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Gunter Burkhardt
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Selecta
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2〜6人用
15分
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ゲオプリモ
世界を見渡してみましょう。
ローマにはコロッセオがあり、中国には万里の長城があります。
アフリカ象はインド象より耳が大きいと知ってましたか?
世界には文化の違いから色々なものがあるんです。
さあ、一緒に世界旅行してみましょう。
プレイ感
コンポーネントが可愛いので、ドイツアマゾンにてついでに購入。miaとの二人プレイにて。
このゲームは2つのものを楽しむことが出来る。1つ目はパズルである。ボードは世界地図のパズルになっており、これを組み立てないことにはゲームは出来ない。早速、miaに組み立てさせることにした。
いそいそと組み立てようとするが、こいつ、パズルの基本を知らないようで、いきなり真ん中から作り始めた。
わし「なんでやねん。最初は、端っこから組み立てていかんかい」
mia「えー、そうなの?」
ゲームボードはパズルとなっている。さーつくれーつくれー
時間を計ってると、結構あせるようで、あたふたしてやがる。
わし「ヒント。これはドイツのゲームね」
実はわしも一度組み立てようとしたとき、これで悩んだ。いつも知っている世界地図じゃないのだ。わしらのよく知っている世界地図は、日本を中心にした世界地図であり、これはドイツを中心とした世界地図となるはずだ。
ここまできたら後は意外と簡単。ちなみにパーツ区分け自体が次のゲームの区分けと関係している。
mia「出来た」
所要時間10分
後日、TAM夫妻にやらせたら5分で完了。つまり3人でやれば3分33秒かな??
なんにせよ、出来上がった地図は、左にアメリカ大陸がある不思議な形。
さて、2つ目のゲームを行う。世界各地の動物や建物が難易度によって3色のタイルに描かれている。で、タイル3枚めくってどの場所にそれがあるかを探すのだ。駒は一人1個で、見つけたら即座にその場所におく早い者勝ちである。ヨーロッパ、アフリカ、アジア、北アメリカ、南アメリカ、オセアニアに地図は分かれていて、正解ならば、その場所に応じた色チップを貰える。それを自分が持っている世界地図において、先に6ヶ所すべてを埋めたら勝ちである。
こんなタイルを毎ラウンド3枚めくる。難しさによって色分けされている。
今回は二人プレイで、タイルが3枚なので、一人2個持ちでゲームをやってみた。
mia「自由の女神はここ!」
わし「あ!」
mia「万里の長城はここ!」
わし「あ!」
恐ろしく速い。これがうわさのスリの手つきなのか!
こんな感じに早い者勝ちで自分のコマを置くのだ。同じ区画のタイルが出たら、白コマを手元に取ればいい。それが証拠という形になる。今回は二人プレイなので2つのコマを使ってやった。
mia「最後、オーストラリアだけになった」
そこで、出たのがカンガルーだ!
mia「お、出た。あ、エアーズロックだ。白駒も取ってと…」
わし「お、ナイアガラや。アメリカにおいてと…」
なぜか3つの地域しかないのに白駒を含めて4つの駒が盤上に並ぶ。
※白駒は、タイルで同じ地区がバッティングしたときに手元に取れば、それがダブりであるという証拠になる。
mia「どうして??」
わし「これ、エアーズロックちゃうっちゅうねん。ナイアガラやっちゅうねん」
mia「えー、そんなことないよ、これエアーズロックだよ」
わし「エアーズロックは、これや」
mia「あ! えー、でもこれエアーズロックに見えるよ」
わし「見えへんつうの」
地図の上にタイルの絵と同じものが描かれている。タイルのパーツがその区分けとなっている。
結局、2回ほどやったがあまりの速さについていけず2敗。
所要時間10分
最終的に、こんな風にボードと同じ色のチップを全て埋めたら勝ち。つまり既に持っている場所に置いても自分は得をしない。相手が損するだけなのだ。
miaのコメント
説明書見せて。これの説明文(全タイルの説明が書かれている)読んでるだけで楽しいよね。お風呂とかで読みふけりそう。
でも、これエアーズロックだよ。
(しつこいな)
あー、これブランデンブルク門だったの! 実物見たことあるけど気づかなかった。
(それとなく自慢すんなっつうの)
ソマーリオ
早いもの勝ちやし、覚えてしまえばゲームになるんかいなと思ってたが、実際にやってみると、しっかりとゲームになっていた。
子供が世界地図を覚えるのに適しており、地図を覚えるだけでなく名所や動物なども同時に覚えることが出来て、教育的に非常に優れている。日本が中心でないのはしょうがないところ。
ゲームとしては、カルタ取りみたいな感じだと思えばいい。ただ、すでに取った地区は不要となる(相手の邪魔にはなるが)ので、若干戦略的なところがあるかも知れない。駒も可愛いし、子供がいる方には是非勧めてみたい。大人でも、それなりに遊べると思う。またタイルの色によって難易度が違うらしいので、大人は難しい色のみを対象とすればいいと追加ルールに書いてある。でも、こういうのって子供の方が覚えるの、早い気がするんやけどね。
同じ世界の名所めぐりゲームとしてエクスペディションがあるが、子供が大きくなったらエクスペディションをやってみるのも面白い。