Jorg Spiegelhalter
&
Frank Stark

Zoch

3〜6人用
45分

ウイルスカンパニー(ウイルス一味)

ルール説明

ウイルスカードをめくり、錠剤をビッドしてそのウイルスを取らないようにする反競りゲーム。

プレイ感

各地でおもろいと評判なので売り切れる前にあわてて購入した。
所要時間15分と書いてあったので、ムゲンがくるまでの繋ぎとしてやってみた。メンバーはTAM、MIRU、うっしー、オキ、たっかんの6人。

自分の手番に出来る事は、場に2枚あるカードを選び、相手にそのウイルスを押しつける事と最初に配られたリスクカードを使用する事の2点。相手に押しつけるのは2種類あって、フリーで選ぶのと、時計回りに回すのとカードによって指示されている。


こんな感じに場に2枚出す。自分の手番にどちらをとるか決めるのだ。数字は病原値で、これが合計12になると集中治療室送りになり、1ラウンド終了する。これを3ラウンド繰り返す。

最初にリスクカードを配る。

うっしー「うわ、いいカードばっかりや。これって悪いカードあるんですか?」
わし「両方あるで」

じゃま、ウイルス開始。まず引いたのは時計周りウイルスと注射カード。最初から注射してもしゃあないんで、ウイルスを回すことにする。
MIRU「いらん」錠剤1つ差し出し
たっかん「いりません」錠剤2つ差し出し
オキ「うーん、、、もらっと来ますわ」

ウイルスを取って、そのカードに書かれている錠剤を貰うオキ。

なんかよう分からんぞ??

ウイルスを取ったら錠剤を貰うってのが妙でなじめない。

オキ「リスクカード出します」
わし「いらん」錠剤1つ差し出してMIRUへ
MIRU「いらん」錠剤1つ差し出してたっかんへ
たっかん「もらっときますわ」
わし「それ多分注射カードやで」
たっかん「ほんまや」

注射カードは普通、ウイルス値を半減させる効果があるのだが(ウイルス値が12に達するとゲームオーバー。その時点で一番錠剤持ってる人が勝つ)2回打つとその時点でゲームオーバーになる。だがこのリスクカードの注射はウイルスを半減する効果がないという代物。


この注射カードは病原値を半分にするいいカードだが2本打ってしまうとICU送りになる。

うっしー「え、錠剤貰えるんですか?」

リスクカードを使ったプレイヤーは競りに使った錠剤を貰えるのだ。

うっし「じゃ、僕も」

いくつか回った後、わしにきた。
わし「じゃ、これ貰う。錠剤ゲットのカードね」
うっしー「うわ。自分とこ回ってきたら貰おうと思ってたのに」
わし「つーかね、お前、いっちゃん最初に、ええカードばっかりやっつうたやん」
TAM「忘れてたあああ。じゃ僕も」

これはやばそうと思って色々回しているうちにTAMが自分でとった。
しまった。いいカードやったんか。

TAM「これからは僕に敬意を評してドクターと頭につけて敬語で話しかけなさい」

ここでムゲン登場。
ムゲン「これおもろいっすね」

わし「ドットールTAM。順番でございます」
TAM「了解。ところでMIRUさん、このウイルスはどう思います?」
MIRU「ドクターTAMさん。まあまあですかねえ」
TAM「皆さんどうしたんです? もっと話しましょうよ!」

チョーシにのりやがってぇ!

結局、うっしー、2枚目の注射食らって集中治療室送りでゲーム終了。ほんまやったら3セットやらんとあかんのやけど、この15分つうのはどうやら1セットの時間みたい。詐欺やんけ。

TAMのコメント

最初ルール間違うてるんかと思いましたわ。

確かになんか変なルールやったな。病気という感じじゃないねんな。。。

ソマーリオ

うーん、ドクター先生のリスクカードをTAMがひいてちょっと面白さもマシになったけど、ほんまにルールがしっくりこんので皆も手間取ってた。
どうにもこうにも錠剤の使い方とウイルスがシステムにマッチしてないので覚えにくいのだ。

正直、ルールがあまり好きになれんゲームである。ウイルスに感染するという軽いテーマなのに、ウイルスカードを貰うと錠剤(これが最後の得点になる)が貰えるので、自分が出す錠剤と比べるなど意外と計算高いゲームなのだ。そして問題は、それがいつも同じ計算結果になるという点で、このゲームの楽しさはリスクカードの如何に関わってくる。こういうタイプのゲームならわしはバケツ崩しの方が単純で楽しめる。対コストばかり考えると、病気にかかったあああと楽しめないのだ。


勝利点が持っている錠剤の数ってのが、カウンティングしてしまう悪い原因やと思う。絵とかはコミカルで可愛いし錠剤は木製でいいんやけどね。

gioco del mondo