Alan R. Moon

Ravensburger

3〜6人
20分

グラシアス

赤を貰って、はい、グラシアス!
緑を貰って、はい、グラシアス!
あっちでこっちで、はい、グラシアス!
でも本当に、嬉しいの??

プレイ感

絵が可愛くて、結構楽しみにしてたムン様のカードゲーム。biscoさんにこれやりたいと言うとかなり乗り気じゃない返事。

うーむ、おもろないのか。。。

同じムン様ならボブズハットよりはこっちというので、TAMとbiscoと3人プレイにて。

このゲームは、各色ごとに集めるだけのゲームなのだが、同じ色でトップになってしまうと0点になる。
1列を選んで、その中から誰か一人にカードをあげるのだ。そのときに折角貰ったのでお礼をいう。

グラシアス!

と。しかし、各色プレイヤーの間でトップの枚数を取ってしまうとドボンになり、点数は0になる。カードの枚数が得点となるのだ。また5枚で1点は確定させる事は出来るので、集めまくればとりあえず微点にはなる。ここが上手く出来ている。
このルールの定義づけは非常にゲームをおもろくする。ほんまは貰って嬉しくないのにお礼を言わなくてはならないのだ。


中央に人数分、1枚を裏返しにおいて出しておく。好きな列を取っていって、1枚をあげるだけ。カードの裏も色鮮やかで、表裏が解りにくいのが欠点。それよりこの動物何か解らんけど、異常にカワイイぞ!!

TAM「じゃ、あきおさんにこれあげます」

(|| ゜Д゜)ガーン!!
ぐ、グラシアス!

わし「なんやbisco、これ欲しそうやな。最初からそういってくれたらええのによ」

bisco「えー、くれるんですか! グラシアス」

わし「レナーダ!」

とまあこんな感じに非常にテンポよく進む。


5枚越えたらええんやけど、4枚とかになると確実にドボンだ!

(それ要らん、来るな、来るな!)

bisco「じゃ、あきおさんに」

グラシアス……_| ̄|○

結局、1ラウンド目に高得点をマークしたbiscoさんの圧勝。

所要時間15分

当初、時間かかるんで短いラウンドにしましょとbiscoさんが提案したが、すぐに終わりそうだったのでフルゲームして、この時間である。

biscoのコメント

あれええ! これ3人でやるとおもろいですねえ。前は誰に渡すかぐだぐだ考えてやたら時間かかったのでゲンナリだったんです。評価見直します。

TAMのコメント

これ、かなりいけるじゃないっすか!

ソマーリオ

biscoさんが嫌がった意味が分からんかった。おもろいやん。でも3人やとおもろいというコメントは間違ってると思うで。多分メンバーでしょう。うちは長考厳禁さくさくルールやからな。多分4人でやっても5人でやっても、長考せんかったらおもろいゲームじゃないかと。

伏せカードがあるのに、考えてもしゃあないやん。その場のノリでテンポよくやらんと。大体においてムン様はわざわざ貰ったら「グラシアスと言いましょう」と規定してるところに、このゲームはノリを楽しむゲームってのが分かる。

という訳でわいわいやるにはルールは簡単なんでおすすめ。皮肉で「ありがとう! それ欲しかってん」ってのはプレイ中によくある掛け声のひとつ。それをゲームのおもろさに取り入れてるあたり、さすがはムン様。コロレットをノリよくした感じのゲームである。勝つために余裕のないプレイヤーではおもろくないだろう。そういう人はコロレットをやればよろしい。

ちなみにグラシアスと言われたらレナーダと返しましょう。ボリビア人になんて言葉を返すか訊いてきた。

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