご激流ですわ。日体大カヌー部やった時代、あきおさんにしばかれた経験が活きてきますわ。

ソマーリオ

誰もこの自然の驚異に刃向かう事は出来ないのか! みたいと思えば、意外と操作出来たりする。

相手を滝壷に落としてやろうと、大きな数を出しても当然、ゆるやかなパドリングでそれを防いだり、あえて助かるやろとふんだところで、天候変化させたりと、なかなかにパーティ系にして、読み合いの熱いゲームだ。

と書くとピラニアペドロとそっくりなシステムを利用してるのが分かる。向こうは一人のペドロを落とすように操り、「そっちかよ!」みたいなのを楽しむ。そして一人負けを決めるゲームだ。

ナイアガラは、単純な読み合いに、滝壷に落とす、宝石を奪う、目的の宝石を取る、陸揚げするという多彩な戦術を与えた。それに貢献してるのが2艘のカヌーと川の流れである。カヌーはなんせ水上に出してると、絶対に満移動力を使って移動させねばならないルールなのだ。1艘は操り易いが、近場の宝石などは難なくゲット出来るので、他プレイヤーに一歩も二歩も遅れてしまう。そしてペドロとの最大の違いは勝ちを決めるゲームなのだ。

この仕掛けのおかげでペドロとナイアガラはプレイ感はまったく違ったものになってる。これにカヌーが載ってる川が実際に流れるという仕掛けが、このゲームを素晴らしいものに仕上げてる。

この初心者に分かりやすいゲーム性といい(なんせ滝壷はまじで落ちるのだから分かりやすい事このうえない)、短時間で出来る事といい、今年の大賞はナイアガラに間違いないと踏んだ。ずっとオールドタウンと叫び続けてきたが、あれは分析したり論理式を解くのが好きな人でないと、脳パンクするらしい。丁度、わしがワードバスケットをやってると脳ミソ爆発しそうになるように。今までなかった素晴らしいシステムなのだが、ゲーム大賞の基本理念を考えるとナイアガラに軍配が上がる。同時入札は今年のペドロやカリブにあるようにありきたりなシステムだが、実際に川が流れるというのはよく出来ている。

今年のトレンドは同時入札バッティングゲーム+豪華なコンポーネンツだろう。コンポーネンツを比べて欲しい。メビウス便でこれが6000円、80日間世界一周が6500円という事を考慮すると、ツォッホがどれだけ頑張っているかが分かる。ツォッホのヴィラパレッティに次いで2個目の大賞受賞は近い。コンポーネンツのツォッホはここにきて、その力を最大に活かし始めてる。これはコンポーネンツフェチの俺からすると非常に喜ばしい事だ。

というわけでゲーム大賞2005は大方の予想通りナイアガラに決定した。

ナイアガラ拡張 川の精



最近のトレンドは、大賞を受賞するなり、即座に拡張セットを販売することだ。まあ、メーカーからしたらリスクも少ないし、儲かるからええんやろうけど、多人数対応になるという拡張は個人的にかなり意味がある。BBQに行った時にムゲン、Kei、mia、タカダ、フジと6人居たので川の精を入れてやってみた。

人数が1名増える以外に、各自、追加で3枚のパドルタイルを持つ。7、1/2/3、係留だ。またカヌーも1艘は宝石を2個搭載出来るようにパワーアップ。


魚の絵が描いてる渦巻きタイルは、載っかると1マス下流へ押し戻される。上流に昇る時は1マス余分に移動力が必要である。岸に居るビーバーは非常に可愛いのだが、こいつがのっかったタイルが下流に落ちると、天候が0にリセットされるだけである。一番凄いのはエルクである。こいつは最下流に達したら出現し、その駒の移動力を2マスあげるのだ。このエルクの存在により、最も危険なルビーの獲得が用意になった。


ムゲンは、一番手短のアメジストを4個取って早々に勝利しようとたくらんだが、人数が多いので、一瞬にしてなくなってその作戦は使えなかった。前にやったときは3人プレイだったので、それがそのまま通用すると思ったのだろう。
最後は読みに読んで、エルクに乗れるように立ち回ったわしが一気に上流に向かって勝利。

色んなルールが増えたが実際のところ、それほどプレイ感は変わらなかった。よく出来ていると思ったのは、人数が増える事による時間の長さを、様々なルールを加えることで見事に抑えており60分で終わる事が出来る。ナイアガラファンならではのプチ拡張といったところなので、ファンでない限り買う必要はないように思う。ただ6人でやりたい場合はかなり重宝するだろう。せっかくなので、新しいメンバーのコメントを載せてみる。

タカダのコメント

地道に宝石を取ることを忘れて、人の宝石を奪おうと考えれば考えるほど失敗につながりました。堅実が一番。

フジのコメント

一番乗り♪ かんた〜ん♪ と思ってたら横から奪われたり……
滝から落ちそうになったり……面白かったです
もっとやり込めば、戦略を考えたりしてもっと楽しめそうなゲームでした。
ピットと同じくまたしたいゲーム♪

Keiのコメント

ドイツゲーム大賞だけあって、おもろかったですね。これも2回ほど勝つ機会があったのですが、乗っけてた奴をとられてしまい、チャンスを逃しました。安全圏にいてたら勝てないですね。あきおくんや、ムゲンくんみたいに、落ちるかもしれないけど、いったろか〜と、思った人が、結局一位二位でしたからね!チキンを試すドキドキ感を味わえなかったのが残念でした。

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