Phil Harding

Adventureland Games

2〜5人
10分

スシゴー

へいらっしゃい!
なんにしましょう。今、旬のネタはイカですよ。
プリン? そんな邪道うちじゃ、扱ってません。
いや、ここだけの話、プリンありますよ。お子さんにどうぞ。

プレイ感

あっちこっちでテンディズのステマで話題にされてるスシゴーを、自宅の共有施設を使って人数を集めたゲーム大会改めだべり大会にて、なんとか隙間を見つけて遊んだ。メンバーは、PHY、けがわ、Karoku、Jyamaの5人にて。


全員手札7枚から、1枚を選択し、残りを隣に渡す。そしてその1枚を公開。やってきた6枚から同じように1枚を選択し、公開。これを繰り返して全てのカードが公開されるまでやる。まあ、妖精奇譚世界の七不思議で話題になったブースタードラフトって奴だ。
それから出したカードの組み合わせで得点する。デザートのプリン以外は全て捨てて、第2ラウンドも同じように、ただし逆回りで行う。3ラウンド行い、得点が高いプレイヤーが勝ち。


手札7枚から好きな1枚を自分のものにして、残りを隣へ渡す。ちなみに写真に写っていないが、ワサビは誰が見てもうんこと答える筈だ。ドクタースランプのうんこである。

カードには、そのまま1,2,3点となる握りと、枚数によって指数関数的に得点が伸びる餃子と、2枚1組で5点のエビ天、3枚1組で10点のお造り、最多取得6点、2位3点となる巻きずし、握りの得点を3倍にするわさび、最後に最多取得6点、最少取得マイナス6点となるプリンと、1度に2枚取りできる箸がある。

完全にブースタードラフトだけを利用したシステムで、その他に大きなひねりはないので、解る人ならこれだけでゲームが出来る筈だ。

ブースタードラフトで他のプレイヤーとの絡みを左右するところってのは、相手にこのカードを渡してはいけないという部分だけだ。よって一目でそれが分からなければ意味がない。


1枚取得したカードを一斉にあけて、次のカードをデッキから選ぶ。得点記録はカードで隠すダンジョンレイダースと同じ方式。

世界の七不思議ではその部分がやや複雑で解りにくかったがスシゴーはばっちりである。
周りの状況をまったく把握せずにやると惨敗するという見本というくらいまったく点数が取れない。

周りが10点以上の得点を獲得しているにもかかわらず、1点とか、ないわぁ。

エビ天あかん。こいつ。1枚とかで終わったらまったく意味なし。
というか、決め打ちで餃子とか取ったら良かった。


1ラウンド終了時。ここで一旦得点計算。プリンを残してすべて捨て札にする。

プリンをまったく取らない男前勝負にでて、ぶっちぎりのべった。
トップは忘れた。

所要時間10分

非常にライトなので、すぐに若干メンバーを入れ替えて2回戦目。

またしても惨敗。うーむ。。

けがわのコメント

そもそもブースタードラフトのどこが面白いか教えて欲しい。

PHY「それ、○○さんの前で言ったら無茶苦茶怒られますよ」

ソマーリオ

ザ・ブースタードラフト、という感じのゲーム。
ルールは簡単で見通しもよい。ただし、それ以外の何かがあると言われると、うーんと答えざるを得ない。

妖精奇譚とどこがちゃうの? と思った。
むしろ妖精奇譚の方が、ブースタードラフトだけに終わらない凝ったシステムがあり、よっぽどよく考えてあるように思う。
海外でこれが受けたとしても、日本には先駆者たる妖精奇譚があるので、登場が逆ならまだしも、評価はぼちぼちとしか書けない。

ただ特殊効果が箸以外になく、テーマとしては明らかに寿司の方が一般受けするので、そういった意味では新しくゲームを始めた人には悪くないかも知れない。世界の七不思議でちょっとややこしいなと思った人向けかも。
絵柄は顔が描かれて可愛いが、寿司ネタがよろしくない。なんでマグロがないねん! 玉子、鮭、イカってそんな寂しい寿司要らんわ。そもそも寿司ネタに餃子はないし。いや、向こうではあるのか??
巻きずしになんでも巻くらしいしな。

とまあ、辛い評価をしたが、ゲームはそれなりに遊べるので興味がある人は買うてみても損はしないだろう。コストパフォーマンスが最高なわしの大好きなスシローが販売したらええんちゃうか? とPHYさんに話した。スシゴーじゃなくて、スシロー。プリンじゃなくて大学芋!
それなら気持ち1点追加。

この程度のもんなら、子供に買うたハナヤマのトミカトランプでも同じようなゲームできるもんなあ。ブースタードラフト、ちょろいシステムや。人狼ブームの次はブースタードラフトが同人を席巻するか?
最近、レビューにトゲが無くなったと今回のメンバーに批判されたので厳しめでw
むしろ最近のゲームは優等生すぎて、つまらん。ルイ14世とかウィリーとか、そこらへんが懐かしい。

gioco del mondo