Jens-Peter Schliemann
&
Michail Antonow
Winning Moves
2〜4人用
30分
カリブ
ルール説明
カリブ海、ここは俺たち海賊の故郷だ。
しこたま稼ぎやがった沿岸地を攻めては、アジトに持ってかえる。
「パーレイ」
なんて言葉を言った奴はこの鉛玉を食らわせてやるぜ。
プレイ感
TAMがおもろいですよと持ってきた。これ、コンポーネントがすさまじく素晴らしいんで、やりたかったんよなあ。
ケッカク、TAMとの3人プレイ。あまりの眠さにおそらくムン様大会の最後のゲームとなりそう。
ルールは隠し入札バッティングゲーム。海賊駒に入札して一斉にどんと公開する。勝ったプレイヤーが海賊を動かす事ができる。沿岸地から略奪し、アジトに持って帰るとお金が貰えるって寸法。
むー、この入札制度って、俺が次に考えてるゲームに採用しようと思ってたシステムやん。
(うわっ、被っとる!)
ここでいまいち肩すかしを食らわしてやろうと、わざと略奪品の少ない海賊を動かそうとすると、被る。
むかつくー!
どの海賊船を動かすか、入札しておくのだ。で、トップのプレイヤーがその海賊を動かす権利を得る。移動力は入札につかったタイルの数字である。海賊船はABCDEFの頭文字になってるので覚えやすい。
きっと他の二人も同じ思いだろう。
「と、届かんようになってもたやんけ!」
※ このゲームの入札札にー1ってのがある。これは落とした人の数をー1にするのだ。あと1あればってケースがよくあるようにボードは配置されている。この1の差で全ての作戦がおじゃんとなるのだ。
とまあ、こんな感じで終始ゲームは進む。3人がもつれあい、誰も勝つチャンスがある状態だ。
なんせバッティングする。こそっと抜け出した時は、まじでほっとする。
沿岸に着岸させて、略奪タイル(金額が書いている)を載せて自分の陣地に運べばお金となる。海賊は自分のものではないので、載せても他人の陣地に動かされる可能性もある。
最後、TAMが2つの海賊を一気に動かして勝利。
所要時間30分
TAMのコメント
これ、二人でやってもまったく同じプレイ感でしたね。最後までもつれあうようになるんですわ。かなり気に入ってます。
ソマーリオ
すさまじく眠かったので、ちと評価は低めだが、悪くない感じ。
あと1あればっていうボードマスの絶妙な配置といい、ー1という競り札といい、シンプルでいて、しっかりと練り込まれたシステムである。特にこのゲームの肝はその素晴らしすぎるコンポーネントである。
美しいカリブ海を股に掛ける本物の海賊である。略奪品もしっかりと船に積める仕掛けも素晴らしい。どっかーんというのはないが、全てにおいてそつなくまとまった良作というのにふさわしい。
海賊艦隊出撃! ついついやってみたくなる出来の良さ。
ルールはシンプルで初心者にもいいだろう。そしてなんといってもこのボード、駒、お金チップで3000円つうのは安すぎるくらい、安い。
ピラニアペドロ
もかなりコストパフォーマンスの高いゲームであったが、カリブも匹敵するほどのコストパフォーマンスである。これなら買うてみて損したという人はあまりいないだろう。
特に二人プレイでも3人プレイでも同じプレイ感を保つというのはなかなかではないかと思う。かなり眠かったので、面白みがいまいち評価しにくかった。
級かどうかは不明。ぎりぎり入らんかなあという感じはする。
蛇足だが、ムン様大会、やたらとTAMが勝ちまくって久々に大負けした。凄く気分良さそうなTAMを見るのは久しぶりだw
gioco del mondo