Roberto Fraga

Blue Orange
テンディズゲームズ

2〜4人
10分

ドクターエウレカ


助手「エウレカ博士! とうとう出来ました」
エウレカ「どれどれ、阿呆か! 配合が間違っておる。やり直しじゃ」
エウレカ研究所では、毎日スタップ細胞の研究にいそしんでいます。
助手「エウレカ博士、ところでスタップ細胞って本当にあるんですか?」
エウレカ「信じるものは救われる」

プレイ感

ゲムマ2017春にて、テンデーズにて展示されてた。見た瞬間、ルールが分かる。これは子供と遊ぶに論理パズルとしていいのではと思い購入。miaとコタ6歳との3人プレイにて。


各自、3つのビーカーに同じ色の玉を2個ずつ入れる。それからカードを1枚めくり、描いているようにビーカーからビーカーへと玉を移動させる。出来たら「エウレカ!」と叫び、そのカードを貰う。玉はそのまま次のカードをめくり、次のお題へと挑戦していく。玉を落とすと、そのラウンドは抜けなくてはならない。またビーカーをひっくり返してお題と合致させることもできるところが面白い。カードを規定枚数集めたら勝ちである。


初期は2個ずつ試験管に入っている。ここからカードをめくりよーいスタート。

わし「よーい、スタート」

カードをめくる。

(ここをこうして・・・)

コタ「わわ、落とした」

わし「ほんまは失格やけど、そのままやってええで」

わし「エウレカ!」

mia「えー、うまくいかない」

わし「そんなにむずいかあ?」


丁寧に丁寧に。

コタは考えるのが難しいようで、かなり時間がかかる。

ので

わし「全員ができるまでにしよう。ゆっくり完成させてみ」

という感じでやってたら、miaがコツをつかんだみたいで、ここから猛追してきやがった。

なんとか僅差でわしが勝利。

所要時間10分


このように完成させるとエウレカと叫べばよい。面白いのは試験管をひっくり返して完成させても良いところだ。

miaのコメント

これ、いい! 子供に最高。

ソマーリオ

親が子供に与えたい知育玩具として、公文から出てもおかしくないゲームである。完全な論理パズルで、どのようにすれば完成させられるか考える力を養う。

このゲームの特筆すべきところは、ビーカーをひっくり返してもいいというところ。玉を落としたらそのラウンドは抜けなければならないので、この方法は最後の一発で可能だ。逆転の発想がひらめくときであり、これで完成させたときは脳が痺れる。

ただし実力勝負なところがあるので、勝てる人は勝つし、負ける人は負ける。枚数を変更してハンデをつけるといい。
ゲームとしてというより、知育玩具がほしいという人に薦めたい。

またコタがちょこちょこ落としてたように手先の器用さも必要なところもよい。
これ、デザイナーはあの奇抜デザイナーのロベルトフラーガなんやな。フラーガデザインにしてはまともなゲームやった。失礼w

gioco del mondo