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Florence
&
Roberto Fraga
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Huch!
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2〜5人用
15分
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ドッカーン!
プレイヤーのうち1人が順番に積み木で城を建てる役となり、制限時間内にいろいろな難易度の城の中から好きなものを選んで、上手に建てたら得点を獲得できる。
しかし、他のプレイヤーはその城を作ってる間、ダイスの砲弾をカタパルトで飛ばして攻撃することが可能なのだ。
しかも飛ばしたダイスの「ドッカーン! 」の目が出たら、机をドンと叩いて揺らすことも! 色々なギミックが楽しい子供から大人まで楽しめるリアルタイムアクションゲームとなっている。
プレイ感
ロベルトフラーガといえば、最近ほとんど聞かなくなったが、ギュンターバース以上にめちゃめちゃなゲームを作るデザイナーである。で、なんとなく名前だけで骨髄反射的に購入したのがこのKA-BOOM、邦題はドッカーンである。積み木を組み立てているものをよってたかってぶっ壊すというとんでもないゲームだ。コタ9歳、ソージロ5歳、miaとの4人プレイにて。
ルールは冒頭に書いた。
タイルを図のように並べる。手番プレイヤーは、砂時計をひっくり返し、好きなタイルに、描かれているように積み木を組み立てる。部品があるなら次々に組み立てて良い。壊されたら途中で作り直しても良い。
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砂時計が落ちる前に、タイルに描かれた積み木を組み立てる。しかし、他のプレイヤーはシーソー型投石台を使ってぶっ壊しにいくというとんでもないゲーム。
他のプレイヤーは、投石機をつかって、サイコロをふっとばして積み木をぶっ壊すのだ。サイコロは1度使ったらそのラウンドでは使えない。4人プレイだと3個飛ばせる。また大きなサイコロが1個あって、これは持ち回りで使える。
さいころにドッカーンの目が2個出たら、地震として、机をどんと叩くことができる。大きなサイコロなら1個で地震がおきる。地震はラウンド中1度だけしか起きない。
砂時計が落ちきった時点で、積み木がたっていたら、手番プレイヤーはそのタイルを貰い、数字がそのまま得点になる。
手番を交代して、最初に16点獲得したら勝ちだ。
ちゅうわけで、わしからスタート。
タイルの難易度によって得点は違うが、とりあえず、自分の席に近いところに組み立てることにした。
ただし投石機は、どこからでも打てる。
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上手く行けば、このように2個の建設も可能だが、ポイントは砂時計が落ちきった時点で立ってないとあかんという事。
コタが果敢に打ってくるが、なかなか当たらない。
意外と力加減が難しいのだ。
結局、2つ組み立てた。
砂時計はおそろしくあっという間に落ちる。
次はコタの番。
こんなん一撃で、ぶっ壊してやると思いきや、たしかに当たらない。
ぽろりとしたり、軽く当たって倒れなかったり。
コタも2つ建てるのに成功。
砂時計がすぐに落ちきるので、どっかーんの目なんか見てる暇はない。
miaの手番。
わしの攻撃がぶち当たり、倒壊。
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倒壊しまくり。真ん中の16点は成功することなんてあるんやろか?
そして、さらに組み立てたものをソージロが倒壊させる。
mia「ちょっとちょっと、ソージロ、これはいくらなんでも近すぎない?」
タイルの端から1投石機分離れないといけないのだが、ソージロは、ビタ付けである。
まあ、それはしょうがない。
しかし、2度もぶっ壊したんはおもろい。
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見事に打ち立てた。サイコロは大小2種類あり、爆弾の目があるが、正直、そこまでおいきれない。
ソージロは、いまいちルールがわかっておらず、タイルの上ではなく、外で組み立て始める。
しかも真ん中の16点タイルを。
わし「待った待った! それは無理やから辞めとけって」
もっかいやり直したが、スピードについてこれず建てることはなできないので、ハンデとして砂時計を1往復することにした。
ようやく建てたと思ったら、ぶっ壊され、それでもめげずに乗っけ直してぶっ壊される。
なめとんかー!!
結局、わしが砂時計落ちきるギリギリまで待って、残りの点数分のタイルをさっと建てる大人プレイで勝利。
秀吉の一夜城みたいな感じである。
所要時間15分
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投石機は色によって絵柄の違うシールとなっている。
miaのコメント
なんだかなー。
コタのコメント
面白かった。もっかいやりたい。
ソマーリオ
なんか、もうめちゃめちゃ。こんなのをルール化したのは、アホ。
ギリギリ、ゲームとして成り立っているのか、微妙なところ。
思った以上に、30秒という砂時計が短いので、ひたすら慌てて打ち込まないとあかん。
もう少し長い方が、狙いを定めて打てて楽しいと思うのだが、そうすると組み立て速度が速すぎてバランスが崩れるんかのう。
コンポーネントは、非常によろしいが、積み木は思った以上に小さい。これくらいでないと破壊できないからしょうがないのだろう。
ロベルトフラーガ好きのマニアにだけ勧めたい。このレビューでどんなゲームか分かり、楽しめるはずだ。