Roberto Fraga
&
Lucien Geelhoed
Ravensburger
2〜5人用
5分
タイムイズマネー
時は金なり!
時間ほど大切なものはありません。
さて今週のゲストは、どれほどの大金を手に入れる事が出来るでしょうか?
さ、ゲームスタートです。
プレイ感
このゲームに入ってるのは、ストップウォッチとお金とサイコロというなんとも不思議なデザインをする
フラーガ
である。ちょっぴり
フラーガ
別を作りたかったのがあって、入手してみた。miaとの二人プレイ。
時間を計る人と手番を行う人を決める。手番プレイヤーは、設定された時間内(最初は10秒、20秒、最後は30秒)にサイコロを振って、ぞろ目が出ていない目のお札を1枚取る。それを延々と繰り返す。で、そろそろ時間だと思ったらストップと宣言! もしオーバーしていたらオーバーした分だけお金を支払ってお金を手にする。ぴったりだとボーナスが貰える。で、一番お金を獲得した人が勝ちだ。
恐ろしく粗挽きなルールである。付属のストップウォッチで、時間を計っている間に、さいころを振ってぞろ目が出ていないお金を1枚取っては、さいころを振りしていくだけという。
よーい、どん!
さ、ぞろ目じゃないお金を取るのだ。別に取らなくて即座にさいころをふり直してもいい。なんせ時間内にどれだけさいころを振ってお金をつかみ取りするかだ。
まあ、なんともなめたルールである。で、お札は安いのから高いのがあって、安いのを取るくらいなら、無視してふり直した方がいい場合もある。
この体内時計の時間が、わしもmiaもなかなかのもので、オーバーしても2秒くらいなのだ。ま、最初は確かにちょっと焦った事もあって、2秒も残して終わってしまったりした。
※と、えらそうに書いてるが、皆、割とこんなもんなんかも。
なんせ時間との勝負なので、安い目は、ほんまに無視して高額狙いをするわし。そいつを取る時間が惜しいからだ。
50,60以外は無視無視。おかげで大量に60ドルをゲットした。右によけている+のさいころは時間制限をプラスする目だ。こうしてよけておけば時間を延長出来るのだ。
で、50とか40が出ると即座に取りまくり、ひたすら大量リードをする。
最後の30秒などは、さすがに体内時計もそれほどではなく、なかなかに難しい。
こういったゲームではスリのような手つきをするmiaも、サイコロ運に恵まれず、安い札を取らざるを得ない。
サイコロの目には、+5秒とか+10秒なんて目もある。確かにラッキーなのだが、これが出ると体内時計は大幅に微妙にくるってしまうのだ。
mia「ストップ!」
わし「おお! ぴったり20秒」
mia「やった」
と、こんな感じで淡々と進んだが、わしの安札無視作戦が功を奏して、勝利。
ぶっちぎり勝利は明らか。小銭稼ぎすぎやねんて。
所要時間3分
あっという間に終わるので、それから何度かやった。
miaのコメント
なんとも言えない。まあ、別にやらんでもいいかって程度のゲーム。
ソマーリオ
なんともソロプレイ感の強いというか、ソロプレイだけのゲームである。確かにぴったりの時間でストップをかければ嬉しいのだが、「上手いこといったな」という程度の気持ちしか沸いてこない。
おもろいかと問われれば、微妙というしかないが、ちょっと変わったゲームであるのと、ゲーム時間が短いので何度もする事は可能だ。お金つかみ取りつうところから、バラエティのTVでやってもいいようなゲームやな。
相変わらず、変わり種のゲームばかりをデザインする
フラーガ
だが、これらを集大成して
ジャングルの秘宝
などが生まれたのだろう。実際にタイムイズマネーを
ジャングルの秘宝
に組み入れてもゲームとして機能する。
ただし、お札がのり付けされてて、剥がすのが面倒で使うであろう枚数だけ剥がしてみたが、これは一度全部剥がして、テーブルの上に散乱させてやるとかなり盛り上がるかも知れない。という訳で評価は保留としたい。大体二人でやるゲームじゃなさそうだ。いつか追記するつもり。
gioco del mondo