|
Heinz Meister
|
Ravensburger
|
2〜8人
15分
|
魔法のコマ
ルール説明
回転するコマの絵柄を当てるゲーム。
ルールは見たら一発。賭ける場所は早いもの勝ちである。
プレイ感
なんつうゲームや。そのアイデアというか、誰もが思いつくようなものをゲームとしてまとめたそのアイデアに脱帽である。
これはラベンスバーガーが出した小箱シリーズのひとつで、わしが最も期待した奴。
小箱でありながら8人プレイ可能!
つうわけで、海の帰りに立ち寄ったTAM、ムゲン、たっかん、オキ、わし、そしてTAM嫁の6人プレイ。
そう、TAMはなんと結婚したのだ!
おめでとー!
わしが、彼女とゲームをしろしろとアドバイスをしたのだ。ゲームつうのはオタクなイメージがあるようで、当初TAMは悩んでいたが、わしの彼女や、兄嫁の昔イケイケねえちゃんズでも、ボードゲームは十分はまるというのを教えた。
で、とうとう意を決してゲームに誘った。二人の距離はゲームのおかげで益々接近し、仲睦まじくここでは書けないような様々なプレイ(謎)をしてきた。
つまり、ゲームが紡いだ愛だったりする。
おお、やるう! ボードゲーム!
というわけでゲーム仲間が増えたのだった。
で、皆で海に遊びにいき、ボートを借りようとしたらわしの素潜りセットをみた兄ちゃんが「サザエ獲りにいくんすか?」と言われ「え? 獲れんの?」と答え「あっちの岩礁にいますよ」つか言われて調子のって、手漕ぎボートではるか1kmくらい先の岩礁を目指して漕ぎに漕いで、シュノーケリングで、潜りに潜って、持って帰ってきたのは、背中焼け過ぎの激痛だけという状態でゲームはスタートした。
コマをくるっと回してキャップを外す。
くるっと、あれ? くるっと。
キャップを……
おい、なんで皆そんなに回すのん下手糞やねん!
全然回せんわ、キャップを外す時に失敗してコマを止めてしまったりと、まともに回せる奴は、一人もいない、いやいた! TAMだ。
TAM「僕独りでこっそり練習してましたもん」
こいつ、ひとりでそんな寂しい事をやってたのか。。。
おまけに、裏向きにセットしたりとゲーム以前におおわらわ。
「練習しろ!」
という訳で一人一人練習する。
ま、あ、下手やけど、なんとか回せるようになった。
一人でこっそり練習してたTAMを突っ込める隙がないほどに皆下手やったのだ。
で、ゲーム再開。
ぐるぐるぐるー
一斉に自分のチップを置きだす。
(お! 意外と分かるやん)
と思ったときはすでに遅し。チップは早いもの勝ちなのだ。
ね、簡単でしょ? すぐ解るねんなあ。。
ちきしょー、まったく取れねえ!
TAM嫁やたら強くぐんぐんリードを広げる。
なんだこの強さは?
自分が回すコマを右手に持ち、左手ではチップを何時でも置けるようにかざしている。
本気かい!!
初めてゲームを一緒にやるが、いい度胸だ。
そこからTAM、TAM嫁と夫婦でかっぱぎモード。
しかし後半俺様の場所記憶力が炸裂。
ラスト手前、同点に追いつく。
そして運命の一投。
TAM嫁が、すかさずチップを置こうとする。
俺様の左手が同じ場所へとぐいっと伸びる。
TAM嫁一瞬早く、そこに辿り着いた。
やられたか!?
ファンボー! ^^^^^●
TAM嫁、力の入れ過ぎで自分のチップをはじき飛ばした。
ここでTAM嫁痛恨のファンブルだ。
そして俺様は見事勝利した。
所要時間15分
当初思ったよりも簡単でちょっとがっかりした。やっぱり分かってしまうのである。そうなると、百人一首のように場所を覚えておくゲームとなってしまうのであった。
それに最後の方はどの札が出たか(さすがに)覚えているので、一発勝負で置いたり出来てしまうのは気になる。
最後7枚獲得して勝利。取ったタイルは裏向きに置いておくのだが、さすがに覚えてるのだわ。。
まあ、そういうゲームではないのだが、やっぱり気になるなあ。パーティーゲームとしては若干不満が残った。アイデアがいいので、よしとするか。
これで残るは宝の滝だけである。こいつはちと楽しみ。