Dirk Hanneforth

Hajo Bucken

Drei Magier

2〜5人用
20分

ヒャノ

ネイティブアメリカンはダンスを踊る。
太陽を背に、狩猟の成功を祈願して。
ハゲタカ、亀、バイソン…
ネイティブアメリカンの踊りはいったいどこに留まるのだろうか。

プレイ感

な、なんと! 超オドロキ、BBがバレンタインに自分で選んでプレゼントしてくれたんがコレ。

恐ろしくギャンブル、凄まじくテリブル! このわしにボードゲームをプレゼントするとは!

そして、わしゃこのゲーム、確かにやったことがなかった。というわけで二人プレイにて。


6つのシンボルに置いたカードを(ルール通りに)順番に、場の中央に重ねていく。鑑定者となるプレイヤーが、前もってどのシンボルのカードを最後に置くかを予想しておくのだ。


鑑定者は、予想後、最初の1枚を場の中央においてゲームスタートする。つまり、これで最後のカードを置く誘導が出来るのだ。カードを置いていくルールは、数字が前後±1か、同じ色を置ける。置ける場合は絶対に置かなくてはいけない。例えば青の1をスタートカードとすると次のプレイヤーは赤の1を重ねなくてはならず、次は赤の10、黄色の9で終わる。となると鑑定者はバイソンを予想しておけば良いわけだ。

この鑑定者が非常に難しい。結構云々と唸ってしまう。

(あれをこうして、わし、あいつ、わし、あいつ…)


亀を選択。魚からスタートさせれば亀で終わる筈!


こうなると亀しかおけず、鑑定成功! いよっしゃあ!! 5枚ゲット!

鑑定者からスタートして順番にカードを置いていくのだが、自分の番になると選択肢が生まれるので、そのように最初のカードを選びたい。また確実に1枚ゲットするよりも当然、4枚、5枚を狙いたい。となると…

(わかんねえ!)

となり、そこから更に考えると…

(おお、残りはこの2つのどっちかやな)

と結論付けられる。そこでこっそりと、タイルを選ぶのだ。

(ハゲタカ)

こうなると後は運を天に任せるだけ。

二人なので交互にカードを置いていき…

「あれ?」

しもうたあ! 同じ色もOKなのを忘れてたああ!!

となる。考えてるとそういう風におけるというのを1つほどうっかり忘れるのだ。まじで。


スタートは鶴からにした。問題は太陽のカードである。これが出るとさっぱり訳わかめだ。

さらに、太陽のマークが出ると凄まじく選択肢が増えて悩むことになる。
太陽マークは出した後、好きな色と数を宣言できるのだ。これを相手の番にやられると、さっぱり混沌としてしまう。

で、しょうがないので、太陽のマークで終わりにすると、きちんと繋がる番号を言われたりするのだわ、これが。


よぉーし、意表をついて亀じゃ! とひねったら、バイソンかよ……_| ̄|○

結局2回ほどやって2連勝。

所要時間 20分


なんか亀ばっかり選んでるな、わしw

BBのコメント

自分で買うてきてなんやけど、苦手なタイプやわ。結構おもろかったけどさ。
お店でお酒の飲みながらだらだらと出来るゲームって言われた。

ソマーリオ

有名サイトでみたらボロクソの評価。
でもそんなに悪くないと思うけど。絵柄もネイティブアメリカンな感じがして非常に好感がもてる。

問題点があるとすれば6と9が解り難い。それくらいやな。

後は真剣にやるようなゲームでもないので、だらだらやると楽しめる。
まさにお酒を飲みながらって感じが相応しい。

手軽に出来るので何度か取り出してきてやってると、鑑定者になっても慣れてきてすぐに分るようになってきた。このDrei MagierはCiaoCiaoゴキブリポーカーなど、箱のデザイン、大きさ、しっかりした作り、コンパクトにまとまってて非常に持ってて楽しい。なんかシリーズもののように感じてしまう。

ちなみにこのゲーム、天王寺にある非メビウス系のぱふつうとこで、店員に話を聞きながら買うてきたとの事。ここは、店員が非常に素晴らしく、実際に遊んでゲームを選ばせてくれる。

ただ、残念なことに、ドイツゲームって高いのよなあ。お母さんと一緒にきた子供が欲しいといっても、気楽に買えない値段つうのがあかん。普及させるにはもう少し安価に出せるようにせんとあかんなあ。といっても、売れないから高くせざるを得ないという鶏が先か卵が先かの問題になるんやけどさ。

gioco del mondo