Wolfgang Kramer

Jumbo

2〜4人
90分

タイクーン

ルール説明

世界9大都市にホテルや工場を建てるゲーム。ホテルの収益はその都市のホテルの総数に影響され、多すぎても少なすぎてもよくない。ラウンド毎に収入があり、4ラウンド後に一番お金がある人が勝ち。










9つの都市を縦横に進んではホテルを建てる。置いた場所によって収益が違う。他のプレイヤーと総合で建てた数が収益となるのがポイント。基本はそれだけのゲーム。

プレイ感

メビウスが◎をつけており、割と趣味が似通っていたサイトでもおもしろいとお奨めだったので、買い逃してかなりショックを受けてた。しばらく経って再入荷してるのをイエサブで発見、すぐに購入した。

満を持してTAMとたっかんと3人でやった。おもろいのは分かっている、いつやるかだ。

ところが、、、あれ?

これ、おもろい??

なんせ、自分の手番になると無茶苦茶、長考するのだ。それも戦略を立てるのに長考するのならまだしも、飛行機のチケットを探すのに時間がかかる。

えーと、ニューヨークに行って、東京の歌舞伎町(何故か歌舞伎町なのだ)に行きたいから、どのチケット買えばええんやろ?

考え中

……

考え中

……

あ、あった。まずはモナコ行き買うてと……

and so on so on....

なんでこんなに考えるか?

ゲームのシステムに問題があるからだ。なんせこのゲームでは飛行機のチケットはべらぼーに高い。どんくらい高いかと言うと、ホテルを建てるくらいの値段なのだ。当然、ちょっとでも安くしようと航路選択は無茶苦茶重要になってくる。

自然、考える。それもかなり。

ホテル経営のゲームでありながら航路の安いのを探すだけのゲームにしか思えんかった。

また、差がとてもつきにくいので、1円でも安く航路選択しないと勝てない。

やってる事はそんなに難しくないのに、2時間近くかかる。もっとスマートに出来たらおもろい可能性もあるんやけど、これじゃあなあああ。

また無駄に馬鹿でかくて置き難い箱とプラスチック製のコマがかなりの萎えである。

このあたりからクラマーに疑問を抱きだした。もっとスマートにホテルを建てる楽しめるようにしてくれよー!!

とか結構昔に書いたのだが、改めてやっぱりクラマーは偉大であったと常々思う。このゲームは嫌いやけど、最近エル・カピタンという大航海時代の植民地政策にテーマが変わってリメイクされた。ふむ、内容的にそちらの方があってるように感じる。

gioco del mondo