Andreas Frei
Lukas Frie
Ueli Frie

HABA

3〜5人
15分

ゴーストハンター

深夜、ゴーストハンターは静かに薄気味悪い城にやってきました。遠くから不気味な音が聞こえてきます。
塔の時計が0時を指したとき、オバケたちが窓から窓へと軽快に飛び回り始めました。オバケの時間です!
誰が一番多くのオバケを見つけることが出来るでしょうか?

プレイ感

すごろくやの動画をみて、どうしても欲しくなってようやく買うた。mia、OEC、コツミ、タナカマと5人プレイにて。どんなゲームかはすごろくや説明ページとこの動画を見たほうが早い。


一人がお化け役となって、後ろから磁石でお化けタイルを、縦横無尽に動かす。そのお化けがどの種類かを全員で当てるのだ。

解ったプレイヤーは「見破った!」と叫ぶ。そうしたら全員が、どのお化けであったのか、城の下においてあるお化けタイルからそれぞれ秘密理に選んで同時に見せる。

一人だけ当たりなら2マス、複数なら1マスずつ駒を進めてお化け役を持ち回りで行う。5人なら2回ずつやったところでゲーム終了。一番駒が進んでいるプレイヤーがゴーストマスターとなって勝利という単純なもの。


城の窓からひょいひょい現れるお化けの正体を見極める。手前にあるオバケのマークを答えるので8択問題、ではなくさらにここに出ていない4体のオバケ(その場合は正体不明のマークに合わせる)があるので9択になる。

わし「ほな、最初はわしがお化け役やるわ」

わし以外は全員衝立の向かい側に座る。袋からランダムにお化けを取り出して、背面の穴からことんと落とし込む。

タナカマ「ちゃら〜ん、ちゃんちゃん、ちゃら〜ん♪」

わし「なにそれ?」

タナカマ「いや、緞帳があがって、劇が始まった感じです」

わし「なるほどw じゃ、開幕、開幕」

磁石でタイルを引きつけると「ばちん」という心地よい音がする。かなり強力な磁石である。

そして……

わし「うひひひひ〜、さあ、お化けの時間じゃあ」

ぐりん、ぐりん

プレイヤーはところどころ開いた窓から、お化けのタイルを見る事ができる。お化け役はその窓に向かって好きなようにお化けを動かすのだ。

タナカマ「見破った!」

皆「まじ!」

その声と共にお化けの移動を止めて取り出す。

今から推理タイム。推理ディスクを使って、さっきのお化けがどのお化けであったのか、城に並べられている8枚のタイルから選ぶ。よう出来てるのは、お化けは12種類あるところ。つまり城に出ていないお化けがあるという事だ。その場合は、推理ディスクで正体不明を選ぶ。


これが推理ディスク。誰か一人が見破ったといえば、オバケショーは終わりで、各自でどのオバケだったかを推理して一斉に出す。8の隣が正体なしである。

わし「せーので!」

全員があってるかチェック。OEC以外全員正解。OEC以外1マスずつ進める。

OEC「えー、違ったか」

馬鹿にしてはいけない。お化けは、首に下げてる鍵の向きとか、ジュースの色、持っている手など、むっちゃ微妙に違うだけなのだ。

タナカマ「うわあ、これむっちゃおもしろい。前からやりたかったんですよ」

次はコツミの番。

コツミ「しゅっ……しゅっ」

mia「あの、コツミさん。そんなに早く動かしたらまったく見えないんですけど?」

コツミ「えーっと、しゅっ」

皆「ぶーー!」

もう窓に移る瞬間、恐ろしいスピードでお化けが動く。つうかそれはむしろ残像である。解る訳ないやんけ。

お化け役は確かに好きに動かしていいのだが、ゴーストハンター役にも時間制限があるわけではないので、こういうプレイは時間だけ掛かり不評を買うだけでまったく無意味である。別にお化けが見極められたからといって、自分が損する訳じゃなし。つっても、全員が間違うとお化け役の駒を1マス進めるがこういうのは稀であろう。

mia「見破った!」

またしてもOECだけが間違い。

OEC「衝立系のゲームは苦手かも」

こうやって皆、大盛り上がりでゲームが進み、時にはわしが一人だけ当てて2マス進めたり、全員が間違ってお化け役が1マス進めたりした。

ゲーム終了。わしの2マス前進がやっぱり大きくて、勝利。

所用時間10分


当てたら当てた人数に従って駒を城に進めていき、一番奥に進んだプレイヤーが勝利する。今回はプレイに忙しかったのですべて同じタイミングで画像を撮ったために皆進んだ状態で写真を撮ってる。負けてると一発勝負かけたりも出来るが、意外と見えてたりするから人ってすごいw

タナカマのコメント

これ、買おう。子供とかいる友達にプレゼントしたら凄く喜ばれそう。物もしっかりしてるし、いい、これ。

OECのコメント

(説明)
お城の窓から覗く姿を見極めてオバケを当てるゲーム。
リンク先の動画を見るのが、百聞は一軒にしかず!
(作戦とかプレイとか)
もうね、ずっと見破れないの。
見破ったと思ったら、他の人も「え〜」とか言いながら当ててるし、むしろ自分だけ間違ってることも多々。
一人だけみんなに置いてかれて・・・終了。
(感想)
『呪いのミイラ』もそうだけど、子供向け磁石衝立ゲームは今後ビンビン来るね!
で、衝立磁石が流行ってきたら、今度は大人向けので「クイーンズブレイド ザ・ボディチェック」とか出るよ!

miaのコメント

とにかく仕掛けが素晴らしい。大人でもあれだけはしゃげるくらいだから子供なんて大騒ぎ。ただ夜中にやらない方がいいかも…脳ミソが死んでて全部同じに見えるから。

タカダのコメント 後日やった

子供とすると楽しそうです・・・十分楽しんでいたこと思い出しました。コンタクトの調子が良ければ・・・と思います。
負けたので悔しくて嘘つきました、しっかり見えていました。みんなのわかった早すぎです!!

TAMのコメント 後日やった

これは子供が喜びますよ〜!って言うゲームでした。大人も真剣になってましたがw
手に入りにくいのがとても残念です。(後述)

ソマーリオ

これは子供は楽しいやろうなあ。タナカマがやったように演劇が開幕したような雰囲気があって、可愛らしいお化けがチラチラと窓から見える仕掛けは、今までなかったのが不思議なくらい。

お化け役の人もお化けになりきって、後ろの窓から見える場所にお化けをそれっぽく移動させて、ふわふわと空中を漂わせる。きちんと後ろから見ても同じ城の絵があり、窓の部分がどこかわかるようになっているのだ。こういうのは非常に大事。

蛍光塗料を塗って、部屋を暗くしてやりたいくらい雰囲気は抜群である。そうなるとさっぱり見えなくなるけどw

ひとつ欠点があるとすれば、磁石が非常に協力で、動かすときの力の入れ具合が難しいくらいかな。

8枚の中にお化けがないかも知れないというアイデアも素晴らしい。

お化けは、かなり微妙な違いなのだが、それでも十分に判別つく。これが簡単すぎると思う人には、難しいバージョンも用意されていて、これは相当な難しさのように思う。なんつっても右向いてるか左向いてるかとか鍵の方向とかが微妙に違うだけなんやから。

今回は大人だけで雰囲気を楽しんだが、是非子供と一緒に楽しみたいゲームである。ドイツ子供ゲーム大賞にノミネートされただけある。(大賞はベッポ)HABAは元々コンポーネントはしっかりしているが、このゴーストハンターはその中でもトップクラスの出来の良さであると付け加えておきたい。

ただし、ほとんどの子供ゲームと同じく大人だけでやってもつまらないので、そういう人には勧めない。とか言いながらわしらは大人同士でも楽しかったがw むしろ子供子供と皆が書いてるのは、子供をネタにしてこれを買おうという大人の汚い駆け引きのためだろう。ただ非常に残念ながら、厚生労働省 食品衛生法の改定により、素材検査が必要な玩具の対象範囲が広がったため、ゴーストハンターの仕入れが難しくなったとのこと。

後日、大阪に帰ったときに甥っ子姪っ子とやったら、むちゃくちゃ盛り上がった。小学二年の姪っ子はもう興奮しすぎて、奇声をあげまくってたw

gioco del mondo