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Urs Hostettler
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Abacus
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4,6人
60分
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ティチュー
ルール説明
トランプの大貧民に追加カード+ルールでチーム戦にしたゲーム。基本は4人。ドイツでかなり流行っているらしい。
プレイ感
以前、ネットでやって、非常に面白いと思ったので、自作出来るにも関わらず輸入した。
丁度4人集まるタイミングが少なかったが、TAM、ぴの、MIRUが集まったのでやってみた。
まあ特筆すべきところはない。トランプのジョーカーを抜いて龍、麻雀、鳳凰、狛犬を加えるだけ。普通に自作出来るが、気分の問題なのでわざわざ輸入してみた。絵札は人民服を着ており中華風である。
わし「ほな、姉妹で組めや」
ぴの「いやじゃああ!」
そんなに嫌なんかい。まあ、しょうがないな。
「ぐっぱでほい」
結局、姉妹で組む事になった。。。
大富豪っていうても「やったことない」と全員口を揃えて言いやがる。
まじで!
4人中3人が知らんて何事やねん。大貧民(なんでも近年では大富豪という呼称に変わりつつあるらしい)つうたら超メジャーなトランプやん。
しょうがないのでルールを(大貧民の!)教えるが、ゲーム中どうにも要領を得ない。
はぁ、疲れる。
TAMはさすがにゲーム感があるので、わしよりもトップ上がりをよくする。このゲームは最初にカード1枚ずつ交換するんやけど、TAMから来るカードは、龍(最強カード)や鳳凰(前の数より0.5高い数になる)ばっかり送ってくる。A(ノーマル最強カード)さえほとんど送ってこず、龍や鳳凰ばっかだ!
まじで!
手札が悪かった俺はこれで何度助けられた事か。それでもトップ上がりを果たすTAMの実力が恐ろしいぜ。
1000点先取やったけど、わしらのワンツーフィニッシュ3回(200点)、わしのティチュー(手札が配られた時点で宣言して、トップであがると100点だが失敗するとマイナス100点)1回、大ティチュー(手札が8枚の時点で宣言。プラスマイナス200点)1回の成功で終了。ほとんどこれだけで終わったにも関わらず、ルールの飲み込みが遅い姉妹のおかげで1時間もかかった。
途中「こんなん手札で勝負決まるだけやん」とやかましいやかましい。
敵はティチューの失敗とかで、600対マイナス200とかになってるし。
特にMIRUの弱さに、だるそうにプレイしたぴの。
「飲み込み悪すぎるにも程があるな」
やれ点数が、やれ運だと、ぎゃあぎゃあうるさいうるさい。
しかしMIRUの飲み込み悪いくせに勝利に対する執念は並々ならぬものがある。負けてもええから楽しもうよ。ブロックスといい、コロレットといい、負けたくない思いが逆に自分の首をしめとる。思い切った手を打てんのよな。ディフェンシブすぎるねん。ゲーム虎の穴合宿でもするか。
ぴののコメント
チーム変更を要求する!
TAMのコメント
いやあ、やり方が分からんかって、あきおさんに任せてました。
いや、龍や鳳凰くれまくって、トップ抜けするってかなり強いんやけど……
ソマーリオ
大貧民をチーム戦にして、特殊なカード、ポーカーのようなルールを加えて絶対におもろい筈のティチューがあまりおもろくなかったのが残念。
ちなみに大貧民ってのは発祥は1970年代の東京らしい。カード交換によって貧民はずーっと貧民やし、2が最強というルールは凄まじく斬新やった。このルールはツーテンジャックに匹敵する。我が家でもツーテンジャック全盛時に突然彗星のごとくルールが伝わり、やりまくった。その後、こちら亀有派出所でも取り上げたくらいブームを巻き起こした。中学の修学旅行の電車はこればっかりである。大貧民は通路に正座させられた。
相手に気を使いながらやるのはどうにもおもろくない。弱すぎて。力を合わせて勝った喜びが少ないのよ。
これは近いうちにもっかいやらんとあかん。ドイツでかなり流行ってるところからも、ネットでやって楽しかった事からも絶対に級は秘めてる筈である。折角、輸入したのにさ、くすん。