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Reiner Knizia
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Piatnik
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2人
10分
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ローマ七丘
トロイの子孫であるローマ人はカピトリーノの丘を含む7つの丘に入植する事を決定した。
ローマ人の当時の入植者数はわずか3000人である。この小さなローマが現在なお影響を色濃く残す大ローマになっていくのだ。
〜古代ローマの新しいゲームより
プレイ感
TAMが雨が降り始めたので洗濯物を取り込みに一旦帰ってたっかんと二人きりになったところで、とうとう古代ローマの新しいゲームをする事になった。
ローマ七丘に見立てたカードを配置する。このカードの取り合いである。カードを置いて数字が大きな方が貰えるのだが、7枚のカードに対して手札は1から9までしかない。
丘は数字がそのまま点数になるので、当然7の丘は熾烈な取り合いになる。ここをどう諦めるかがポイントとみた。このゲームは先攻の方が圧倒的に不利なので、同点の場合、先攻が貰えるようになっている。まず先攻の場合、7の丘は諦めるべきであろう。
七枚のカードを置いておく。それに裏向きに順番に置いていくだけ。最終的に数字が大きい方がその丘(点数)を貰える。
最初は、わしが先攻でゲームを開始。
よく解らないので、無難な真ん中あたりの丘にカードを伏せてだす。真ん中あたりの丘に真ん中辺りの数字である。相手が同じ丘にカードを出した時点でオープンとなり、また、相手が前回置いた場所には置けないというルールがある。
同じ丘に置いたらカードをオープンする。1〜9までしかないので、完全に読み合いである。
たっかんも、それよりも小さいところにカードを置く。どちらも様子見で、高いゾーンには手を出さない。が、カード枚数が少ないので、すぐに勝負は始まっていく。
たっかんが、わしと同じ5の場所にカードを置いた。オープン。同じ数。
たっかん「わわわ! やられました。もうこの時点であきおさんに勝てん予感がしますわ」
それから次々にたっかんはカードを置いていくが、わしとことごとく同じ数字。
阿呆や。
もっとひねれよ。
やたらと長考する割に、ことごとく失敗するたっかん。
こんなゲームで長考すんなよなあ。考えても解らんでしょうに。
結局、8枚目を7の丘に置かなかったたっかんを尻目に、わしが最後に7におく。最後に7に置こうとするが、それはわしが直前に置いたから禁じ手である。
結局、同じカードを使ってるのにこんなに差がつくとはというくらいに圧勝した。
所要時間15分。
最終はこんな感じ。うーん、ちょっと数字が見えへんなあ。。20点くらい取った。
先手後手とまったく違うので、交代してやってみた。
再び、ぼこぼこにして、勝利。
たっかんのコメント
こういうの苦手ですわ。
つかね、心理戦の読み合いやねんから、そんなに考えても同じでしょうに。ある程度まできたら直感で勝負でしょ。いんじゃんで考えるのと同じくらい愚かやで。
ソマーリオ
これが発展してタブララサやバトルライン(ショッテントッテン)になったと思われるが、どうにもこういう置き系は好きじゃないなあ。またたっかんが長考したのでテンポが悪くなったのもあまり楽しかったという印象がない。本来なら10分もかからんでしょう。後日、TAMとやったら2ゲームを15分で終わった。ま、そんなもんでしょ。
ゲーム自体は非常に簡単で、相手との簡単な読み合いが楽しめるゲームではある。なんとなくサムライもここから出来たのかなと思える。サムライのように置いていく競りが好きな人ならトランプですぐに出来るのでやって欲しい。
わしとしては旅行行った時の退屈しのぎにちょっくらやってみようかなという程度である。