Jacques Zeimet

Hobby Japan
HUCH! & friends

3〜8人
20分

グラフィティ

駿河屋で購入

大人から子供まで楽しめる、お絵かきパーティゲームだ。回答者をのぞくみんなが、与えられたお題の絵を描き、回答者はその絵を見て、何を書いたのかを当てていく。そして中でも一番気に入った絵に得点を与えていくのだ。ただし、そのときに、どの絵を誰が書いたも当てなければならないぞ。200枚のお題カードはすべて日本語化され、大人同士でも楽しめる難易度の高いお題も多数収録している。何度も描き消しのできる「特製落書きボード」5枚入り!

プレイ感

年末ゲーム大会でTAM家にあった。6人でも出来て新しいゲームというとでやってみることにした。TAM夫妻、アマバ、タカダ、ムゲンとの6人プレイにて。


親以外のプレイヤーは、お題カードに指示された絵を砂時計が落ちきるまでに描く。その後、それをシャッフルして親に渡す。親はお題を当てる。当てたらポイントを貰える。その後、最優秀作品を決めて、描いたであろうプレイヤーに返却する。当たればポイント、外れたら子プレイヤーがポイントを貰う。親を規定回数行ってポイントが高いプレイヤーが勝利。

このゲームのポイントはなんといっても、何度も描いては消せるマジックボードの存在。昔からよくある下地の黒に張り付いて絵が描ける奴が5セット付いてる。


お題にそってお絵かきをする。懐かしいあのボードを使うのだが、残念ながらいまいち書き心地や視認性が悪い。

絵の癖というのはなかなか隠しきれるものではないが、このマジックボードのおかげで少し解りにくくなっている。誰が描いたかを当てるゲームなので、これがないとゲームにならないかも知れない。

やってみると、タカダだけは絵が恐ろしく下手くそなので、誰も外さない。こいつの絵は、アメトークの絵下手くそ芸人に出ても遜色ない出来だ。ただしダウンタウンの浜田よりは上手いと思うw


これはかぐや姫がお題。割と簡単なお題であった。

6人プレイなので親を1回ずつやって終了。

誰が勝ったか覚えてない。わしやったかな??

所要時間20分

ソマーリオ

ひねりもなんもないルールに唖然とした。これ、ディクシット以来、この手の優秀なコミュニケーションゲームが数多く出てるけど、今頃こんな何の変哲もないゲームを出すか? それでなくてもかなり昔からピクショナリーのように優秀なゲームがある。

絵が下手な奴は絶対に勝てないし、タカダのように絵が下手なのを知られてたら、絶対に楽しめない。最優秀作品を決める時にも、間違ってもタカダに返却する奴はいない。

デザイナーは絵が下手な人でも楽しめるようアイデンティクみたいなシステムを考えるのに、これは一切合切そんなのなし。ただの直球勝負の絵心だけが問われるだけのシステムなのだ。

その誤魔化しが、マジックボードの付与だろう。
こんなのに誤魔化されて、高値でこれを買わされるのはあほらしい。
ボードの質もかなり悪く、100円ショップで買えばもっと高性能なのが安く手に入る。

全然知らない人とやっても、どんな絵を描くか想像出来ないのでつまらないだろう。逆によく知ってる人の絵の特徴は知ってるものだ。子供と遊ぶにしても、もっと綺麗に描けるお絵かきツールは発売されてるし、上手く描けたねと言うだけで楽しい筈だ。そう考えるとこのゲームは誰と楽しめばいいのかという根本的な疑問がわき上がる。

ホビージャパンもこんなしょうもないゲームを日本語化するなら、アイデンティクを日本語化して欲しかった。

gioco del mondo