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Gunter Baars
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Ravensburger
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2〜6人用
20分
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くるりんモグラ
モグラたちが穴を掘っています。
しかしながら用意周到なモグラたちは、二人一組となって周りに人がいないか一人が穴を掘っている間、もう一人は見張りに立っています。
モグラたちは交代で穴を掘っているのです。
プレイ感
これを見つけた時から、穴掘りモグラの二級品のイメージがあった。穴掘りモグラをやった訳じゃないので、そんな風に思う云われはないのだが、なんとなくおもろいんかな(システムの割に高いので未入手)と思っている。
どうにも記憶力ゲームの印象を持っていたが、BBが飴ちゃん工場からギュンターバースの虜になり、値段も安いし買うてみる事にした。二級品を(笑)
整然と並ぶモグラ。上下色違いのモグラがそれぞれ外を見はっているのだ。ひっくり返すと違う色のモグラが出てくる仕掛け。
BB「えー、どこやったかな。あ、ここや!」
くるりん
BB「やったー!」
わし「成功しやがったか、ちっ」
カードを1枚貰う。カードには、赤モグラ2匹、黒モグラ2匹などと描かれている。モグラをひっくり返してその状態を作れば、点数となるのだ。潜っているモグラの色を覚えておかねばならない。
今、青モグラを4つ出すというカードを成功させたところ。
実は先程、子供ゲーム大賞に輝いた小さなオバケという記憶力ゲームで、ぼこぼこにされたところである。今回も惨敗するかも知れん。
わし「お、ここでこうやな」
くるりん
わし「よっしゃ」
このゲームのポイントは簡単に言うて全部で37点あるのだ!
……
あまりにも多いので、断腸の思いで絞り込むと2点だ。
ひとつは何があっても3つのモグラをひっくり返さなければならないところ。つまり途中で成功させても駄目なのだ。
もうひとつは、モグラの組み合わせの色は全通りあるところ。つまりある赤モグラの裏が白モグラなら、他の赤モグラの裏は白モグラ以外となる。
それさえ分かっていれば論理的思考力のゲームとなる。モグラのいくつかを覚えておけば、自動的に他の色と類推出来る。
BBが失敗するのを横に見ながら、次々と成功させていく。
BB「凄い!」
この整然と並ぶ結果を見よ! 下のショベルマークが多いほど難しいのだ。そしてそれが得点となる。
俺の思う通りにモグラがそろっていく。
後半やたらと手間取ったカードがあった。どのモグラでもいいという訳じゃなく、ある一定のモグラを使わないと、数が足りなくなるのだ。これはポイントの2つめに関係する。青のモグラがいくつか欲しいのだが赤と青のモグラの青を使っては数が足りなくなるのだ。(赤のモグラもいっぱい必要なカードなのだ)
結局、30対20で圧勝した。
レベル4のカードも付いており、試しにやってみた。
BB「うわ、今やったら何やっても成功させられるんちゃう?」
所要時間20分
最終結果。ショベル4つでもすいすいと解けるこの凄さ! ちなみに経過途中の写真がないのは、夢中になってやってたからだ。さすがに写真撮ったりしてると忘れるので本気でやってた。
BBのコメント
なるほど、記憶力で勝負してたんちゃうのね。実は記憶力ええんかと思ってもうたわ。
ソマーリオ
二級品と名付けて誠に申し訳ない。
やっているのは論理パズルである。これはわしの大好きなオールドタウンに通じるものがある。あれよりももっと論理パターンは分かりやすいので一般受けするような気がする。あくまでにオールドタウン比べてだが、その分、実力勝負となっている。ショベルの数でハンデを与える事も出来るので応用は出来るので、ここらへんはなんとかなる。
モグラをくるくるとひっくり返して、自分のカード通りに揃わせるのはかなり楽しい。要はパターンであり、記憶力ではない。
わしの記憶力は小さなオバケをやってるとBBがげらげら笑うほど、やばい。痴呆と思われてもしょうがないくらい、まったくない。
それでもこのゲームでは圧倒的な強さで勝った。年齢を重ねると記憶力がなあとよく聞くが、それでこのゲームを買わないというのは勿体無い限りである。
後日、これをやりたいと言うとBBは嫌がる。おもろないんかなと思ったら、絶対に勝てないという理由らしい。結局、やってもいいというんでやったら、このボケ、モグラ出して色確認してそのまま戻しやがるズルをやりだしやがった。「あれ、これちゃうわ」つうて普通に戻しやがった。平然とやるからびっくりしたわ! 目、まじでテンになった。もちろん一発殴っといた。
確かに、穴掘りモグラと箱絵のデザインは一緒である。そしてよく子供と楽しむのにいいと言われる穴掘りモグラと違い、まったく取り上げられる事もなく、値段も安く、わしにぱちもんと思われ、記憶力ゲームやったら要らんわとあらぬ評価を受けていたが、これは意表をついてである。なんせ激好き! しかしあまりにも相手にならないのでBBはやってくれないのよ。。
私的にギュンターバースの最高傑作と評価しておこう。まあ、値段安いんで、おもろなくてもそれほどむかつきはしないやろうが、オールドタウン好きなら間違いなく買いである。
今、モグラをたこ焼きのようにくるくるひっくり返したくてしょうがない。これは大阪人のサガなのかも!