Ayelet Pnueli

Zoch

2〜8人
10分

ぴっぐテン

駿河屋で購入
今日はブタの仮装パーティです。
8はいいんだよ。
6もいいよ。
10はもっといい!
でも11とか14とかは駄目だよ。

プレイ感

カードの数字を足しながら順番に出していく。で、10なら、ぴっぐテンと宣言して場にあるカードを全て受け取る。10を超えてしまったら、前のプレイヤーがカードを受け取る。全てのカードを使って一番カードを集めたプレイヤーが勝ち。

TGFにてオビ湾がメビウスの新作のぴっぐテンを買うたので、じゃ、一回やってみるかとなった。わしがパラパラとルールを読む。む、むむむ、これ、絶対におもろいわ。

わし「ダイナマイトと同じ感じ」

オビ湾「ダイナマイトってなんですか?」

わし「えーと、ノイと同じ感じ」

オビ湾「なるほど」

特殊カードとして合計を0にするカードと、±5出来るカードがある。また同じ数字なら、合計を宣言してもいいし、その数字そのものを宣言してもいい。手札は3枚。ルールはこんなけ。

オビ湾「じゃ、4」

わし「はい、8」

オビ湾「ぴっぐテン。もらい」


なんせ場に交互にカードを出して、数字を足していくだけだ。10になれば総取りして、また最初から始める。10を超えると前の人が貰うという単純なゲーム。ちと痛恨で、iPhoneで撮ってたんやけど、突然、初期化されてオビ湾とやった時の写真が消えてしもうたので撮り直した。

わし「3」

オビ湾「7」

わし「8」

オビ湾「8」

※8の次に8を出したら16となる筈だが同じカードの場合、そのまま数字を宣言してもいいのだ。

わし「ぴっぐテン。もらい」

オビ湾「4」

わし「8」

オビ湾「ぴっぐテン」

とゲームはこんな感じで恐ろしいスピードで進む。

あまりにもテンポが速いので、カードを補充するんを忘れるくらいだ。

わし「8」

オビ湾「0」

わし「ぴっぐテン。もらい」

※10のカードがあるが、相手が0宣言した直後に出すか、最初の1枚目に出すカードなのだ。

そして

オビ湾「6」

わし「ぴっぐテン」

オビ湾「7」

わし「ぴっぐテン」

オビ湾「9」

わし「ぴっぐテン」

オビ湾「6」

わし「ぴっぐテン」

オビ湾「ちょっとちょっと。腹立つなあ」

こういう風に連続でやられる波がくる時があるのだ。


やばいときに出すのが0のカード。このカードのおかげで一気に取れる枚数が増える場面がある。是非とも手に入れたい山場である。0返しのために10という数字カードが存在しているのはいいアイデアだ。ちなみに±5を使ってマイナスを宣言する事は出来ない。

山札がなくなっても手札が切れるまで続ける。

そしてゲーム終了。

わし「勝ち!」

所要時間5分

オビ湾「うお、これ無茶苦茶スピーディでおもろいじゃないすか! もっかいやりましょ」

わし「うむ、ちょいまち。その前にわしもこれを買うてくる」

そしてメビウスブースにて買うてくる。

戻ってきて2戦目。

今度もわしが勝利した。

帰ってきてからmiaとやる。



わし「勝ち」

mia「もっかい!」



わし「勝ち」



mia「なんか汚いことしてない? もっかい!」

結局、もっかいコールで3回目に破れて解放された。

オビ湾のコメント

これ、いっすよ。スピーディでかなり面白い。絵柄も可愛いし、ルールも過不足なくあるし、保存用にもう1個買えば良かった。

miaのコメント

面白い! こんなにルール簡単なのに。

ソマーリオ

二人でやってもたくさんでやってもおそらく楽しさは変わらんと思う。最初、これは絶対におもろいわと思ったが、山札全部やるのはちょっとめんどくさいなと思った。ところが恐ろしいスピードで進んでいくので、全然苦にならん。それどころか、連続勝ちの波があったりしてこの枚数でこそとなってるのが素晴らしい。

ダイナマイトやノイのようなタイプはある意味ずるい。おもろない訳がないんよな。ただこれらは、すぐに終わってしまうのと、負けを決めるゲームなのでプレイ後の充足感が低い。それらの弱点を補ったのがこのぴっぐテンである。

思う存分、カウントアップを楽しめる。0のカードや±5のカード、同じ数字のカードを使う事で大物の場になる事がある。それを取られてもすぐに次の場が始まるので悔しいという思いはたったの一瞬だ。また足し算を利用するので足し算を習い始めた子供にとてもいい。数字は足したら10になる数字で色分けされており、例えば1と9,2と8などの数字は同じ色になっているのは芸が細かい。また絵柄は有名な童話になっているので、何の童話か当ててみよう。

去年のチーキーモンキーに引き続き、2010年度のクリスマス・お正月用パーティゲームはぴっぐテンに決まりだ。
新たにベストパーティゲームがひとつ加わった。値段も安く、2人から8人まで遊べてと使い勝手もいいので人に勧めやすい。

追記

その後、手軽でおもろいのであちこちでやってる。が、一度だけmiaの従姉妹連中と5人でやったとき、恐ろしくつまらなかった。人数多いとやっぱりおもろないんかとmiaと二人で話してたが、正月に家族と8人でやったり、TAMらと6人でやったりしたがやっぱりおもろかった。

miaの従姉妹はノリが悪いのでラミィキューブなど黙って出来るゲーム性の高いものなら楽しむ事が出来るがこういうパーティタイプはまったく駄目で、生きてるんか死んでるんか解らない。それを見るとこっちまで非常につまらなく感じる。だからこのゲームをつまらないという人もいるかも知れない。場全体に影響を及ぼされまじですっごいつまらんかった。もうひとつの原因にテンポの悪さがある。この程度のゲームでいちいち考えよるので、テンポが非常に悪くなりうんざりしてしまった。

その後、正月にTAM夫妻、ムゲン、ケイ、タカダとやったときはやっぱり盛り上がり、皆、絶賛だった。わしが家に飯を食いに帰った時も勝手に人のを持ち出して遊んでたくらいだ。やっぱりゲームはメンバーが大事なんやと痛感した。テンポを最優先に遊べば、まるでふっかけ漫才をやっているような感覚がぴっぐテンにはある。

ケイのコメント

ちょ、これなんなんすか! 変わってておもろいっすわ。ほんまドイツゲームには色んな種類がありますね。

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