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Vlaada Chvatil
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Czech Games
ホビージャパン
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2〜8人
30分
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コードネーム: ピクチャーズ
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地図に描かれている、この変なシンボルは何だ?
これは、スパイがエージェントたちとコンタクトを取る地点を示した暗号だ。
2人の敵対するスパイマスターは、各場所にいるエージェントを知っている。
彼らは秘密の会合を行う場所について、現場諜報員たちへ暗号で知らせなければならない。諜報員たちは明晰でなければならない。
暗号を誤って解読すると、敵のエージェントとの不幸な遭遇に、最悪の場合暗殺者との遭遇につながってしまうのだ!
2つの組織は自らのエージェント全員とのコンタクトを競い、そして勝利をつかむのは1つの組織だけだ。
プレイ感
というわけで、前に予告した通り(珍しくも)コードネームピクチャーズを正月帰省した折に家族でやることにした。
メンバーは、兄、姉、ともチーム対mia、コタ11歳、わしである。
コードネームとの違いだけを書く。それだけでゲームはできる。ルールについてはコードネームを参照。
5×4の20枚となる。絵なので、ずばりそのものをヒントにしても良い。
以上。
ちゅうわけでゲームスタート。
最初はわしと兄がスパイである。
わし「ん? この絵は!?」
なんと絵には2つのモノが合わさって描かれている。
画像を見てもらえれば解るが抽象的な絵ではなく、そのものズバリのものが2つ合成されているのだ。
絵をよくみれば分かるが2つのものが重なってデザインされている。
さてここでこの絵をどのように組み合わせてヒントを与えるかであるが、先行は1枚多く答える必要があるので不利である。
わし「力、2枚」
mia「はあ? なにそれ。このゲーム苦手なんだよねえ」
わしの中では中央ラインの2枚を指したつもりだ。
コタ「1枚目はこれしかないよね」
mia「そうね。これ」
力こぶのマークだ。
わし「正解」
2枚目は自信なく答えたが、これもまた正解。
よっしゃ!
絵は一応どちらが上か分かるようなマークがつけられている。
次に兄の番だが、ここも手堅く2枚ゲット。
先行不利なのでどこかで1枚多く答えさせる必要があるがなかなかに難しい。
そしてとうとうこのラウンドで2枚当てなければ確実に負けるという状況になった。
メリーゴーラウンドみたいなテーブルと、コンビニのようなショウウインドウである。
左下と右下から2番目のやつ。
悩んだ挙げ句
わし「展示、2枚」
コタ「これ、飾ってるんじゃないの?」
お!
mia「えー、そうは見えない」
アホか!
mia「なんだか分からないなあ、別のにしよう」
コタ「うーん、でもこれがそれっぽいんだよねえ」
頑張れ、コタ!
mia「絶対違うって!」
お前はボケか!
mia「これにする」
わし「ハズレじゃ!」
1戦目は負けてしまった。
2戦目はコタが出るかmiaが出るか揉めた。
mia「苦手だから先にやる」
わし「でもここでお前が負けると負け確定やで」
というわけで、コタと姉となった。
コタ「1個でもいい?」
わし「あかんに決まってるやろ」
2回戦目のカード
しかし姉のヒントに兄、甥コンビはさっぱり分からず、勝利。
最後はmiaとトモである。
珍しくmiaのヒントが良くて勝利は確実と思われた頃、この切羽詰まった時にトモが、カードを手にとって眺めるというとんでもない暴挙にでた。
わし「それは流石にあかんやろ」
トモ「よう見えへんかってん」
慌てて、他のカードも見ていくが、もう確実に最初にとったカードが当たりだと解る。
この局面で当たりじゃないカードをどんなことが描かれてるのかわざわざ眺めるアホはおらんわ。
こういう行為は差し控えよう。
最終的に初めて、わしらのチームが勝利した。
ばんざーい!
所要時間30分
コタのコメント
もっかいやりたかった。ヒント出すのが楽しい。
miaのコメント
苦手だったけど、好きになったわ。またやりたい。
ソマーリオ
文字版との違いは分かりにくいが、文字の方が3枚以上の指定がまだ楽な気がする。2枚までは本家より結構な確率で当てることができるが3枚以上はまず無理である。
絵になっているので、その絵が共有認知になってしまうからだ。文字だと各人が違うイメージを持つので、想像力でいくらでも複数指定できる。
もともと想像力を楽しむゲームなので、一番美味しいところを見せてしまうと面白みが半減するのは致し方のないところだ。
そこを削ってでも、子供と遊べるところがこの版のキモなのだろう。
そう考えるとソージロを仲間に入れてやってみれば良かったと後悔した。
本家コードネームには敵わないまでもおもろかったので、今度家族4人でやってみよう。