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Franz-Benno Delonge
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Wining Moves
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2〜6人
40分
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フライヨーロッパ
amazonで購入
ルフトハンザ航空にご搭乗頂き誠にありがとうございます。
当機はミュンヘン発ロンドン行きでございます。
ロンドンの天気は雨の予報でございます。
プレイ感
トランスアメリカが非常に面白いゲームなので、ずっとトランスヨーロッパが欲しかった。ただカードに都市の絵が描かれているのは素晴らしいが場所が描かれていないという点でずっと見送っていた。そしたらフライヨーロッパというルフトハンザ航空の関係者にのみ配られたトランスヨーロッパがあるというので衝動買いしてしまった。mia、コタ10歳との3人プレイにて。
トランスアメリカとルールはまったく同じ。各色1枚ずつ5枚の目的地カードを取る。
自分のスタート駒を置く。
手番には、航路を2本おいていくだけ。ただし二重線となっている線は難易度の高い路線であり、1本しか置けない。
これらの航路は合体すると、誰のものでもないので、自由に使うことができる。
5色ある目的地カードをそれぞれランダムに1枚ずつ取る。これらの場所を航路で繋げるのだ。最初のスタートマスを決めてそこからゲームスタート。
目的地カードは、トランスヨーロッパよりも大きくなっている。
こうしてすべての目的地カードを繋げたら即座に1ラウンド終了。
つながっていないプレイヤーの目的地までの最短本数を数えて、失点とする。
再度、駒を取り除き、カードの配り直しをして一から始める。
誰かの駒がエンドゾーンを超えたら、ゲーム終了。一番失点が少ないプレイヤーが勝ちだ。
トランスアメリカと違うルールがあった。トランスアメリカでは、2ラウンド過ぎて、最低点のプレイヤーが4点以上ある場合、エンドゾーンがそのプレイヤーの2マス手前までくる。その後、このルールは削除されたがわしの版では残っている。
航路は1本線なら2個まで、2本線は1個おける。ルールはそんだけだ。航路は他人との区別がないのは、他人の航路もつなげれば自分の航路として利用できるからだ。終盤はあっという間につながる。航路駒は空をイメージした水色に変更されている。
さて次にトランスヨーロッパとの違いだが、目的地カードがでかくなった。数枚、地名が変わっている。
以上だ。
mia「あ、これ可愛い」
そう、絵柄は非常に良い。
旅行ゲームはこうあるべきだ。
しかし、場所がカードからは読み取れないので、カードとボードを照らし合わせながら、ルートを考えないとあかんのがちとめんどい。
そして最適ルートを考えて、スタート駒をセット。
わし「あ、お前ら、遠いやんけ!!」
そう前にも書いたが2対1の図式やと結構痛いのだ。
アメリカマップは東海岸の山岳地帯があげられるが、フライヨーロッパの難所は、北側である。気流が激しいのだ。ここ二重線ありまくりやんけ。
気流が激しいのか、二重線が多い北側航路。
また北側と南側にへばりついた目的地で、トランスアメリカよりもなんか大変に感じる。
ラウンドはすでに4回目。トランスアメリカのルールだと3回でほとんどの場合決着がつくが、こちらにエンドゾーンが動くルールはない。
ここでなんとmiaがあっという間に目的を達成してしまい、大幅に滑走路をオーバーランしてしまって片桐機長状態になってしまった。
右下が勝利点を表す滑走路である。コマの形も飛行機となっている。
このゲームほとんど負けたことがなかったが、おもいっきりドベになってしまった。
所要時間40分
miaのコメント
これ、本当にシンプルで楽しいわ。これくらいがちょうどいい。
ソマーリオ
この飛行機の絵とか、駒の可愛さよ。
目的地カードもシンボルがデフォルメされて描かれた温い絵だ。
ただし、地図の場所はざっくりでいいから記載はして欲しかった。そのせいでプレイアビリティは大きく下がってしまっている。絵柄が可愛いので痛し痒しといったところではあるが。
個人的にはエンドゾーンが動くのは採用したい。3ラウンドくらいの決着がわしにはちょうどよく感じる。
あ、それとこのバージョンでは拡張、ダイヤの乱れは駒の色がいくつか違ってて少しだけ使いにくいという事だけは書いておこう。
ちなみにSNEが日本マップのあるトランスアメリカを出しているが、なんかルールがちと違うようだ。ドボンルールではなく、勝利点獲得していく感じとなっている。勝手に改変すんなやと思ったら、ラベンスバーガーがトランスアメリカ・ヨーロッパが入ったセットを売ってるらしく、そこに同じルールが採用されてた。他にもカードによって路線が3本引けるようになったりみたいな追加ルールが施されているようだ。
でも、デロンシュの元のルールはやはりドボンルールなので、この方式でわしはやりたい。これで十分だ。