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Alex Randolph
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GP games
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2人用
10分
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バイソン将棋
駿河屋で購入
ぶひひいーん!! ブブルルウ
バイソンの集団が襲ってくる。
うらら、うららららぁ!!
酋長、犬連れて、自分の村を守るために立ちはだかる。
川を渡られてしまっては村は全滅してしまうぞ、頑張れ、酋長!
プレイ感
なんで今更こんなゲームを? という疑問の中、故ランドルフの二人用アブストラクトゲームの日本語版を発売した。
バイソンの木駒が可愛くて、値段もお手頃なのでつい購入。ひょっとしてメーカーはガイスターの二番煎じを狙ってるのか?
コタとやってみた。
酋長とバイソンに分かれて戦う非対称将棋である。バイソンは、前に1マス進めるのみ。チェスのポーンだが、前に他の駒があったら進めない。
酋長は縦横斜めに1マス進める。チェスのキングだ。また進んだ先のバイソン駒を除去できる。
犬は縦横斜めに好きなだけ進める。チェスのクイーンだ。駒を飛び越して進むことはできない。
また酋長と犬は、川を渡ることはできない。
バイソンがずらりと並ぶ。それに対抗する酋長が超かっちょいい!
バイソンを1頭でも酋長側の最後のマスにたどり着ければバイソン勝利、それを阻止すれば酋長勝利である。
まずはバイソンのコタから。1個進めるだけ。
それを阻止するために犬派遣。
わし「わんわんわんわん」
斜めにぎゅーんと動かしてバイソンの前へ。これでこのバイソンはもう動けない。すごい犬だ。
小さいながら、犬は巨大なバイソンの歩みを停めるぞ。かっちょいい!!
コタ、逆方向のバイソンを動かす。
わし「わんわんわんわん」
再び別の犬で阻止。
それから真ん中のバイソンを動かす。それを受けて、酋長を動かす。
そこからは犬で阻止しつつ、酋長を動かしバイソンを捕獲。
塊になったバイソンの群れを、次々に捕獲していく。
そしてあっという間に、バイソン身動き取れず。
酋長の勝利。
ここまでくれば酋長の勝ち。後はバイソンを捕まえるだけ。
次に入れ替わって、勝負。正式ルールでは両方勝って初めて勝利なのだ。
バイソン動かす。
犬動かす。
バイソン動かす。
犬動かす。
わし「ん、これバイソン、勝てるんか?」
明らかにやられる感が出てる。
コタが結局、獲れるべきところを獲らなかったおかげで勝てたが、通常ならこれは負け。
所要時間10分
画像では分かりにくいが、マスの縦横比が違ってて、斜めに移動するとき戸惑う。
コタが拗ねだし、miaが帰ってきたのでやってみる。
mia、バイソン。
なんと、負けてしまった。
ポカミスがないとバイソンに勝ち目がないと思うんやけど、どうなんやろ?
miaのコメント
バイソン愛があるから勝てるのよ。
ソマーリオ
どっちをやってみても、すぐに「あれ、これバイソン勝てるんか?」とわかると思う。
酋長、1マスずつしか動けんのに、驚くほど足が速い。
昔、ちょっとだけあった瞬間決着ゲームシンペイのような感じがする。ポカミスで、あ、みたいな。
バイソン駒は木製で重厚でとても素晴らしい出来栄え。犬もちょっとこけやすいけど、可愛らしい。
コンポーネントで問題なのは、マス目の縦横のサイズが違うおかげで、犬の斜め移動のときにぱっと解らないところ。これはなんで、こんな事なってんやろという怒りすら覚えるレベル。比率同じにせな、あかんでしょ、いくらなんでも。
まあ、値段も安く、ぱっと勝負つくので、バイソン好きな人に勧める。バイソン駒でワニに乗るをやれば良し。
なぜランドルフなら、トゥイクストの日本語版ではなくバイソン将棋をわざわざ選んだのか、それはやはりバイソン愛なのだろう。