Gunter Baars Interview



ギュンターバースがインタビューに答えている映像があります。あの不思議なデザインをする生のギュンターバースの雰囲気はどんな感じに映るでしょうか? 是非、ご覧ください。といってもドイツ語なので紺碧さんに翻訳して頂けました。
こちらがギュンターバースのゲーム紹介です。

Special Thanks Ms.紺碧 & Mr.jyama

ギュンターバース・インタビュー1
ギュンターバース・インタビュー2

●今年は、Kiki Ricky(キキリキー)とPlitsch-Platsch Pinguin(ツルツルペンギン)とカカライ バッケル アイ(邦題分からず…つーか、ドイツ語サイトで調べてもそういうゲーム見つからず…わたしの探し方が悪い?)を、このメッセで発表しました。

●(お気に入りの冗談は何ですか?)あー、その質問大好きなんだよねー、お気に入りの冗談ないんだけど。(ご自分で言ったのでもないのですか?)ないねぇ、わたしは冗談が得意じゃないみたいだよ。

●ゲームデザイナーとして成功するには、数少ないけれど大成功するゲームを作るか、数多く創造的で独創的なゲームを作るかで、どちらも簡単なことではないですね。

●もともとは、漫画やアニメの原作を書いたり、記事を書いたりしていました。

●(ゲームデザイナーにはユーモアが必要ですか?)周りのデザイナーを見ても、特別に必要なものだとは思えないですね。ただ、自分のゲームは、ダイナミックな動きがあって、プレイヤー間のインターアクションも多い方なので、ユーモアは必要だと思います。

●(どうしてデザイナーになったですか?)もともと子ども時代は、スポーツとゲームに熱中して、そのころからゲームを集めてたし、そのゲームはいまだにひとつも捨ててないです。で、ある時ゲームを思いついたから、会社に持っていって、そこから始まりました。

●(ゲームにテーマはありますか?)わたしの作ったゲームは、エジプトがテーマになっていることが多いですが、最初はメカニズムから始めるので、テーマはたいていあとからくっつけてます。
基本的には、アドベンチャーゲームや中世をテーマにしたゲーム、騎士やお城が出てくるのが好きです。
たとえば、ゲームで前に進むと言っても、さいころで進むのか、カードを引いて進むのか、いろいろあるわけです。
わたしの場合は、どちらかというと3D感覚で、回すとか、引く、押すと、実際に動かすことが多いですよね。
つまり、ゲームをするために、ゲーム自体にさわらなければならないんですよ。
最近はやっているコンピュータゲームに対抗するには、やっぱり実際に触れるということが大事だと思うんです。
手を使ってさわるということは、どんなにおもしろいコンピューターゲームにもできませんからね。

●(お子さんはゲーム好きですか?)ゲームと暮らしているようなものだから、好きですね。パパがゲームデザイナーだから、というより、うちにゲームがいっぱいあるから好きなんだと思います。子ども用ゲームから始めて、今では11歳と14歳になったので、難しいゲームもできるようになりました。わたしのゲームで遊ぶのは、試作のとき。その時も、「いいよー」ばっかり言うなって言ってあります。そりゃ、文句ばっかり言われるのもいやだけれど、なんでもかんでもいいっていうのもいやでね。そのせいか、2人ともとてもいい批評家になりましたよ。

●(お子さんは、お小遣いで他の人が作ったゲームを買いますか?)いや、子どもたちだけでなく、わたしも一緒になってゲームを買います。
買うのは、他の人が作ったゲームばかりですね。

●ゲーム市場の競争は、とても激しいと思います。ただデザイナーの間では悪口聞かないし、仲のいい人もいますよ。

●Spieleautorenzunft (SAZ)(Game Designer Association…ゲームデザイナー協会、ぐらいなもんでしょうか)は、ゲームデザイナーがいるということ、何をしているかということを、世間一般にもっと知ってもらおうと思ってます。
そして、若い人やあまり経験のない人でも、ゲームデザイナーになるための情報や、サポートが受けられるようにしています。

●いままで、40ぐらいのゲームを作りましたが、どこの会社とも上手くいきました。また一緒に仕事がしたいなと思った会社もあります。

●(Spielautor<ゲーム製作者、ゲームデザイナー>とSpielerfinder<ゲーム発明者>と呼ばれるのはどちらが好きですか?)わたしのゲームを見ると、よくゲーム発明者って言われますが、わたしはゲームデザイナーという言葉の方が好きです。

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