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Aaron Weissblum
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Ravensburger
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30分
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アダムとイヴ
ルール説明
神はアダムの肋骨からエヴァを創られた。
蛇が言った。
「この知恵の実を食べてごらん。とても美味しいよ」
エヴァは決して食べてはいけないと言われたリンゴをかじった。
エヴァは裸の自分がとても恥ずかしくなった。そしてアダムにもこの知恵の実を食べさせる事にした。
それはとてもとても甘い果実だった・・・
プレイ感
ルールを読んだ限りでは、バルーンカップにそっくりである。安かったので、買うてみたはいいが、やる機会もなかったが、ようやくナナキとやることになった。
ナナキもバルーンカップからはめたったので、「そっくりやなあ」との声。
手札6枚配って、相手に1枚ずつ提示する。で、どっちがそのカードを取るか決めて、4色あるリンゴの木のところに色に応じて置く。これは交互に繰り返して全部使った時点で、合計数の多い方が得点の高いリンゴを、少ない方が得点の低いリンゴを貰う。それを32個のリンゴがなくなるまで繰り返すだけ。
同じ色のカードを置いて合計点で決めるところなんかバルーンカップそのものなんやけどなあ。
このように真ん中に手札から出す。相手がそれを貰うか、要らないというか決めて配置していくだけ。今回はジョーカーで、何色にでもなる。
木には点数の入った林檎チットが2枚ある。1〜8点あり、各色、カード合計の高い方が高い点数を、低い方が低い点数の林檎を貰う。今回は赤はアダムである俺が5点、ナナキが3点、青ではナナキが8点で俺が5点、黄色はナナキが7点俺が5点、緑もナナキが6点で俺が1点の林檎チットを貰うといった寸法。自分のところにカードがなくてもカード合計が0点と見なされるだけの話である。
ちょっと待てよ、このルールやと全部自分が貰う事にしたらええやん。
ところが、このゲームの肝は違うのだ。4色の同じ得点のリンゴを集めるとボーナス得点がある。それがまた得点の低いリンゴほど高くなってる。
つまりだ、得点の低いリンゴを貰う為に、わざと、カードを相手にあげるという作戦になるわけだ。
2点シリーズ総取り! ボーナス15点獲得じゃー。
その通り、最初は、なんかようわからんなあと思ってたが、これにいち早き気づいた俺は、得点の低いリンゴを集めつつ、時にはナナキの得点の高いリンゴを取ったりして邪魔したわけだ。
※ こうしないと相手も得点の高いリンゴのフィーバーになってしまうのだ。なんせ二人しかいないので、自分が取らないと相手が必ずフィーバーになる。
こそこそと8点のリンゴを取って喜ぶナナキ。
愚かやのお!
更に1点シリーズもゲット! そして点数の高いところはちょこちょことってナナキのボーナスを封じ込める。
結局、得点の高めのリンゴをたくさん取ったナナキを、得点の低いリンゴフィーバーの連発を出した俺が勝利。
所要時間30分
最終得点結果。ナナキは7のボーナスだけ。つまり5点しか入らない。
ナナキのコメント
最初意味わからんかったけど、途中から分かって面白かった。
ただ絵が気にいらん。エヴァなんか凄い不細工で胸ないもん! ←唯一の自慢は乳らしい。
エヴァのカードはこれだ。確かに、乳、へん……これでは若いたぎりの中学生でもオカズに出来んやろ。
ソマーリオ
まったくバルーンカップとプレイ感は違った。そして、妙なジレンマが楽しかった。一見するとルール間違うてるんちゃうの? とシステムが破綻してるのと勘違いしてしまうが、(偏った配置になりルーズな感じになる)きちんと機能している。
リンゴの得点ボードが細かくてやりにくいかなと思ったが、これまた意外にも使いやすく自分がなすべき事がすぐに分かる。
なかなかと唸らせるシステムである。ちょっとひねったシステムでバルーンカップのように初心者向けではないが、数回やれば初心者でもその面白味が分かると思う。
ナナキは絵が気にいらんつうが、リアルなおっぱいのエヴァじゃ、成人指定なるやん。これは味があっていいと思う。
ちょっとひねった二人ゲームやりたい人にはお勧め出来る。ヴァイスブルム、ムン様と組まずともやるねんなあ。