Stefan Dora

AMIGO

3〜5人
30〜50分

七つの印

ルール説明

マストフォロータイプのトリックテイキング。最初の人が出した同じスートのカードが手札にあれば出さなければならない。で、その中で一番数が多い人がその場を勝つ(トリックを取る)という。本来のマストフォロータイプのトリックテイキングならこれが一番多い人が勝つのだが、このゲームは、最初にどれだけトリックを取るか宣言する事でしょぼい手札であっても戦えるのと、妨害者という相手の宣言トリック数を妨害する事でマイナスポイントを減らせる事も出来るようになっている。






プレイ感

TAM夫妻と3人プレイ。
TAMが前々からトリックテイキングという言葉に興味を持っていたので、購入してみた。トリックテイキングで今のところ最高峰という評価のブクブクだが、実はマストフォロータイプの方が好きだったりする。システムがやってて楽しいのだ。


備品。最初にあがれると思った数の印を取っていく。黒はトリックを取りすぎた時にもらい、白はワイルドカードである。その後ろに立っているのが妨害者駒。赤は切り札なので多めにある。

まあ、言うてもわしゃ、昔からツーテンジャックで親兄弟から鍛えられてるので初めてやる夫妻に負ける訳にはいかない。

「むずいっすね」

確かに。手札を全て配いきってから、今回どれだけどの色でトリックを取るか最初に選ばなくてはならないのだ。赤3紫1緑2黄1という風に。つまり赤で3回、紫で1回、緑で2回、黄色で1回、場のトップにならないといけないという事だ。


今回はバランス良く緑以外の色で1回ずつあがるつもり。

ひとりが全て終わると次のプレイヤーが選ぶ。手札は全部で15枚。つまり15回トリックが行われるという事で、全員の印を勘定すると18個……おい、3個取り過ぎやっちゅうねん! 数が多いのは神のみぞ知る、だ。ふ。


今は青の場である。青が手札にあれば出さなければならない。なければ好きな色のカードを出せるが、ここで赤を出すと青よりも強い。赤はいつも切り札だからだ。

えーと、わし、いっぱいあまっちゃったんですけど?

残ったら1個につきマイナス2点である。わしマイナス6点

でもな、TAMには負けるぞ。

「あれ、僕の印なんかごっつ黒ずんでますねえ、なんででしょうかねえ」

すでに印がないのにトリックを取ってしまうと、黒い印を頂けるのだ。1個につきマイナス3点。プラス余った印1個でTAMマイナス8点。


もの凄く黒ずんだTAMの印。いじりすぎだな、とりあえず。

それに反してTAM嫁は全て規定通り。つまり0だ。

やるやんけ……

ラウンドつぅぅ! ファイッ!

3人なので三ラウンド繰り返して一番点数が低い人が勝ちなのだ。

俺はなー、大学の時、卒業単位132必要なのを1回30、2回30しか取れなくて、しかも3回で般教残ってて「お前大丈夫か?」と先輩に心配されたが、3回で一気に44を獲得して、4回は思ったよりは楽に卒業出来たほどの男やぞ。

おりゃー!

TAM嫁、なんか黒っぽいのんいっぱい持って後退。

TAMは無難にまとめてなんとかまだ勝てる可能性はあるかという圏内。

わしとTAM嫁ここで並ぶ。

そして最終ラウンド、妨害者いっぺんやってみますわとTAM。

「あ、あれ、全然妨害できひん」

ひたすらトリックを取りまくるTAM。
妨害者はスタートマイナス4だが、誰かに黒印を1個とらすごとに1ポイント貰えるのだ。つまり相手に出来る限りトリックを取らせるようなプレイをしなくてはならない。

「スタートプレイヤーばっかりになったら妨害できませんやん!!」

一人でトリックを取りまくる。
おろか、TAM……

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  三三  三三  三三   三三
 三三  三三  三三   三三

で、結局、1ポイント差でわし勝利。でも最後はTAM夫妻共に13ポイントとなった。所要時間20分


終了!

あれ、これって、全部妨害者取ってたら、なんもせんでもマイナス12でトップやったやん!

しょぼっ

TAMのコメント

これはむずいですけどおもろいですね。今度ツーテンジャックやってみたいですわ。

というわけでわしの家でやってたツーテンジャックのローカルルールをアップしておく。これでマストフォロータイプのトリックテイキングの楽しさを堪能してくれ。

ソマーリオ

ドーラにしては結構プレイ感は重い。しょぼい手札でも勝負出来る代わりに(実際わしは2ラウンド目は2回しかトリックを取っていないにも関わらずトップだった)全て計画通り行わなくてはならないので、終始緊張してプレイする。

おもろい事はおもろいんやけど、トリックテイキングは手軽に一喜一憂出来るのがいいと思うんやけどなあ。最初から最後まで計画的にやらんとあかんのはわしの好みではないな。

実はわしの手元にトリックテイキングの最高峰(変態)と名高いバスシュティッヒつうのがある。これも壮快感がないタイプぽいのだが、どんな感じになるか楽しみ。デザイナーはア・ラカルト、デイマッハーを作った奇才シュミールである。

とか言いながら、久々にたっかん、TAM夫妻とやったら非常に重いプレイ感ながらも、奥の深い戦略のある素晴らしいゲームやったわ。たっぷりゲームやった気にさせてくれた。評価変更。上のわしの好みではないつうのは、ごめん、悪かった。すんごいよう考えてる素晴らしいゲーム。取る時、返す時の印の数、種類、?マークの印を誰に与えるか。また、いつ?マークを返すのか。さらには妨害者の存在。何度やっても飽きないように工夫されている。素晴らしい! これに匹敵するのは後日、日本でも発売されたウィザード・カードゲームだろう。こちらの方がルールは簡単なので、より初心者に向いていると思う。マストフォロートリックテイクの入門ゲームといえる。

gioco del mondo