Stefano Luperto

daVinci

3人〜6人
30分

王位継承

ルール説明

最初に密かに指示された王候補者をできる限り出世させるゲーム。手番に好きな候補者を上に1つあげる。王様マスに辿り着けば、全員で投票する。全員賛成なら王様誕生、候補者の計算をするが、一人でも反対すればその人物は追放となる。

プレイ感

ぴの、TAM、MIRUと4人プレイ。前にかわちさんでやったときにおもろかったので、購入した。


一番下は奴隷スタートだが、一気に王位につく事が可能なのがこのゲーム。名前はこのようにABC順になっていてキャラクターもとても雰囲気があっていい。そして自分の番になれば1個上にあげるだけというシンプルなルール。

TAM「え、見えへん、見えへん」
自分の方向に候補者を向けようとするTAM。
阿呆か! 裏にもちゃんと頭文字書いとるっつうの。

このゲームでは、分かりやすいように候補者の名前はABC順の頭文字になっているのだ。

一瞬、煩雑で分かりにくいかなと思えるシステムだが(自分が支援しなくちゃならん奴が結構いるのだ)アルファベット順の名前のおかげで意外と分かりやすい。


コンポーネントの雰囲気は抜群。ボード左端にあるのが最後の得点。上位に居れば居るほど得点は高いのだ。

ゲームスタート。次々に候補者を出世させていくが、皆、欲望丸出し、鈴木宗男氏のように我も我もと自分の支援者を出世させていく。

おろかー!

見え見えやんけ。

わしと関係のない奴をいっぺん王様にしてやる。

投票開始。

……

ブッシュのように票を操作する必要はなし。台湾大統領のように自作自演が必要なだけだ。

ふふふ。

追放決定。

な?

これでわかったろ。

あげても王様に無理矢理あげられて、追放刑に処されるねんて。

このシステムは、なんとなく相撲を思わせ哀愁漂うのう。。。

そっからたくみに投票操作をして、わしの傀儡王権が何度も誕生したとさ。うひひ。
所要時間40分。


王様ばんざーい!! とまあ、こんな感じで追放された人物は数知れず。

TAMのコメント

これ、いいっすねえ。単純で楽しめますわ。

ソマーリオ

ルールは単純やけど軽い読み合いもあり、コンポーネントの絵も可愛らしい。カタン前の昔のドイツゲームを思わせるなあ。アンダーカバーとかそんな感じ。なかなかの秀作。

ただ今回は4人でやったためか、あっさり政権が決まったりして面白みにかけた。あっさり決まるとおもろないのよ、このゲーム。前は5人でやったから級でドイツゲーム大賞はこれやと思ったけど、人数によって面白さが変わるのかも知れん。また視認性がいまいち悪いのがネックでもある。あちこちで見かけるように、あっさり決まっておもろなかったってのは人数のせいとちゃうかな。

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