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ワンドロー
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3~6人
60分
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恋おちアイドル
アイドルと恋におちたい人集合!
たくさんの恋のお題に答えて意中のあの子をゲット!
これさえあればCD3000枚買わなくてもOKよ。
プレイ感
タナカマがどうしてもこれをやりたいと出してきた。タイトルからも絵柄からもかなりキツい。またしてもコミュニケーションゲームちゃうんかと文句を言うたらやっぱりそうやった。
あまりにも馬鹿馬鹿しいので、だらっと書くことにする。タナカマ夫妻、COQ、miaとの5人プレイ。
親がお題カードを読み上げる。で、手をあげてそのお題に答えていき、親が気に入った答えにクール、最高などが書かれたカードを裏向きに渡す。で、最終的に集めたカードを使って中央に並べられたアイドルカードに告白するというもの。アイドルには好みがあって、その好みに合致したらつきあえるという事らしい。
元々レビューするつもりもなかったので写真は1枚しかない。手札が相手プレイヤーに渡す評価カード。で、真ん中に並べられたアイドルに告白するために、この評価カードを集めるというもの。みての通り、アイドルがまったく可愛くない。
タナカマ「じゃ、僕からいきます。えーん、ゲームに負けちゃったと嘆く彼女。それをフォローしてください」
COQ「君は僕との恋のゲームにもう勝ってるじゃないか」
全員「きんもぉぉ!!」
気持ち悪ぅぅ。何、このゲーム!?
わし「バリバリのコミュニケーション系やんけ!」
タナカマ「いや、すんません。こんなゲームだとは知りませんでした。僕もこの手のはあまり好きじゃないです。酒飲んで普通の話してた方が面白いですもん」
しかしここで終わらないのがわしらの偉いところ。とりあえず親が一巡するまでやろうという事になった。
タナカマ「じゃ、他にないようなので、COQさんにさっきの評価を渡します」
評価カードは本人には解らない。自分で何を貰ったか予想するのだ。そして最後にその評価をもってアイドルに告白するという寸法だ。
mia「じゃ、わたしの番。待ち合わせにきた彼女が一言。眠たくなってきちゃった。これを優しくフォローしてあげてください」
わし「あかん、わしこういうの全然思いつかん。ほな、帰って寝ろやとしか思いつかんわ。というかな、遊ぼうと待ち合わせしといて、眠いって何考えとんじゃボケと言いたい」
タナカマ「わはは」
mia「いや、まじでそうなのよ」
わし「COQさっきみたいにきしょいのん頼む」
COQ「いや、思いついたけど、無理っすよ」
ここでタナカマあたりが簡単な答えを書いたが、はっきり言うて一人が答えたら、もうそれで進めていこうというムードになる。
COQ「わたしたちって最高の友達だよね。これを覆すセリフを答えて下さい」
わし「というか、友達といわれたら、それで終わりやんけ。ああ、そうやなしか言いようがない。別のん探した方が手っ取り早い」
COQ「ですよねえ。でもヒントとしてはわざわざ最高のと付けてるところに攻略があり、現状を打破できるようなセリフを答えてねって書いてます」
シチュエーションと共に、ヒントが書かれている。まあ、ヒントないとまったく進まんやろ、これ。
あっきー「誰か好きな人いるの? これにぐっとくる答えを考えてください」
わし「お前やんけ」
全員「ぎゃははは!」
という訳で一巡したので、わしがカード2枚、その他は1枚ずつ。
全員一斉に告白する。
彼女らに好みは3つあり、全て正解でラブラブ、2つ正解で友達からだ。
わしは最後は絶対に男気があるをくれたと踏んでたので、もう1枚もクールとなんとなく予想して、一斉に指さす。
結果、わしの推量がドンぴしゃで勝利。
他は、カード1枚で成功させれるカードに集中したが、全員玉砕。
所要時間30分
ただし本気でしっかりやると余裕で2時間は超すものと思われる。
タナカマのコメント
すみません。こんなゲームだとは知りませんでした。これなら飲み屋で話してる方が楽しいですよねえ。
miaのコメント
中年のおっちゃんおばちゃんが集まって楽しむゲームじゃないよね、これ。。
ソマーリオ
とりあえずCOQの最初の一言があったおかげで、ゲームは進んだが、まあ、ゲーム中、うーん、という沈黙時間が長いこと長いこと。まあ、さすがド変態COQの本領が発揮された訳だ。
これはバリバリ思春期の高校生限定でないとまったくつまらんやろな。この年代をメインターゲットにしたら、楽しいかも知れん。修学旅行でやるとか。大学生ならそこそこで、中学生の方が多分盛り上がる。
しかし、このゲームの大きな問題は、出てくる女の子の絵がすっげー可愛くないという事だ。
なんじゃ、これ?
そもそも人間の恋愛感情をテーマにするなら、本能に訴えるような可愛い絵でないとあかんでしょ。これ、ゆるキャラか? こんなんで燃えるか! 阿呆かっつうの。
恋愛をテーマにしたものでは、エロいか可愛いか、この二択しかない。だって本能に訴える訳でしょうが。デフォルメされてて女の子の特徴が再現されててみたいな理屈は関係ない。
クイーンズブレイドコロシアムもデザイアも、その本能に訴えたから、おもろかった。
この絵に恋落ちなんか、するか!
デザイナーも、誰や? ワンドローか。ワンドローの誰や?
こんなしょうもないコミュニケーションツールをデザインしてからに。自由に発言出来るならまじで飲み屋で、ぐだぐだと身の上話してる方がよっぽどおもろいわ。
そもそもゲームデザインとして自由に答えられるというのは、プレイヤー全員が同じ方向を向いていないと沈黙時間を多く作る事と同義。同様なゲームのアップルトゥアップルやわたしの世界の味方では、あらかじめ決まった言葉を入れるように出来てるところがポイント。或いは逆にディクシットのように、一人だけが簡単に答えられる謎かけがあり、それにカードで応えるというのもある。このように興味のない話であっても楽しめるようにしている、それがシステムデザインだ。そこを無制限に答えられるようにしたら、間違いなくこいつと同じようにテンポが悪くなるし、そもそもゲームとして成り立たない。
このゲームはどちらの面からもデザインがぶれている。
その後、このレビューを書くにあたって、検索したらこのやおよろずって、まじで実在する女の子やって、びっくりした。
AKBのぱくりみたいなもん? 地下アイドルって奴? よーわからん。とりあえずバレンタインデーなんでレビューをこれにしてみた。