Die Sieben Siegel - 七つの印
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七つの印
Die Sieben Siegel

デザイナー:

Stefan Dora

メーカー: AMIGO

プレイ人数・時間: 3~5人 / 30~50分

2004年11月27日

この世に7つの印あり。
プレイヤーは偉大な予言者となり、世界に散らばる5色の魔力の封印を、自らの予知通りにぴったりと解き放つ儀式に挑みます。
しかし、その完璧な調和を乱し、混沌の「黒い印」をもたらそうとする「妨害者」が、影から予言の行く手を阻みます。
未来を正しく見通し、すべての封印を無事に収めることができるでしょうか。
(ルール説明と共に2026/9/7に加筆)

ルール説明

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ゲームの準備

  1. プレイ人数に合わせて使用するカードを準備する。
  2. 3人プレイ の場合は各色 1 から 9 の計 45枚 のカードを使用する。
  3. 4人プレイ の場合は各色 1 から 12 の計 60枚 のカードを使用する。
  4. 5人プレイ の場合は 75枚 すべてのカードを使用する。
  5. 各プレーヤーによく混ぜたカードを 15枚 ずつ配り、これを手札とする。
  6. 妨害者コマ27個の印 をテーブル中央に置く。

宣言フェイズ

  1. ディーラーの左隣 のプレーヤーから時計回りに宣言を開始する。
  2. 自分の手番では、取るトリックを宣言する妨害者になる かのいずれかを選択する。
  3. 取るトリックを宣言する 場合は、どの色のトリックをいくつ獲得できるかを予想する。
  4. 予想した色と数に対応する カラーの印 をテーブル中央から取る。
  5. 中央に目的の色の印がない場合、他の任意のプレーヤーからその印を奪う。
  6. 印を奪われたプレーヤーは、代わりに中央から 白の?印 を受け取る。
  7. 妨害者になる 場合は、妨害者コマ を自分の前に置く。
  8. 妨害者 になれるのは、1ラウンドにつき 1人 だけである。
  9. すでに誰かが妨害者になっている場合、以降のプレーヤーは必ずトリックの宣言をしなければならない。

トリックの流れ

  1. ディーラーの左隣 のプレーヤーからカードを1枚表向きにプレイしてトリックを開始する。
  2. 順番に、各プレーヤーも手札からカードを1枚表向きにプレイする。
  3. 最初にプレイされたカードと同じ色を持っている場合は、必ずその色のカードをプレイしなければならない。
  4. これを フォロー と呼ぶ。
  5. 同じ色のカードがない場合は、任意のカードを捨てるか、切り札である のカードをプレイできる。
  6. は常に 切り札 として扱う。
  7. 最も数値の高い 切り札(赤) をプレイしたプレーヤーがトリックを獲得する。
  8. 切り札 がプレイされていない場合は、最初にプレイされた色の中で最も数値の高いカードをプレイしたプレーヤーがトリックを獲得する。
  9. トリックを獲得したプレーヤーは、プレイされたすべてのカードを引き取り、裏向きにして重ねて脇に置く。
  10. トリックを獲得したプレーヤーは、直ちに獲得したトリックの色の印を1つテーブル中央に返却する。
  11. 以外の色で始まったトリックを切り札で獲得した場合、赤の印 か最初にプレイされた色の印のどちらかを返却できる。
  12. 白の?印 はジョーカーとして扱い、任意の色の印の代わりにいつでも返却できる。
  13. 獲得したトリックの色の印、あるいは白い印を持っていない場合、ペナルティとして 黒の印 を1つ獲得する。
  14. 妨害者 は印を一切持たないため、トリックを獲得しても印の返却や受け取りは行わない。
  15. トリックの獲得者が、次のトリックの最初のカードをプレイする。
  16. 手札の 15枚 すべてのカードがプレイされるまでこれを繰り返す。

得点計算

  1. 15枚 の手札をすべてプレイしたら1ラウンドを終了し、ペナルティポイントを計算する。
  2. 自分の前に印が1つも残っていない場合は 0ポイント となり、これが最善である。
  3. 手元に残ってしまった カラーの印(赤、黄、緑、青、紫)は、1つにつき 2ペナルティポイント になる。
  4. 手元に残ってしまった 白の?印 は、1つにつき 4ペナルティポイント になる。
  5. 獲得してしまった 黒の印 は、1つにつき 3ペナルティポイント になる。
  6. 妨害者 のペナルティは、基本の 4ポイント から、他のプレーヤーが獲得した 黒の印 1つにつき 1ポイント を差し引いた値となる。
  7. 黒の印 が合計5つ以上獲得された場合でも、妨害者 のペナルティポイントは 0ポイント 未満にはならない。
  8. 得点を記録し、すべての印とコマをテーブル中央に戻す。
  9. 前回のディーラーの左隣のプレーヤーが次のディーラーとなり、カードを配り直して次のラウンドを開始する。

ゲームの終了と勝者

  1. 参加しているプレーヤー人数の 倍数分のラウンド を行う。
  2. すべてのラウンドを終え、最もペナルティポイントの合計が 少ない プレーヤーが勝者となる。

補足と戦略

  • トリックを獲得したプレーヤーは、直ちにその色の印を返却しなければならない。
  • 印の返却を忘れた場合、後から返却することはできない。
  • 黒の印 は1ラウンドに最大 6つ までしか分配されない。
  • ペナルティの印を取る状況で中央に 黒の印 がもうない場合、ペナルティの印を取る必要はない。
* 妨害者 は、特定の色の手札が極端に少ないか、あるいは全くない場合に選択すると有利に立ち回りやすい。

プレイ感

TAM夫妻と3人プレイ。
TAMが前々からトリックテイキングという言葉に興味を持っていたので、購入してみた。トリックテイキングで今のところ最高峰という評価のブクブクだが、実はマストフォロータイプの方が好きだったりする。システムがやってて楽しいのだ。


備品。最初にあがれると思った数の印を取っていく。黒はトリックを取りすぎた時にもらい、白はワイルドカードである。その後ろに立っているのが妨害者駒。赤は切り札なので多めにある。

まあ、言うてもわしゃ、昔からツーテンジャックで親兄弟から鍛えられてるので初めてやる夫妻に負ける訳にはいかない。

「むずいっすね」

確かに。手札を全て配いきってから、今回どれだけどの色でトリックを取るか最初に選ばなくてはならないのだ。赤3紫1緑2黄1という風に。つまり赤で3回、紫で1回、緑で2回、黄色で1回、場のトップにならないといけないという事だ。


今回はバランス良く緑以外の色で1回ずつあがるつもり。

ひとりが全て終わると次のプレイヤーが選ぶ。手札は全部で15枚。つまり15回トリックが行われるという事で、全員の印を勘定すると18個……おい、3個取り過ぎやっちゅうねん! 数が多いのは神のみぞ知る、だ。ふ。


今は青の場である。青が手札にあれば出さなければならない。なければ好きな色のカードを出せるが、ここで赤を出すと青よりも強い。赤はいつも切り札だからだ。

えーと、わし、いっぱいあまっちゃったんですけど?

残ったら1個につきマイナス2点である。わしマイナス6点

でもな、TAMには負けるぞ。

「あれ、僕の印なんかごっつ黒ずんでますねえ、なんででしょうかねえ」

すでに印がないのにトリックを取ってしまうと、黒い印を頂けるのだ。1個につきマイナス3点。プラス余った印1個でTAMマイナス8点。


もの凄く黒ずんだTAMの印。いじりすぎだな、とりあえず。

それに反してTAM嫁は全て規定通り。つまり0だ。

やるやんけ……

ラウンドつぅぅ! ファイッ!

3人なので三ラウンド繰り返して一番点数が低い人が勝ちなのだ。

俺はなー、大学の時、卒業単位132必要なのを1回30、2回30しか取れなくて、しかも3回で般教残ってて「お前大丈夫か?」と先輩に心配されたが、3回で一気に44を獲得して、4回は思ったよりは楽に卒業出来たほどの男やぞ。

おりゃー!

TAM嫁、なんか黒っぽいのんいっぱい持って後退。

TAMは無難にまとめてなんとかまだ勝てる可能性はあるかという圏内。

わしとTAM嫁ここで並ぶ。

そして最終ラウンド、妨害者いっぺんやってみますわとTAM。

「あ、あれ、全然妨害できひん」

ひたすらトリックを取りまくるTAM。
妨害者はスタートマイナス4だが、誰かに黒印を1個とらすごとに1ポイント貰えるのだ。つまり相手に出来る限りトリックを取らせるようなプレイをしなくてはならない。

「スタートプレイヤーばっかりになったら妨害できませんやん!!」

一人でトリックを取りまくる。
おろか、TAM……

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三三  三三  三三   三三
三三  三三  三三   三三

で、結局、1ポイント差でわし勝利。でも最後はTAM夫妻共に13ポイントとなった。所要時間20分


終了!

あれ、これって、全部妨害者取ってたら、なんもせんでもマイナス12でトップやったやん!

しょぼっ

TAMのコメント

これはむずいですけどおもろいですね。今度ツーテンジャックやってみたいですわ。

というわけでわしの家でやってたツーテンジャックのローカルルールをアップしておく。これでマストフォロータイプのトリックテイキングの楽しさを堪能してくれ。

ソマーリオ

ドーラにしては結構プレイ感は重い。しょぼい手札でも勝負出来る代わりに(実際わしは2ラウンド目は2回しかトリックを取っていないにも関わらずトップだった)全て計画通り行わなくてはならないので、終始緊張してプレイする。

おもろい事はおもろいんやけど、トリックテイキングは手軽に一喜一憂出来るのがいいと思うんやけどなあ。最初から最後まで計画的にやらんとあかんのはわしの好みではないな。

実はわしの手元にトリックテイキングの最高峰(変態)と名高いバスシュティッヒつうのがある。これも壮快感がないタイプぽいのだが、どんな感じになるか楽しみ。デザイナーはア・ラカルト、デイマッハーを作った奇才シュミールである。

とか言いながら、久々にたっかん、TAM夫妻とやったら非常に重いプレイ感ながらも、奥の深い戦略のある素晴らしいゲームやったわ。たっぷりゲームやった気にさせてくれた。評価変更。上のわしの好みではないつうのは、ごめん、悪かった。すんごいよう考えてる素晴らしいゲーム。取る時、返す時の印の数、種類、白の?印を誰に与えるか。また、いつ?マークを返すのか。さらには妨害者の存在。何度やっても飽きないように工夫されている。素晴らしい!
ただトリックテイクに馴染みのない人は、後日、日本でも発売されたウィザード・カードゲームの方がルールは簡単なので、より初心者に向いていると思う。マストフォロートリックテイクの入門ゲームといえる。

gioco del mondo