Michael Schacht

ABACUS

2〜5人
30分

カリフォルニア

とうとう、僕らはやった!
たくさんの映画俳優が家を持つ憧れのカリフォルニアに一軒家を持つ事が出来た。
ぴんぽん
早速、僕らの新居にお客さんがやってきたぞ。
エリー、ホームパーティーの準備は出来てるんだろうね?

プレイ感

なんとなくシャハトのゲームが欲しくて、ふらふらと購入した。biscoが来たときに「結構おもろいですよ」と言うので二人プレイにて。

手番に出来る事は、タイルを買うか、お金を取るかだけ。いわゆるシャハトの二択である。タイルの購入は、銀行に現在残っているお金である。つまりお金を誰かが取れば安くなっていくのだ。

タイルは床とアイテムに分かれており、同じ色の床にしかアイテムは置けない。床はそのまま勝利ポイントになるが、アイテムは組み合わせでボーナスタイルを貰う事に使う。

カリフォルニア生活は12日間続き、得点計算するのだが、このゲームで最も大切なのは、訪問客の存在である。新しい家具を置くと嬉しの訪問客が贈り物をもってやってくる。この贈り物が勝利点1になる。本当なら二人目から贈り物を持ってやってくるのだが、二人プレイの場合は、3人目からというルールになっている。

やってみるとものすごく淡々と進む。しかもテーマとシステムがまったく合っていない正にシャハトテイストw

わしゃ、どうしてもスポーツ用品が欲しくて欲しくてしょうがない。理由はみて解るだろう。スポーツ用品を揃えると、超せくすぅいなおねいちゃんが訪問するのだ。ドイツゲームらしからぬセクシーさ。このおねいちゃん駒をゲットするだけでもこのカリフォルニアは買う価値がある。惚れた。結婚してくれぇえ!


日焼けマッスーンを見におねいちゃんがキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!! 美術品愛好家の爺とが邪魔だがしょうがない。お金は金が5、銀が1で、上に見える銀行に金が4つ置かれている。お店は上下4つずつタイルが置かれるようになっており、この3カ所の4つのどれかがなくなると1日が終了で新たに全補填する。左に並べられているのが、ボーナスタイルで組み合わせが完成すると書いてある点が入る。

とまあ、妄想はおいといて(実際に叫んでいたが)、既に一度経験済みのbiscoが、わしのボーナスタイル封じに、屋根裏部屋に家具をおく。家具は本来なら決まった床(床と家具はセットになっている)がないと購入出来ないのだが、1つだけ屋根裏にストック出来る。追加の屋根裏部屋を買えば、2つまで保持出来るのだが、こいつがbiscoを苦しめた。

bisco「うわぁ、こいつ邪魔で動きが取れませんー」

わしはそれを横目に見ながら着々とおねいちゃんだけを集める計画を練る。おねいちゃんばっかりのハーレムを築くんじゃあ!!

おねいちゃん率は半分の5割だ。しかし待て、よく見ろオレ。この動物に反応するレンジャーみたいな女は、いかにも「私、動物愛護団体から来ました。くじらを食べる人って信じられません。くじらって賢い動物なのよ。そう思わない?」なんて偉そうに抜かしながら、牛を食うてるタイプじゃねーか! この偽善ぶったタイプが大嫌いなんで、こいつはbisco行きと。


この緑の女をみよ。もの凄く偽善ぶった感じがプンプンする。左に見えてるのが屋根裏部屋ね。1つだけ家具を置いておく事ができ、条件にあった床を購入した途端、即座に配置される。あと、床を置く場合は、購入金以外にボードに書いてある金が掛かる。例えば犬のいる横に床を置くなら2ゴールド掛かる。床だけがそのままの枚数が勝利点になる。

そうなると、このジャンプスーツに身を固めるおねいちゃんがターゲットだ。灰色の家具、こい、こい(←すでに勝敗はどうでもいいらしい)


灰色の床を購入して、ひたすら灰色の家具待ち。ダンディーな叔父様のためにビリヤード台も購入。これで犬+ビリヤード台のボーナス2点タイルをゲット。既に居る訪問客の家具を購入しても移動は起こらないので贈り物は貰えない。しかしやらしい組み合わせじゃのう。ふひひ。おっさん、金に物を言わせてヒーヒー言わせてるで。

ゲームの楽しみ方が間違ってるだって? いやいや、やってみるとこれが正しい遊び方やと解るって。


げぇえ! わしのセクスゥイおねいちゃんが取られた。しかもお相手はこのゲームで最も評判の悪いゲーマーヲタと一緒やん!


ふう、取り戻したった。そして音楽家も遊びにきた。「君の体を演奏してあげるよ」なんて言うてるはず。しかしこの動物愛護団体の女、ずっと居やがるなあ。

わし「なんか毎回、わしばっかりで1日が終わるなあ」

bisco「そういう風に取ってます。日が変わって最初に選べたら得でしょ」

こ、この、試合巧者野郎がぁ!


みよ、このゲーマーヲタ。ようやくバイカーのおねいちゃんが来たけど、このコンビは魅力ないよなあ。

でも、そんな事はお構いなしに、手番にやれる事はそんなに多くないので、訪問客のコンビを楽しみながら一進一退の攻防。まるでアダルトビデオの撮影会のような、そんなコンビが生まれる。

わし「男2で一人の女を責めたてるうう」

bisco「こっちの3pは女二人ですよ」

もう、あちこちでくんずほぐれつの乱痴気騒ぎ。所詮、ええ年したおっさん二人がこの手の絵を見るとこんなもんさ、ふっ。(゜▽゜*)

二人プレイやと、12日間行く事なく、ボーナスタイル10以上集めたらという別の終了条件で7日目くらいで終わり。

所要時間30分

引き分けでした。


最後、家はこんな感じになりました。贈り物3。そして動物愛護の女は最後まで居座っていたとさ。

biscoのコメント

結構面白いでしょ。二人プレイでも結構いけますねえ。

ソマーリオ

テーマとシステムがまったく、びっくりするほど合ってねえ! そして淡々と進むゲーム。しかし何故かおもろいのだ。なんだか妙な楽しさがある。

理由は訪問客の存在だろう。こいつが家に来ると、なんだか本当に嬉しいのだ。集まると家が凄く賑やかに感じる。これが取られると寂しくなる。

訪問客を呼ぼうと、一生懸命になる。間違いなくこれが妙なおもろさをこのゲームに与えているのだ。ゲーム内容もあまり厳しいものでもなく、気軽に楽しめるところもいい。後日、TAMとすぐに再戦したが、1回目よりももっと楽しかった。やればやるほど味の出るゲームである。

まったくテーマとは合っていないが、シャハトのドライさを補完するテーマの勝利だろう。意味不明の文章だが、やってみると解ると思う。

今年はゲーマーズゲームが多かったが、その中でこの手軽さは佳作と呼ぶにふさわしい。テーマと合っていないのに、雰囲気を楽しむ変わった好ゲームになっている。

例えば、自作で訪問客を有名人に替えるとおもろいかも。スポーツおねいちゃんはイチロー、動物愛護のおねいちゃんは川島なお美、芸術家は岡本太郎とかね。ゲーマーは、ゲーマーは、、、思いつかん。。フェドッテ?

gioco del mondo