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Rudi Hoffmann
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NGO
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2〜4人用
15分
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ドラダ
amazonで購入
あべこべすごろく
遅くゴールすれば得点があがる。
ただ途中にドボンの穴があるので注意して進めよう。
プレイ感
ドラダは昔、日本語版がトイザらスで700円のたたき売りになってて持ってたが、他にゲームいっぱいあるし、そんなにやらんやろという感じで売ってしまった。当時8000円くらいで売れたような・・
それからドラダ伝説というか、安田均の本によってボードゲーマーにはとても知名度があり、海外でもお宝はまぢかっていうドラダを利用したゲームも作られた。
そしてとうとうドラダ自身が日本語版としてリメイクされたのだ。
来てみたら、めちゃめちゃ箱がコンパクトになっててびっくり! ドラダが叩き売りになるまで買わなかった理由としては薄型とはいえラベンスバーガーのサイズで(4倍ほど)あのクソでかいコマ割りはいかにもおもろなさそうと思ったからだ。正直、これくらいコンパクトで十分! と思った。このコンパクトさは旅行にも持っていけるし、テンションあがる。
というわけでそーじろ10歳、miaと3人プレイでやった。

さいころを振って4個ある駒のうちどれかを進めていくだけ。途中にドボンの穴がある。
ルールは代名詞になってるように、あべこべすごろくでなるべく遅くゴールした方が点数が高いというものだ。
自分の駒4個持ち、さいころを振って好きな駒をゴールに向かって進めるだけ。
進んだマスに他の駒があればその駒の上に乗せて、下の駒は動かせなくなる。
+マスやーマスではその数だけ移動させるが、そこに駒があれば、この場合だけ載せずにその一つ先に進める。
また穴があり、そこに止まると落ちたことになり、駒を裏返してマスになる。本家は描かれていただけだが、この新バージョンでは、ほんまに穴を開けてる。

序盤はだいたいこんな感じになる。
こうして、すべての駒が落ちるか、ゴールするとゲーム終了。ゴールでは駒を上に積んでいき、ゴールの順番がわかるようにする。遅いゴールであれば、点数が高く合計点で決める。
というわけでスタート。
単純にサイコロ振って進めるだけなので、特に盛り上がるということはなく淡々と進む。
mia「これって、上に乗られた方が得じゃないの?」
あべこべすごろくなので、そう考えるのもわかる。
わし「選択肢を狭められるので損するで」
mia「あ、どぼんした」
わし「そゆこと」
全部の駒が乗せられてしまうとパスになって得なこともあるかも知れないが、基本乗られると、その駒が使えないようになり、ドボン確率が高まるのだ。
ここにこのゲームの妙があって、どの駒も2マス先がドボンである状況を避けて、どの数字が出ても対応できるように進めるのが秘訣となる。
mia「あ、ワープしちゃった。ちぇ」
ワープマスはいきなりゴールに飛ばされるが、実はそんなに悪いマスじゃない。初見プレイヤーはあべこべというところだけに着目しがちだが、ゴールに近いマスを見れば、ドボンドボンドボンとドボンのオンパレードでここに死屍累々横たわってゴールできない駒が多数発生するのが分かるだろう。

更に進むとこんな形態になる。既にゴールしてる駒はワープでゴールした。
そんな感じで進める。
mia「またドボンだ。このゲームつまんない」
miaはすぐにゲーム終了。
わしも後半に1個だけゴールして予定終了。

ドボンした駒は裏返り、礎となる。
そーじろだけが残って進める。
そして残りの2個を見事ゴールへ。
圧倒的、そーじろの勝利
所要時間 15分

そーじろの勝利。
もっかいやったが、miaまたしてもドボン連発で惨敗。
日を改めて旅行に持っていってコタを交えて4人プレイをした。
これが3人プレイよりも圧倒的に激しくて、このゲームやるなら4人プレイやなと思った。
なんせ駒がカオス状態になるのが熱い。

4人プレイ時は結構熱かった。

点数計算がとてもめんどくさい。
miaのコメント
運ゲーじゃん。つまんない。
そーじろのコメント
このゲーム面白くない。
ソマーリオ
我が家では非常に人気がなかった。
すぐに終わるのだが、ただのすごろくなのがつまらないのか、ドボンというネガティブ要素が影響しているのか、皆やりたがらない。
ただサイコロゲームが好きなコタだけが盛り上がった感じがする。
旅行に持っていけるコンパクトサイズなので、非常に良いと思うのだが、どうにもこうにも、皆の言わんとしていることも分からんでもない。どうにも盛り上がらない感じがした。
コンパクトになったのは良いと書いたが、ちょっと触れただけで駒を倒してしまったりして、これが致命的なので実は前のサイズの方が良かったんじゃないかとさえ思えるところはある。
コンポーネントは非常にしっかりとしてて、穴までご丁寧に開けてて、ばっちりドボンするのは流石はNGOの改修だった。気楽に遊べるところは魅力だが、正直テーマ性がないので、面白みにかけた。お宝はまぢかの方が楽しめたというのは皮肉な結果。わしのルディホフマンへの読みがあたってたのかも知れない。詳しくはお宝はまぢかのレビューを。
あ、あと、点数計算がすげぇ分かりにくいので、昔のスシローで皿の枚数を測った定規みたいなのがあればもっと良かった。