Reiner Knizia

Parker Brothers

2人
45分

タイマンポーカー

ギャンブラーが集う場所
ここでは年に一度の大ポーカー大会が開かれる。
早々に脱落したものも、大金をせしめようとあちらこちらでポーカーが繰り広げられる。
タイマンポーカーはポーカーの面白さを、ドイツゲームテーストに仕上げたカードゲームだ。

プレイ感

日本では取り扱いがなくあんまり流通せんかったくにちーの二人用ポーカー。ルールさえ分かってしまえばトランプとチップがあればできてしまうので流通せんかったのかも。
コタが土曜に塾に行くことになったため、久々にmiaと二人プレイすることにした。


まずは簡易ルールの説明から
最初に場にカードを3枚めくっておき、その上に200ドルチップを置く。
親プレイヤーがサイコロを振る。サイコロによってラウンドルールが変わる。
例えば1ならカードをめくりそれを自分の場に置く、2ならカードを2枚めくり1枚を自分でおき、要らない方を相手に渡して相手側に置かせる等


共通のカードとして使うカードを真ん中に表向け、その上に200ドルチップを置いておく。サイコロを振ってルールが決まる。

場の最初の1枚+4枚でポーカーの役を作り、相手と勝負をする。どちらにも4枚ずつカードが置かれたら勝負が決まり、買った方は200ドルチップを受け取る。

次のラウンドは4枚、最終ラウンドは5枚のカードでスタートする。
こうしてチップが多い方が勝ち。

正式ルールは上記に、以下のルールが加わる。
最初にお互いに決められたチップを配っておく。
自分の手番に、掛け金をレイズすることができるのだ。


3は3枚手札ルールだ。これで相手よりも上回る役を作っていく。

レイズされると相手側は、同じ額を載せてコールするか、更に上乗せしてレイズすることもできる。その場合は、お互いにコールするか降りるまで行う。
降りることにしたら、相手は自分が出したチップを返してもらい、更に場にある100ドルチップを受け取る。

最初は簡易ルールでやってみて、正式ルールでやってみた。

miaが親。サイコロを振る。2である。

カードを2枚手に取る。

mia「よっしゃ、じゃあレイズする」

いきなりAのところに20ドル上乗せしてきた。

わし「まあ、よう分からんけど、コールしとくわ」


正式ルールは本物のポーカーと同じように賭け金を吊り上げていく。

miaはAを隣においてわしに残りのカードを寄越す。

わし「いきなりAのワンペ確定か。なんかむかつくな、それ」

わしはしょうがないのでストレート狙いにしてカードを置く。
このゲーム通じて、ストレートというのは意外と狙いやすい感じがした。

次にわしが2枚を受け取って、カードを置き、要らない方をmiaへ。

と、このような形で進めていくと、勝ち目があるやんと見えてくる列がでてくる。
当然

わし「20ドルレイズ」

mia「コール」

良いカードがきた。これで2ペア確定。
miaはストレート確定だ。

そしてフルハウスのカードがきたのだ。
本来はここで例えブタであってもレイズして相手にフルハウスを匂わせて降りさせるという高度な駆け引きもできるのだろうが、今回は確定である。

「100ドルレイズ」

mia「えー、降りた」


掛け金がかなり釣り上がった状態。

ストレートを破るフルハウスという手が実はこのゲームでは最も駆け引きが熱くなる瞬間だと思う。もちろんフラッシュと見せかけてレイズブタもあるんやけど、なんかストレートを作りやすいんよな。

こうして1ラウンド目はわしが2つ取った。

2ラウンド目はわしが親である。
サイコロの目は3だ。3はカードを3枚手札にとって配置していくという強い手を生みやすい目である。

ここでもわしが3つ取ってしまった。


4ラウンド目なので賭け場所は4箇所。やることは同じだが、さいころの目で変わってくる。

最終ラウンドも同様にわしが取りまくって大差勝ちしてしまった。

所要時間45分

miaのコメント

これ、めっちゃ面白い。サイコロを使うところなんかは感心した。さすがは、クニツィア博士だわ。

ソマーリオ

バトルラインブルームーンといったこの手の二人用数比べゲームって、ほんま得意やな。
というかこれはバトルライン、ショッテントッテンの拡張ルールという感じのゲームである。

これらのゲームはポーカーから発想を得たと思うが、それを更にポーカーに戻した。バトルラインは全体的な場を見定めて、勝てるところは勝ちにいき、負けるところは負けるという要素が強いので掛け金によるはったり要素が強いこのゲームとは別物である。

オープンカードが多くポーカーほどの駆け引きの要素が強くないため、初心者でも手軽にレイズできるってのが非常に良い。
ポーカーは初心者には敷居が高いのだ。

サイコロの目によって置き方が変わるってのも、かゆいところに手が届くような面白いシステムで、文句をつけるとしたら、カードとチップあったらできるやんという事くらいだ。
とはいっても、チップもしっかりしたものでないと、プレイ体験は間違いなく落ちる。

アナログゲームを楽しむ要素の中で重要なひとつはプレイ体験である。最近ボードゲームをネットでできるが、実際に手にとって遊ぶのとでは、満足度は全然変わってくるのだ。物理的なコマを手に持つってのは思った以上に影響がある。

そういった意味ではこのゲームは付属のトランプとボードはちとしょぼいが、チップは悪くない。雑な作りだが重さも大きさも誠に丁度良いのだ。
個人的にはバトルライン、ショッテントッテンよりも圧倒的にこちらのほうが好みである。

できれば、自作ではなく普通に購入してやって貰いたい。ただのトランプじゃ、ボドゲ魂はきっと満たされないと思う。

gioco del mondo