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Reiner Knizia
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amigo
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1〜4人
60分
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ビッグファイブ
縦横に動物違いか色違いを並べていく。
単語を知らなくても出来るスクラブル。
プレイ感
くにちーが作ったクゥワークルという事だったんで、完全にスルーしてたがTAMが軽く遊べるだろうという事で出してきた。TAM夫妻、miaとの4人プレイにて。
最初にカードをプレイヤー全員に均等になるように配りきる。各プレイヤーはそれを山札として、手札に5枚引く。手番には、縦横をみて同じ色の違う動物か、同じ動物の違う色かに好きな枚数出すところはクゥワークルとまったく同じ。その場合もし4枚目なら手札か山札から1枚をゲームから取り除く。5枚目なら(クゥワークルと同じ意味)なら2枚を取り除く。最後にカードを5枚になるように補充して手番は終わり。
最終的に自分の全てのカードを置ききったら勝ちである。
それぞれデッキを持ち手札を5枚持つ。先にデッキをすべて無くしてしまったプレイヤーが勝ちだ。
ルールを読んだところ想像以上にクゥワークルだった。
実際にプレイしてみると、やっぱりクゥワークルだった。
唯一の違いはカードを無くすという動作になったおかげで、誰が勝っているか解りにくくなったところ。
動物の絵柄は非常に可愛らしい。
ゲームはTAM嫁が4枚、5枚攻勢をバンバンとしかけて、勝利。
クゥワークルと違って、点数計算する必要がない。
所要時間60分
ソマーリオ
既にまとめを書いてしまったが、これはまさにクゥワークルであった。よく出来ているのは、カードを配り切りにして、それを無くすことをゲームの目的にしたことで、クゥワークルでは一番面倒であった点数の記録が不要になった事だ。手練れのくにちーらしい、非常に見事な方法だ。
だけれども、これはやっぱりクゥワークル以外何物でもない。いくらそういった事でクゥワークルより優れていたとしても、厳しく見てしまう。大体世界で一番有名となったゲームを世界一のデザイナーが真似るかね?
実は記録が不要になったことで、クゥワークルの良さも無くなっている。点差が開きバンバン飛ばす姿というのは、プレイヤーにとって楽しいものなのだ。野球でもサッカーでもいい、ゲームスポーツは全て点数を表示してどちらが勝ってるか点差が一目で分かるようになっている。これがもし、隠れていたらおもしろさは間違いなく半減するであろう。
ビッグファイブはそういう事だ。
ただプレイ方法勝ち筋など丸パクりではあるのだが、このくにちーの味付けは、別ゲームとは言えないまでも、まあ、パクりとひとくくりにする程ではないかなというくらいのアイデアはある。このアイデアが素晴らしすぎて、自分の秀才っぷりにおぼれてしまって出したのかもと考えてしまった。
わしがクゥワークルとビッグファイブとどちらかプレイしようと誘われたら、元ゲームというのと点数のめんどくささはあるものの、見て楽しむ点差があるクゥワークルを選ぶ。