森川幸人

ForGames

1~6人
15分

ハーベスト


駅だけで買えた伝説のゲームが、今ここによみがえる。
『ハーベスト』は、駅だけで買えた国産ゲームのリメイクです。

野菜をたくさん収穫することを目指しますが、収穫は一人ではできません。
同じ野菜カードが3枚並ぶと収穫できるものの、自分の畑だけでは2枚しか並べられません。
そのため、ほかのプレイヤーが並べた野菜カードも使う必要があり、
大きな野菜は自分のものに、傷んだ野菜は相手のものにしてしまいましょう。
思惑と読み合いのカード配置ボードゲームです。

プレイ感

かつてJR東海のKIOSKでしか売ってなかった伝説のゲームをリメイクした。絵柄はリアル系から可愛い系に変わっている。
東急ハーヴェストに泊まりに行った時に、コタ12歳、ソージロ9歳、miaと4人プレイ。ハーヴェストでハーベスト。


畑ボードを人数によって組み合わせる。4人なので格子状に配置。
カードを4枚ずつ配る。


4人なので畑はこの形。手札4枚。右に見えるのが特殊カードの竜巻である。

手番には、カードを1枚畑に置いてから、補充する。ただし以下の優先度がある。
1.自分の畑にカードがなければ、自分の畑に配置しなければならない。
2.自分の畑にカードがあれば、カードの置いてある他人の畑にカードを配置しても良い。

ポイントは2で、あくまでカードの置いてある他人の畑なので、カードを置いていない畑には置いてはいけないのだ。ルール解釈を間違ってて、ソージロが大泣きしたことがあるw

上記の2つともできない時は、パスとなる。

縦、横、斜めに3枚以上同じ作物が並ぶと、自動で収穫される。それぞれ自分の畑のカードを受け取って、得点とする。
畑は、2✕2なので、収穫するには必ず他人の手助けが必要なのだ。


なんとか自分側に2枚収穫しようと端っこに配置する我々w

また特殊カードが2種類あって、ひとつはワイルドカード(点数なし)、もうひとつの竜巻は捨て札にするカードである。どちらも収穫のラインにしか置けない。最後に手札に残ったらマイナス50点となる。

こうして全員がパスになるか、手札をすべて使い切ったらゲーム終了。
自分の畑に作物がなければ50点を加算して、収穫物の合計点で競う。

まずは自分の畑から。
というか、このゲーム、マイナス点のカードが多い。

相手の畑に置きたいが、あまり嫌な事をして敵対心を煽るのはよろしくない。
先に書いたように、必ず協力しなければ収穫できないからだ。


これで斜めのトマトは各畑で収穫となる。最初のコタはそーじろと連携してた。後にまったく連携しなくなったが。

コタ「はいー、ソージロ、マイナス」

ソージロ「なんで、こた兄は、いっつも嫌なことばっかりするんだよ!」

わし「そんな事してたら、収穫できひんで」

わしはなるべく感情をさかなでせずに、プレイしていくがそれも煮詰まるぐらいマイナスが多い。

そーじろ「40点のスーパーとうもろこし」

わし「じゃあ、収穫」

そーじろ「パパ、ありがとう」

わし「ほんまもんのとうもろこしも食えよ」

※そーじろは好き嫌いが激しく子供が大好きなとうもろこしを食わない。


手札が悪く自分にマイナス点を置かざるを得ないことは多々ある。

コタ「はい、ママ、マイナス置いて収穫」

mia「なんかムカつくなー」

コタ「はいー、マイナス吹き飛ばし」

自分のところに置かれたマイナスカードを吹き飛ばす。

とまあ、なんだかんだと和気あいあいと楽しんで進む。

意外とmiaがマイナス作物を植えられ、ボロボロの展開になった。

こうして、最後はコタとわしの畑が空になってボーナス50点を得たものの、スーパーもろこし、スーパートマトなど、高得点作物を収穫しまくったそーじろが勝利。

そーじろ「やった、やった、やったー!!」

所要時間15分


最後の畑に作物なしは50点もあるので狙うべし。

軽くておもろいという事で、すぐに再戦。コタのそーじろへの嫌がらせはさらに過激となった。

そーじろのコメント

パパ、あれやろ! ハ

※かつてのプエルトリコがプと呼ばれたように

コタのコメント

あの神プレイ(嫌がらせ)が良かった。

そのまま大阪でプレイした。そーじろが、最後、畑を空にしたのに、最後の1枚をコタが置いた。そーじろの顔がみるみる泣き顔になって「うえぇーーーん」と泣いた。マジであれは酷かった。で、ルールを見直して間違いに気づいたのだった。

ソマーリオ

これは確かに伝説のゲームと呼ばれるだけはある。出自から、こんなに良いゲームが生まれていたとはと驚きを隠せない。
昔のゲームで良いゲームと呼ばれてても現代にやってみると、まあこんなもんやなというのが多いのに、このゲームはBGGによると1992年に発売されたのに、すでにドイツゲームテーストを醸し出している。
この時代って、日本では同人ゲームの祭典ゲームマーケットもない時代だ。それからだいぶ後になって始まったゲームマーケットの同人ゲームも当初は酷いものが多かった。

このゲームのターゲッティングも見事でまさに新幹線で友人や家族と遊べば最高のパフォーマンスとなる。
特にトランプばかりであきたので、ちょっとしたボードゲームをやろうだとか、UNOはつまらん、だとかそんな時に楽しめるゲームとしてはこれに勝るゲームはないんじゃないか?
個人的にはもう少しマイナス作物を少なくした方が良いと思ったが、マイナス作物が多いのはそのためだろう。マイナス点は盛り上がるからだ。
ちなみにマイナス点の作物はグレている絵はなかなかに面白い。

隙間時間にちょいとゲームするにも良し、旅行に持っていくも良し。
このゲームをリメイクしてくれた事に感謝したい。
そしてできればこの作者はこれを機会に、別のゲームを作って貰いたいと思った。
ルールにこのゲームについての作者の覚書が書いているので、ぜひ読んで欲しい。

ちなみになんで、豆テーマは協力なのか? BGGの情報が正しいとするとボーナンザより古い! オーパーツやな、ボードゲーム界のオーパーツ。

gioco del mondo