Kory Heath

Looney Labs

10分

禅道-Zendo-

ルール説明

禅道。それはすべての真理を悟る道。悟るとは、理解することではない。ただ感じるのみ。仏性、それは万物に宿る永遠の真理なり。

プレイ感

前々からやりたくて購入しようと思ったら絶版なってやがって入手出来なかった。なんでも三角錐のプラスチックの駒を作ったはいいが、なんか遊ぶ方法なーい? となってできたゲーム、それが禅道である。噂によるとbiscoとか抜かす奴が、10個ほど輸入して周りに配ったおかげで在庫切れおこしたようだ。むかつく奴だ。

ゲームつうより、そもさんせっぱみたいな、遊びである。親が四角錐を使って一定のルールを決めて、そのルールを満たしてれば、仏じゃあ! となり、なければ、否! という。勝ち負けとかなぁーんもなし。


出題。白は仏性(ぶっしょう)ありで黒は仏性なし。何かひとつの共通項を探していく。弟子は色々と組み合わせて、仏性あるなしを問うていき、その共通点を答えるというもの。

じゃとりあえず出してみますとbiscoさんの出題。

何度も「これはどう?」ときいて仏性なしの駒を貰う。

ええー、まじ分からん。

biscoさんは「怪しいなと思ったら聞いてくださいね」と言うが怪しいと思っても既にそれは反証しているのがあるので、言うことも出来ず。

むずい。。

なにがむずいといって、そのルールが馴染まない。「大きいのが1個」というと「大きいパーツを使っているとはいうが、その数まで言うと条件が2つになるのでそういう言い方はしない」というし。

条件の使用方法を知らないので純粋に条件のみを考えることが出来ず、ルールに規定されていない条件まで考えてしまうロスがあるのだ。


この問題は難しかったようで、biscoさんがギブアップ。

何度かやってみて、最後に一回だけbiscoさんをギブアップさせて終わった。


こんな感じで弟子のbiscoさんがいくつも質問をしてくるのだ。それにいちいち、石を置いて示していく。緑の石は多人数プレイで使うらしいが、基本ルールは同じ。

所要時間は語れないし、勝ち負けもない。

1問につき5分から10分といったところか。

biscoのコメント

これやりだすと止まらないんですよね。2時間くらいずっとやってます。基本的に出題する側は面白くないです。

ソマーリオ

やってみるとはまる理由もわかるのだが、とにかく後から出来たルールてのが丸わかりで、この場合はどうすんの? と意外と事細かいわしはその曖昧さが気になった。
少なくとも、この四角錐である必要はないかと。むしろ邪魔。

なんかさ、これ、別の物でもっといいものが出来るのではないかと思う。
代用品でもええし、なんだろう、このモヤモヤ感みたいなもんは。

後でbiscoさんが条件カードを作っているというので見せてもらったが、先にこれを見てからやれば良かったかな。

今回のbiscoシリーズで思ったのは、このおっさん、飲み屋ゲームが好きやなあということ。くまさん力持ち、Kippit、Zendo、すべてスナックでやれば暇潰しにもってこいである。飲み屋のマスターは絶対に用意しておくべきである。きっとZendoにはまる客が大勢くるはずだ。

一言でいえばZendoのプレイ感はマッチ棒パズルである。とまあ、うだうだ書いたが、あれば欲しいなあ。問い方に慣れると、かなりはまる感じがするのだ。暇つぶしに持ってこいである。

gioco del mondo