Reiner Knizia

テンデイズゲームズ

2〜6人
20分

だるまあつめ

テンデイズゲームズで購入

ライナー・クニツィアによる手軽に盛り上がるバーストゲームです。
自分の運と選択を信じて、だるまをたくさん集めましょう。

プレイヤーは、手番が来たら、山札からカードを引いて、「だるま」を集めていきます。
一枚引くたびに、さらに引くか、手番を終えるかを選択することになります。
カードごとに描かれた数字がそのまま得点となるため、大きな数字を引いてくることも大事ですが、枚数が多ければそれだけ得点は増えることになるため、一枚でも多く引きたいところでしょう。
ただし、気をつけなければなりません。
その手番中にすでに引いていた数字と同じ数字のカードを引いてしまうと、引いたカードを捨てた上で、手番が終了となってしまうのです。
自分の運を信じてさらにカードを引くのか、手番を終えるのか―とても悩ましい選択となるでしょう。

プレイ感

紺碧さんが是非とも行きたいということで、テンディズゲームに行ってきた。
紺碧さんは海外在住だが、めっちゃボードゲームを勉強しているようで、事前にテンデイズで何を買うのかをしっかりと品定めしてた。

そこで会話にあがったのがこのだるまあつめと、うんちしたのはだぁれ? だった。
だるまあつめは、ドイツではマフィアを題材にしたファミリーインクとして発売されている。しかしどうしてもこのテンディズ版が欲しかったそうだ。
わしもついでに買うことにした。

わし「なんでこんな高さあんねん。収納がめんどいねん」

タナカマ「いや、これカードが多いんですよ」

わし「嘘こけ、振ったらガサゴソ言うやん」

タナカマ「いやいや、横が空いてるだけですよ。まったく。小さくしろ言うたり大きい言うたり」


ちゅうわけで、翌週の週末にやってみることにした。コタ12歳、ソージロ8歳、miaとの4人プレイにて。

まず蓋を開ける。

・・・タナカマ、すまん。確かにZ軸方向にみっしり入ってたわ。


カードゲームなのでコンポーネントはこれだけ。

カードは1から10が描かれただるまカードだけ。このうち1から5までは13枚、6から10までは9枚構成である。

手番はだるまカードを1枚ずつ好きなだけめくる。同じカードがでたらバーストでカードを捨てて手番終了というよくある坊主めくりタイプだ。
ただしカードが3枚以下ならバーストせず続けることができる。4枚目以降かぶるとバーストである。

またカードをめくったときに、他のプレイヤーが同じカードを持ってたら、それをすべて奪うことができる。ポイントは上記のバースト条件に引っかからないようにするために、数字の低いカードはあえて奪わないという作戦がある。


場においたカードは1周しないと得点にならない。その間、相手に奪われる可能性がある。

バーストしないうちに、手番を終了させると、一旦はそのカードは出したままにしておく。
次の自分の手番の最初にそのカードすべてを得点として裏向けにして横に避けておくのだ。つまり1周まわって確保されるまでは、他のプレイヤーに奪われる可能性があるということだ。

こうして最後のカードがめくられるまで続けて、最後は各自の引いたカードは、1周回らなくても得点として貰うことができる。

点数はカードの数字がそのままの得点で、合計点で競う。

というわけで、ソージロからスタート

カードの辞め時ってのがバーストゲームのキモだが、こいつもそこらへんは例にもれず、大きなカードの場合は気持ち早めに、小さいカードの時は、結構ぎりぎりまで引く感じである。


そーじろから。坊主めくりだ。同じカードがでたら全て捨て札だが、3枚以下ならセーフである。
このルールは美しさはないが、がっかり度をさげる非常に良いルールだ。

わし「え、まだ引くん?」

ソージロ「あ、3がでちゃった」

わし「さすがに4色揃ってるとあかんやろ」

1から5は枚数が多くてバーストし易いところにも注目する必要がある。

次はわし。
そーじろの失敗を踏まえて大人な感じ。
若干点数は低いがしょうがない。


4枚揃うとさすがにやめとことなる。8が出てなければいってたけど。

コタは2が出てわしのを奪って、次々にめくってそのままバーストさせてしまった。

miaは大物の10を引き、更に9も引き、また10を引き(3枚なのでバーストせず)、3でわしのを奪って手番終了。

mia「やったー」

わし「むかつくわぁ」


これは奪わずにはいられない。赤ダルでると一気に引きが多くなる。

そーじろの番で、3がさらに移動し、6を奪われてしまった結果、わしの手番開始時に残っているのは8が1枚だけだった。


そーじろはさっきの失敗があったので、ここでやめてしまった。

これを得点として裏返しにして、わしの手番。

わし「10や」

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

miaから奪う。
さらに9もでて、さらに奪う。

mia「むかつく!!」

最後に7をめくり、ソージロからも奪う。

わし「これで十分」


これは是非とも得点したい。これを得点したら勝てる。

カード枚数が少ないゾーンなので、めくっても悪くなかったが、実際に自分がやってみると怖くてやめる理由がわかると思う。

そしてコタのめちゃめちゃ引きが始まる。
怖いもんやから、もうサクサクめくっていきやがる。

3を奪い、7を奪い、6を奪い・・

そしてバースト

(|| ゜Д゜)ガーン!!

わしら「なめとんかーー!!」


4でバースト。まじでしばいたろか。


でも、10が手元に残り、得点できてよかった。

これを毎手番やるもんやから、超ロースコアリングゲームに。

山札が少なくなってきたら、もらえる可能性が高くなるので、無理に引かない方が良い。

そして集計。

計算すんのが面倒やなと思ってたら、ロースコアリングゲームやったため、すぐにできた。

結果、10のトリプルが効いてわしの勝ち。
ロースコアリングになったのも効いた。

所要時間20分

その後、面白いということでヘビロテ化してる。
コタのえげつないプレイは健在で、人のカードを奪ってはバーストさせて、ロースコアにしやがる。

しかしある時、神プレイがあった。

終盤、わしとソージロが得点をかなり稼ぐ、ハイスコアリングゲームになってた。ところがコタだけが0枚である。

コタの最後の手番、10のカードが溢れかえった時、コタは怖いものがないもんやから、ひたすら引きまくって10をとうとう引き当てた。

ずっと10が動き続けてやきもきしてた中、おそらく最後の10を引き当てて、そのままゲームを終わらせてしまった。

なんと、最後の手番だけで逆転優勝してしまった。2位ソージロとの差がわずか4点というドラマチックな展開だった

失うものがない場合はこういう戦いができる。。

コタのコメント

僕のやり方は、さっさとめくれば大丈夫なんだよね。

ソージロのコメント

ソージロの取らないで!!

ソマーリオ

実におもろい。いや、だがちょっと待て。チーキーモンキーと似てるのでは?
確かにルールだけを紐解くと似ている。1周待つというのがこのゲームのキモで、チーキーモンキーと不思議とプレイ感は違うのだ。完全にくにちーにやられてるわ。
こんなちょっとの改変で違うゲームとしておもろかったりするんやから、ほんま腹立つわ。

テーマとしては総取りというところで、ファミリーインクの方があっているが、でかい箱のくせに中がガラガラという酷い仕様らしい。というわけで紺碧さんもこのだるまあつめを欲しかったようだ。これは日本で、テンデイズゲームズでしか売ってない。世界展開については知らん。

テーマを変えたことは大人にしてみれば残念ではあるが、うちのような子どもがいる場合には間違いなくありがたい。ファミリー向けに売りまくったろうというテンディズの嫌らしいビジネス戦略が見え隠れしとる。ポストメビウスを目指しとるのか。
あえて正方形のカードにしたのは、だるまっぽくという理由だろうが、混ぜる時の混ぜやすさも考慮したのかもしれない。コンポーネントは完璧だが、もし不満をあげるとすれば箱の「Reiner Knizia」は「らいなー くにつぃあ」表記だろう。

チーキーモンキーは箱がでかいので、こいつはルールもプレイ時間も大きさもコンパクトにまとめられてて旅行などに気軽に持っていけるところが良い。我が家も例に漏れず早速このゲームを旅行に持っていった。
奪われる時に、若干嫌な気持ちにはなるが、だるまそれ自体が真ん丸で可愛らしく、ゲームのトゲトゲしたところをうまく緩和している。名作絵本の「だるまさんが・・」シリーズを彷彿とさせる。テンディズではわざわざこのだるまを置いているので、気になる人は見に行けばいい。わしもこのゲームをやってみて、欲しくなった。持つと手に馴染む。

閑話休題

タナカマと久々に会って、最近のゲーム事情を話した。
お客さんは増えてるが、結局、SNSで話題になっている売れ線のゲームしか買わないらしい。売り切れていると、これも同じシステムでとか説明しても買わないとか。
結局、話題の人が紹介しているとか流行ってるものをやりたいというだけとのこと。TVゲームではとっくに売れるものと売れないものが広がっており、それがボードゲームでも起きている。インターネットの弊害ともいえるかも。

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