Ephraim Hertzano

SYUクリエイション

2〜4人
20分(1ゲーム)

ラミィキューブ

ユダヤ人が何百年も昔に作ったゲームで、毎年、世界大会が行われるセブンブリッジに似たゲーム。トランプ二組でも代用できるがタイルでないと面白みにかける。








プレイ感

昔から、彼女とよく遊んだゲームにこのラミィキューブがある。二人でも楽しく、そして4人でも楽しいすばらしいゲーム。今回はBBと二人プレイにて。


手元のタイルを早くなくしたプレイヤーが勝ちで、自分の手番には好きなだけタイルを場に出せる。場は同色で34567(ラン)という感じで出すか、色違いで8888(グループ)という感じにだせる。出すために、場のタイルをかちゃかちゃと入れ替えてよいが、最終的に1つの塊は3つ以上のタイル構成にしとかないと駄目なのだ。


ついたての裏はこんな感じ。左に麻雀のように積み上げて置いておく。なんとジョーカー2枚いきなりきた! これで負けたらうんこと罵られてもしょうがない。最初は合計30点以上にして出さなければならないルールがある。BBは46点を出している。これさえクリアすれば後は好きにだしてよい。

BB「うーん、難しいなあ」

そう、最初はこのゲームはむずい。特にグループを分解するのが非常にむずく、、、

わし「あ、あれ? 1個残ってもうた…_| ̄|○」

なんてこともある。脳内でいくら、こうやってああやってと考えていても、、、

BB「あれ、これ余った…_| ̄|○」

なんてなる。なんとかしたら出せそうな気がするので、長考してしまうが、そういうプレイヤーには時間制限を設けてやらないとかなりだれるかも。1分間くらいの時間制限目安が丁度いい。確か、公式大会でそんな時間やった筈。ほら麻雀で「おい、せめてつもってから考えんかい!」とつっこまれる人おるやろ? あれと同じ。PIXIEさんの書き込みで思ったんやけど、最近、年配の方に脳を鍛えるゲームがブームになってるけど、あんなんやるくらいならラミィキューブをやった方がよっぽどいいに決まってる。なんといっても楽しい。


ドイツではこんなタイマーが売ってる。1分、3分、5分と調整出来るが、なんといっても素晴らしいのは15秒前に警告音が鳴るという事だ。

あ、今思ったけど、わしひょっとして長考せんのは麻雀やってたからかも。もう長考すると絶対に「早よせえ!」と怒られるねん。あれは気兼ねなく。お金かかってるから皆イライラしてるからのう。最近の子は麻雀せんやろ! うーん、でもひきぷもやるけどあいつ長考するしなあ。わからん! ま、ええわ。ま、いずれにせよ、麻雀あんまり好きちゃうし、ツバメ返しとか元禄とか爆弾とかそんな練習ばっかりやってたな。。。


いきなりジョーカー使うわし。うんこやな。。ジョーカーのついている塊は離す事が出来ないというルールだったが、最近では分解してもOKらしい。

しかし、いくら考えても、ころころと盤面が変わり、自分の手番にやろうと思ったことが出来なくなったりする。このゲームのおもろさは、この盤面の展開がめまぐるしく変わることらしいが、それよりも、自分がどうしても出せないと思ってたタイルが出せたときの嬉しさだ。まさに「俺って天才!」と叫びたくなる。この現象はよく1枚のときに起きる。1枚だすのがやたらとつらいときがあるのだ。


おいおい、早くもランで2個使ってるんかい! うんことあだ名されても文句いえず。このゲームのむずいのはグループ(写真にあるのは1と7)である。これを分解出来るようになったらプロフェッショナルである。作るのは簡単やねんけどね。

パズルの楽しさをそのままゲームにした感じで、セブンブリッジをやったことのある人ならこのゲームの楽しさをすぐに理解できるだろう。あれよりももっともっと面白い。

今回はほんまに超久しぶりにやったのでゲーム勘が鈍っていたが、二人でやるとためてためてドン戦略が有効である。ためると相手も自分ひとりで揃えなければならないので、進展はあまり変わらない。ただし、残った札がそのまま相手の得点となるので負けるとごっついマイナスを食らう。


こんな感じに展開されていく。ジョーカーはその番号の札を置けばはずして即座に使う事が出来るが、グループの場合、4色目が確定しないとはずす事は出来ない。

4人だとこれほど自由には出来ないが、ゲームを上手くなるには少ない枚数を使いこなす必要がある4人プレイがお勧めだ。このゲームはパズルを分解し組み立てる技術が必要なのだ。


使いにくいぺんちゃん牌2枚残った…_| ̄|○ これはへたくそな例。でもかろうじて勝てた。

結局1プレイやっただけだが、わしの勝利。

所要時間 20分

本来なら点数があるように、何ポイント先取かで勝負を決める。徹マンみたいな感じにできる。ちなみに徹マンはくだらない事でゲラゲラ笑ったり、やたらと屁が出るので、注意が必要だ。

BBのコメント

1回やっただけやったらよう分からんかったなあ。何回かやらんと楽しさが分からん感じがする。パズルは好きなんやけどねえ。

ソマーリオ

このおもろさは傑作ぞろいのドイツゲーム大賞の中でも秀逸である。麻雀の好きな人なら牌を握る感じと、場に組み合わせる感じがとても似ているので間違いなく気に入る。でもまったくプレイ感は違うで。

最初このコンポーネントをみて、「つまらなさそ〜」と思った人は数多いと思う。しかし、いっぺんやってみたらそのおもろさを理解出来るはずである。はっきり言うてポンジャンみたいにつまらないゲームではない。ガキの頃、ポンジャンつうたら「あの、あ〜、あ〜〜!」と座布団から転げ落ちるCMで…そんな話はどうでもいいな。こう、大人への憧れとして麻雀があったわけだ。で、子供用の麻雀としてポンジャンが出来たのだが、周りの評判とは違い、わしゃ全然あかんかった。「なんでこれがおもろいんやろ」と思ったもんだ。ま、そんだけ(滅裂謎)

アブストラクトのようでいて、手札は非公開情報なので、運があれば勝てるところも素晴らしい。何より、やればやるほど上達するのがこのゲームの最大のいいところである。

わしの持っているのは倒産したSYUクリエイションの奴だが、あまりの気に入りようにトラベルエディションまで購入してしまった。最近になって別の会社がこのゲームを販売しているので、是非手に入れて遊んで欲しい。正月は家族麻雀の代わりに家族ラミィキューブをやってみるといいだろう。

※ これ年内にあげる予定が、正月すぎてからアップしてしまった。すまん。

わいわいと盛り上がる楽しさはない硬派なゲームだが、知的ゲームとして永遠に語り継がれるのは間違いない。何度やっても飽きない。間違いなく。そして見た目より遙かにおもろい。この2つがキーワード。

gioco del mondo