居椿善久

テンデイズゲームズ

2〜6人
30分

どんぐりやま

テンデイズゲームズで購入

どんぐりやまの てっぺんに、みんなでいっしょに のぼります。
どんぐりいっぱい ばらまいて、どうぶつたちも おおよろこび。
どんぐりやまは、かんたんな足し算と引き算を使って遊ぶ、楽しい協力ゲームです。
みんなで相談しながら、カードをうまく出して、完全クリアにチャレンジしましょう!

プレイ感

久々に我が家に友人を招いてのボードゲーム大会を開いた。大阪で毎年やってた正月ゲーム大会は開催不可となって10年ほどになるので、今回は東京でタナカマ夫妻とCOQを招いて正月ゲーム大会をやってみた。mia、コタ9歳を交えて6人でできるやつある?というとこれを出してきた。


協力ゲーム。下段8枚のピラミッド状にカードを配置していく。カードは0から5まである。一つ上の段に置くには、下の段の数字を足すか、引いた数しか置けない。例えば、下段が2と1なら、3もしくは1のカードが置ける。分かりやすいように、数字の部分は合体すると三角おにぎりの形になる。


最下段は好きに出せる。その上は、下の2枚のカードを足すか引くかの数でしかだせない。

手札が出せなくなるとゲームから抜ける。こうしてピラミッドを完成させたら勝ち。

わし「むずいんか?」

タナカマ「むずいと思うんですが、簡単という人もいます」


ここまでくると、全員が意識合わせをしないと脱落者がでてくる。数字の総数は絶対に把握する必要がある。

とりあえずゲームスタート。

最初は下段をいくつか置いていく。

ここでマックスの8枚を置くのはど素人だ。いざというときのために8枚目は確定させない方がいい。
2段目も徐々に乗ってきたころに、1段目が並ぶ。

協力ゲームは、どこまで情報共有してもいいかが重要である。
このゲームでは、手札を教えることは禁じられているが、1が欲しいなくらいならOKである。

最初はそこまで考えつかなくて、適当に置いていったら、たちまち全員がパスって終わってしまった。

わし「これ、枚数管理せんとあかんのとちゃう?」

同じ数字カードの枚数を超えてはおくことができないので、できるだけ満遍なく数字をおけるような形が望ましい。


ここで脱落。

コタがもっかいやりたいというのですぐに再戦。

しかし、これがなかなかに難しくて、やっぱり同じ数字の限界を超えてしまってゲームオーバー。2回目はあと4枚というところまできたが、もっと厳密に数字を管理しないとクリアは難しい。

所要時間 15分

これにかまけていると他のゲームができなくなるので、2回で終了。


最後はここで終わり。2を使いすぎた。

コタのコメント

面白かったので、もっかいやりたかった。

ソマーリオ

くにちーのペンギンパーティを協力プレイにしたようなゲームである。ペンギンパーティではその色のカードが無ければ、どうすることもできなかったが、このゲームは足し算、引き算を利用するため、上にまったく違うカードを出せるところがポイントとなっている。

今思ったが、このゲーム、多人数でやればやるほど情報が分散されてむずくなる。今回はマックスの6人でやったので失敗したように思う。

見かけはほんわかしているが、足し算引き算をしなければならないので、小学生以上でないとできないところが勿体ない。数字は大きくないので逆にこれを使って覚えるというのもありか。

コンポーネントはただのカードゲームのくせにやたらと金をかけてるなあという印象。箱が海苔巻きタイプとなっており、磁石でくっつく。
絵柄も可愛い。アートデザインのみなまるこはテンデイズゲームズの御用達みたいになっとるが、フェルトでぬくもりがあって非常に好きなデザインである。
なんで0のカードは動物の絵かというと、どんぐりを食い荒らすイメージだそうだ。

価格も安く、小学校で導入すると良い。残りの数字の枚数をうまく調整するところとか、数字とは何かを楽しんで吸収できる。花火のように空気読めやというのもない。誰かに仕切られたとしてもプレイ時間が短いため、そんなに気にならないだろう。

gioco del mondo