フィンランドの人

Tactic

2人〜
20分

モルック

amazonで購入

ヨーロッパ人気No1アウトドアゲーム モルック(Molkky)はフィンランドの伝統的なゲームKyykkaをルーツに1996年にフィンランドにて考え出されました。
特別な装備、技術、体力を必要とせず、ルールもとても簡単なため、老若男女の幅広い年齢の方が楽しむことができます。
今ではヨーロッパのたくさんの国々で楽しまれており、キャンプ、BBQ、海水浴、公園、裏庭・・などなどいろんなシーンで気軽にお楽しみいただけます。(芝、砂、土など多くの場所でプレイ可)

プレイ感

TwitterでえりえりがKlaskを売ってモルックを買うとかなんとかかなり昔にいうてたのでずっと気にはなってた。
ボーリングやんけと思って買わなかったが、よく読むとなんか違うっぽい。コロナであんまり外で遊ぶ機会も減ってしまったので、これならルーフバルコニーでできそうと思って買うことにした。
コタ10歳、ソージロ6歳、miaとのファミリープレイにて。
ルーフバルコニーでやろうと思ったら予想以上に響いて階下の人に怒られそうなのと、もっと広いスペースがいることが分かり、近くの公園にて遊ぶことにした。


ルールは、日本モルック協会公式サイトに分かりやすく書かれているが、簡単にいうと、ピンを1本倒したらその書いてある得点が、複数倒したら倒した本数が得点となる。合計50点で勝ちだが、オーバーしてしまうと25点に戻されるというルールがあり、これがモルックを戦略的なゲームとしている。また3回連続で点数を得られなければ即負けである。


このように最初は密集隊形で始める。最初の状態を撮り忘れてたので、家の前で撮った。

3mから4mの位置から投げるのだが公式では3.5mとなっている。最初は密集隊形にがつんとぶつけていく。
ピンは倒れたところで立て直すので、ゲームが進めばどんどんと広がっていく。

チーム戦でやることにした。最初はわしとソージロ、miaとコタである。得点はスマホアプリがあるのでそれをダウンロードしといた。


下手投げでモルックを投げる。手首を逆にすればバックスピンもできる。


1投目、激しく当たらないと散らばらない。

これが、結構むずい。ボーリングのように転がすのではなく、直当ての方が多い感じとわかる。

やっているうちにある程度慣れてくるのだが、スキットルが段々と広がってくると、狙って得点したくなってくる。
密集した状態では基本狙えないからだ。

一番最初にやったのはどっちが勝ったか忘れた。
というのは、ほぼ毎週、何度も組み合わせを変えてやってるので、すっかり忘れてしまった。


倒れたところで立て直していくので、後半になると散らばってくる。そうなるとテクニックが重要になってくる。

このゲームは、50点近くなった頃が腕の見せ所である。

めっちゃ簡単なところに目的のスキットルがあると

mia「やった。吹き飛ばした」

と、敵チームに遠くへ吹き飛ばされたりする。


ソージロにはハンデとして1m近く投げさせた。投げ方が様になってんな。


後半になるとこんな感じ。芝生ではそこまで広がらないが、コンクリートや砂利でやったら、もっともっと広がっていく。

もっともきついのが49点になった時。つまり1点のスキットルしか倒せない。

バーストは割とよくある。

そしてラストが決まった時の気持ちよさ。

所要時間は1ゲーム20分くらいかな?

下が芝生やと広がりにくいが、砂利やとめっちゃ遠くへ広がるので、そっちの方がおもろい。

miaのコメント

これは皆が参加できるし、外で遊べるしでかなり良い。

ソマーリオ

家族で外で楽しめるのは非常に良い。大体、こういったケースでは、バドミントンかフリスビーあたりになるのだが、バドミントンは結構練習しないとまともにラリーはできないし、フリスビーは広さが必要である。モルックはそういう問題がなく、初心者も熟練者もすぐにそれなりに遊べてしまうところが素晴らしい。

またチーム戦であれば、大人が子供をフォローもできる。どころか、コタぐらいになると大人と変わらない。ソージロに関してはハンデとして1m近く投げさせているが、これまた大人と遜色なく遊べる。これって凄いことだ。

一度、ママ友3家族と対抗戦をやったことがある。1回やってから、子供らは鬼ごっこを初めてしまい、大人だけでゲームをやった。その時失敗したのが、個人戦にしたこと。6人でやると、もうスキットルが恐ろしく遠くへ散らばってしまい、収拾がつかなくなってしまった。多くても3チームくらいが良い。

3アウトは意外と厳しくて、子供らとやってる場合、やり直しもしてる。
このルールは、2アウト後、脱落をさけるために、どうするかっていう作戦上の選択肢を提供するだけに、良いルールなのだが、脱落で終わってしまうとちょっと残念なところがあったりするので、その場その場で調整するのが良いように思う。

欠点は、なんといっても品質が悪いところ。
公式版製品でも、ソゲや割れがあって、しかもぶつけることから簡単に裂けてしまった。
それでも別に問題なくゲームはできるので、こういうもんやという認識でやると良い。

コロナ禍の中、家族で外で楽しめるゲームとしてはかなりお勧めである。謳い文句にある通り、老若男女問わず、どこでもできるというのはほんまである。
単純やけど、システムが非常によく出来ている。
別売で追加のモルック棒や、投げるラインを表すモルッカーリなども売っているが、なくても平気である。

動画でルールを観た方が分かりやすいので、貼っておく。

gioco del mondo