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スパ帝国
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ゲーム工房スパ帝国
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1~2人用
10分
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マゴス
頭のおかしい公爵がお城の地下で拷問を繰り返していたら世界を切り裂く悲鳴によって魔法使いの土地と繋がってしまいました!異界を探検して呪文書を持ち帰りましょう!
「マゴス」は1〜2人用のゲームです。プレイヤーは5つの呪文を選び、手番ごとにダイスを振ってそれらに割り当てます。相手の体力を0にすれば見事勝利です!
プレイ感
ナショナルエコノミーが非常におもろかったんで、同じくアマゾンでの評価が高いマゴスが気になり購入した。
1~2人用のサイコロ対戦ゲームで、ソロプレイの時はAIと次々に闘っていく。
まずはわざわざ17枚もAIカードが付属しているので、ソロプレイをやってみる。
ルール自体は、対戦でもソロでもそれほど代わり映えしない。
使うカードは呪文カード5枚。赤がライフで青がマナマーカー。
シャッフルした呪文カードから10枚配り、そのうち5枚を選択する。ゲームで使うのはこの5枚だけだ。
手番にサイコロを振る。サイコロを振る個数はラウンド毎に1個ずつ増えていき、4ラウンド目以降はずっと4個振る。
で、そのサイコロの目を使って呪文カードを出して、効果を適用する。一旦出した呪文カードはオープンにしておき、今後も使える。
これを繰り返して最初に相手のライフを0にしたら勝ちだ。
共鳴なら同じさいの目で使える。6マナ使って相手に6ダメージ与えるという意味のアイコン。
AIは、強さの順番が決まっており、順次やっつけていく。AIカードはサイコロの目によって、どういう行動をするか書かれている。
ルールのヒントに従わず、調和カードを抜いて、5枚を選択。
魔法使いの戦いなので、魔法のソースとなるマナという概念がある。マナを消費して攻撃するのが常套だ。
ただマナは最初は0なので、まず補充しなくてはいけない。
で、補充して、攻撃する。
相手も攻撃してきてライフを減らす。
というのを繰り返し、練習用ダミーを撃破。
次の敵は怪魚である。カードはそのまま使う。
怪魚。ライフ10。見ての通りサイコロの目によってどんな攻撃を行うかが書かれている単純なシステム。
同様に行うが、怪魚の攻撃力がやたらと強くて、なんと2枚目にして負け。
やはりライフ回復呪文が必要だ。
負けた場合は、呪文を再度選び直して再戦する。
今度はなんとか勝てたが、次のウィッチドクターに負けてしまう。
こ、これは…つまらん。
まあ、対戦やったら或いは化けるかもとmiaを誘って対戦してみる。
が、プレイ感はほとんど変わらず。
2回やって、辞めた。
所要時間は5分から10分程度
強さの順番がカードに書かれているとルールにあるが書いてない。バラバラにした人もいるかもしれないので写真を撮っておいた。
miaのコメント
古くさいシステム。アイコンが少し解った2回目はちょっとマシだったけど。
ソマーリオ
ボードゲームをあまり知らない子供が初めて作ったゲームに毛が生えたレベル。
デジタルゲームをそのままサイコロ使ってカードゲームにしましたって感じ。
作りが単純なのはいいとしても、それに必要な盛り上がりがまったくないのが致命的。
サイコロゲームとしては、テンプテーション(ギャンブラー、シャープシューター)のように3の目出ろ出ろみたいに一発で結果が解るパターンと、じっくり考えてサイコロを再配置するヌメリのようなタイプがある。
前者は盛り上がるし、後者は考えさせる。
マゴスは当然後者なのだが、その配置方法にほとんど戦術がないのが致命的だ。
AIについても、1もしくは2が出たら2ダメージみたいな非常に単調なもので、これまたファミコン時代のRPGの敵の動作と何も変わらない。人工知能とはほど遠い単なるランダマイザーに過ぎない。
丁度、何の知識もない大手玩具メーカーが、キャラクターもののボードゲームを作りました! と出してきたらこんな感じのシステムだ。ただキャラモノを載せたら、ちょっと楽しくなるかも知れないが。
Flashで遊べるようなので、一度遊んで合いそうなら買うてみるのも手だ。
思わず同人ゲームを厳しく評価してしまったが、ナショナルエコノミーの出来が非常に良かったからのギャップがでかすぎた。申し訳なし。
あー、ちょうど、10年ほど前に突然現れて消えたグランバックのゲームと同じデザインセンスだ。やはり古い。
次回作は期待したい。