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Jim Winslow
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FX Schmid
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2〜4人用
60分
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ノミのサーカス
amazonで購入
駿河屋
チップをはじいてエリアをゲットしよう!ジャンプアクションゲーム「ノミのサーカス」は、たくさんのエリアをゲットした人が勝ちの陣取りボードゲームです。
チップを正確にはじくスキルと、他のプレイヤーを妨害する戦略性、両方が求められます。
さらに高難度のボーナスホールで逆転を狙うことも可能。大人から子供まで、友だちや家族でお楽しみいただけます。
原作は1997年にドイツで発売された「Flohzirkus」。長い間入手困難だったレアゲームの復刻版です。
プレイ感
別の所に置いているカタンを取りに行く時にmiaがノミのサーカスをやりたいというので一緒に持ってきた。
かなり古いゲームだが、なんと偶然にもこれをやった時に、日本語版で再発売されるニュースが流れてきた。
こんなクッソマイナーなゲームをリメイク再販するとは・・と驚きを隠せない。
コタ14歳、そーじろ10歳、miaとの4人プレイにて。
実は、これしくってて、まったく前と同じ間違いをして遊んでた。当時のメビウスルールはテキストだけなので、どうにも間違いやすい。ノミを飛ばす場所は自分の陣地からのみ出来る。前のレビューを先に読んどけっつうの。間違いやすいので自分で絵柄入りルールを作ったわ。
ルールは感覚で把握できそうやけど、間違いが起きやすいのでしっかり確認した方がいい。
01.jpg)
直感でやるとルール間違いするのでしっかり確認すること。自分の陣地は移動できない。
見ての通り、一番入れやすいエリアの正面のバーは垂直にたってて止まりやすいが、左は斜めってるので真ん中の地下室に落ちやすくなっている。
各自、フェルトと黒の大チップ、自分の色のノミチップと2つのクレイジー、ネットチップを持つ。
手番になれば、フェルトの上にチップをおいて黒の大チップによって弾いて、ボードに飛ばすだけだ。
もし1回目が場外にでたり、入らなかったりした場合だけ、もう一度チャレンジできる。(地下室に落ちたのは再チャレンジできない)
02.jpg)
黒フェルトの上でノミチップを置き、黒チップ大で端っこを押さえつけて弾く。
自分の10個のチップを放り込んだら得点計算する。4エリアで、最も自分チップが多いエリアにつき黒の勝利点チップを貰う。
ここ、間違いがちで、実はまたしてもここを間違ってしまってた。全員の手番が終わって得点計算するんじゃなく、自分の最後のチップを使ったら、自分だけ得点計算するのだ。
(|| ゜Д゜)ガーン!!
多分、前回のレビュー時にもここを抜けてたかもしれん。
どうにもここが直感的じゃなくて間違いやすいので注意すること。
同じチップ数の場合は、各エリアの斜めになってるゼブラに近い方が勝ちである。
またクレイジーチップがあれば、そこは得点計算できないが、ネットチップが同数あれば得点計算ができる。例:クレイジー2個、ネット2個なら計算できる
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各エリアは数が多いプレイヤーが1点もらえるが、同数の場合はより斜めのバーに近いプレイヤーが勝ちだ。
クレイジーチップを放り込んできたら、ネットチップで相殺すること。
こうして4ラウンドやって(親は時計回り)、黒の得点チップが多いプレイヤーが勝ちである。
セットアップが楽ちんで、始めるのが楽なことから結構な回数をやってる。
ただセットアップが楽なだけで、4ラウンドやると1時間ほどの結構な時間がかかる。
前のレビューでは10分と書いてたが、あれは二人でさくさくやった場合。
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コタの勝ち。黒チップ小が得点である。
こういうゲームが大好きなのはコタである。
ゲーム自体はべったんのようなベーゴマのような子供時代にやるであろう、ざっくりとした遊びに似ている。
今の時代は、ベーゴマはベイブレードに変わってしまってるが、ベイブレードはなんかカチッと定められた遊びであって、ざっくりとしたこのゲームとは雰囲気が違うように思う。
なんか子供が適当に遊びを考えて始めたような、原始の遊びといった雰囲気がある。
ただし、ルールはきちんと機能している。
このゲームの唯一の欠陥は、最初に先行されてしまうと挽回の手段がほぼないところだ。
点差がつきにくく1点の重みがでかいので、最初に2点差つけられてしまうと、もうお手上げになるだろう。
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これの判定がかなり難しかった。どっちが近いのか・・
10.jpg)
もっと接写して、PCで確認したが、判定不能であったがここはコタが勝ってたので無理にそーじろに得点を与えた。
序盤によく失敗するコタがいつも勝ってしまうのは、わしらの凡ミスによるものである。一投一投が非常に大事なのだ。
とはいえ、なんでわしとかmiaが失敗するのはようやく分かった。下にプレイマットを敷いており、さらに攻める場合に、角度的に2重になってるところからよく打ち込むので感覚が狂ってしまってたからだ。
そーじろはなんか上手く行かなくていつも投げやりになってしまってるのでこのゲームはあまり好きじゃない。
コタのコメント
このゲーム、僕、なぜか得意なんだよね。
ソマーリオ
評価は前と変わらず、こんなにチープでざっくりとしたゲームやのに、かなり熱くなれるゲームである。
今回、再販されるということだが、アイキャッチーが弱くてこんなに面白いのに、あまり売れなかったら残念やなと思ってる。
昔のプレミアム価格と違い安価で手に入るのはありがたい。
注意すべきは上でも書いてるが、なんせ自分のチップが終了した時点で得点計算するのをついつい忘れることである。
当たり前だがゲームマットは弾くパワーが変わるので辞めといたほうがいい。
ただ面白さは間違いないが、4人プレイやと思った以上に時間がかかり、あんまり続けて何度もやるもんではないのでそこは注意すること。ルール間違いを何度もしたので連続でやりすぎて飽きた。子供時代の初心に戻って楽しむのが良い。
コタが反抗期、そーじろが塾の本格化とちょっと時間がなくてお手軽ゲームばかりやってるが、そろそろ1990年代から2000年代初頭のドイツゲーム最盛期(個人的見解)であった名作の2回目レビューをやろうと思う。
複数回レビューにはWordpress化した方がいいんやけど、移行するモチベーションがあるかどうかやな。。