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Reiner Knizia
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Spass
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2〜5人
20分
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トレンディ
ルール説明
順番に手札を出していき、同じカードが規定枚数になったらそのカードを貰い、得点となる。
緑のカードが場に合計7枚出たら緑がブレイクして、自分の出した(緑の)カードが最期に得点になる。今回ブレイクしなかったカードは捨て札になるので出来る限り皆と談合すればいい。で、ブレイクしたら新しく次のトレンドを決めていく。
プレイ感
最近友達になったはやっちをゲームに嵌めたろうと思い、はやっちが経営するショットバーに持っていた。
そこにいたお客さん、スタンド、ベスパ乗ってるRally(女)、たばっきー(女)と5人でゲームスタート。
何故かわしの隣に座るのを嫌がる。なんでだー! まあ、さっきダイナマイトとかCiaoCiaoでぼこったったからなー。てへ。
青のカードを流行の最先端にしようと青のカードを出す。
「時代は青じゃー!」
隣のRallyが緑を出す。
おいおい。
しかし、皆はわしの流行についてこうと青のカードを次々に出し、、、
青の時代到来ー! あちこちのファッション誌では青づくめ。
ブレイク!!
つうわけで、今まで出した自分の青のカードを手もとにおく。これが最後の得点になるのだ。
Rally、獲得枚数0。
次は、赤の時代だあ。
Rally、あくまで緑にこだわる。
独自路線を歩もうとすると失敗こくのだ。そういうシステムだ。
しかし町中では、「赤よね?」「もち赤よ」「赤だわ、赤」とまるで日本赤軍のように囁かれ、、、
赤ブレイク!!
Rally、またしても0。
Rally「えー、これどういう事。意味分からん」
そしてまたもや独自路線を歩むRally。
わし「皆と同じのん出したらええねんて」
Rally「勝ち方分からん」
相変わらず独自路線。
わし「ええか、このゲームの名はトレンディ、トレンディな?」
箱をばんばんと見せるわし。
わし「独自路線歩む流行なんかいらんから。そういうのをなんて言うか知ってるか? ださいっちゅうねんぞ」
Rally「むー!!」
これやからVespa乗ってる奴は嫌いやねん。人とちょっと違うファッションしようとしよる。同じ流行おえんねんな。まったくよー。なんかいっつもファッションちゃうやろ? Vespa乗ってる奴ってさ。ここにも独自路線が表れとるやんけ。←実は2カ月前にVespa買うた人
わし「そういや、ファッションセンスもゲームと同じくださいんちゃうん?」
Rally「むー!!!」
まったくVespa乗ってる奴ってのは困るねえ。←自分のVespaを毎日眺めてはにやにやしてる人
皆が10枚くらい獲得してるのに、3枚くらいしか持ってへんやん。
わし「同じVespa乗りとして恥ずかしいわ!」
Rally「むーーー!!!!」
つうわけで、4人が100点オーバーなのに、一人だけ80点台のRallyを残して、わしぶっちぎりの勝利。
所要時間20分
獲得したカードの数字が点数になる。つまり場に4枚でブレイクする赤は点数が低くなる。
スタンドのコメント
しょぼっ
たばっきーのコメント
しょぼっ
はやっちのコメント
可哀相になあ。Rally、ここではお洒落で通ってるのになあ(笑)
Rallyのコメント
むーーーーー!!!!! 今度、うちのRallyであんたのPXにぶつけちゃる!!
それだけはやめてぇー!!
ソマーリオ
このように熱くファッションについて語るもよし、寡黙にしてさくさく進めるもよし。まったく疲れを感じさせない好ゲームである。
トレンディと名の通り、皆と流行を作り上げるゲームで、なかなかにテーマとルールがマッチしていてよろしい。で、Rallyのように独自路線を歩むとどつぼを踏むところもよろしい。協調路線、これがこのゲームに勝つコツである。
で、リメイク版のクレージーダービーだが、動物のレースがテーマになっとる! なんじゃそりゃあ?? そらあかんやろ。。。これ、クニッツィアにしては珍しくテーマが合ってるのにさ。
ただ終わってからも余韻が残るタイプではないし、まったりと楽しむといった部分があるのではなし。むっちゃ惜しいねんけどな。
今回はゲームを盛り上げるために、若干一人をいじり倒した感があるが、まあ、これも普及のためだ。勘弁すべし!
このように、あきお仮面はゲームを普及すべくあちこちに出現するのであった。翌日、はやっちをイエローサブマリンに連れていきゲームを購入させたのは言うまでもない。
了