Corne van Moorsel

Cwali

20分

ストリートサッカー

ゲーム説明

まもなく国の威信と威信を賭けた対決が始まります。
イタリア対ドイツ……
ただいまキックオフです!

プレイ感

スポーツゲームはこれがおもろいとちょっくらネットで見つけた。スポーツゲームのコラムを書いた手前、これはやらねばと輸入してみた。

たっかんともやったがきちんとルールを把握してなかったので、TAMとの二人プレイにて。

サイコロを振って選手を動かすという単純なルールだが、こんなんでええんかなと思った。選手は上下左右、ボールは斜めにも動かせる。たったそんだけ。
ところが、これがやってみるとむっちゃサッカーになってるんだ。

ボールが脚に着く感じ? なんかサッカーぽいのよ。

ボールと同じマスに入ってキックすると、残りの数+1マス進ませる事が出来る。

これを利用すれば、パスに次ぐパスで、一気に相手のゴールを揺るがす事が出来るのだ。

前半、俺様の華麗なパス回しで2点ゲット。


ごぉぉーーーるぅぅ!! 人は上下左右、ボールは斜めにも動ける。蹴ったボールはサイコロの目+1分だけ移動可能なのだ。

TAM「なんか悔しいですわ」

そこからTAMの反撃開始するも、ゴール前1歩届かず。

「ふははははー、残念でしたー。キーパー、キックっと」

ころころ……1

「ま、じ?」

ペナルティエリアから1マス出たところにボールは転がる。

TAM「シュート!」

2対1

そこからはTAMの果敢なディフェンスに阻まれ一進一退。

TAM「ああ、1マス届かんかあ」


1マス届きませんなー。

「ふはははははー! 残念やったのお。キーパー、キックっと」

ころころ……1

TAM「シュッート!!」

なんで、こんなんで同点にされなあかんのじゃああ!!


激しいというより、なんか可愛いサッカーである。でも結構戦略的。

ぴぴーー!!

試合終了のホイッスルが鳴った。

ここで10分間の延長戦に突入。

延長3分、FCあきお、果敢にゴールを脅かすも、TAMディフェンスに阻まれる。

TAM「残念でしたね」

ここでTAM痛恨の2。

いよっしゃあ! オーバーラップしてきたFCあきおのディフェンダーが、一気にゴォォォーーーーーーッルウウウ!

TAM「ああー、やられたーー!!」

所要時間15分

TAMのコメント

なんか、これむっちゃ悔しい! あっこで2出るかあ。

阿呆、わしなんかゴール前で2回も1やぞ。

たっかんのコメント

なんかこれサッカーなってますよね。

と、中学時代、ラモスに一度コーチングして貰い、上手いと誉められ読売のジャージを貰った元キーパーのたっかんは語る。

ソマーリオ

ルール読むと、ただのサイコロ双六で、誰もが思いつきそうなシステムでがっかりする。ところが、一旦やってみると、なんとなくサッカーをやってる気分にさせてくれるのだ。

ボールがぽんと跳ねて、ドリブルやパスをしている姿、トラップをしている姿をありありと思い浮かべる事が出来る。人間の想像力って不思議。


なかなかにコンポーネンツは素晴らしい!

駒は木製で、背番号のシールまでついている凝りよう。

プレイ時間が短いのもいい。あまりにもスポーツを再現しようと、テンポの悪いスポーツボードゲームって多いのだ。ボードゲームでスポーツを再現するならこれくらいで丁度いい。

システムに洗練されたものがないのでには物足りないが、ゲームとしては十分楽しめる。

gioco del mondo